どうもNon太(@LoveWifeLives)です。
妻は昔から大好きだったRADWIMPS。
僕と妻が出会ったキッカケもRADWIMPSが始まりでした。そして妻の影響もあって僕も大好きになったバンド。
そのRADWIMPSが胎盤ライブと称して、ドームや大型コンサート会場ではなくZeppという小さな箱のライブ会場でライブをするという情報が入った数か月前。
そして大阪のライブ先行予約に申し込むも見事に不当選…その後に賭けた一般応募でも全くネットに繋がらず惨敗。
妻と出会ったキッカケのRADWIMPSのライブ。先行抽選外れて一般もネットに全く繋がらなかった…惨敗。 先行も一般も転売軍団が無数にいるんやろうけど、せっかく小さいハコでzepp難波でのライブやったから残念すぎる結果。
— Non太 (@lovewifelives) 2015, 10月 31
そして2週間程前、追加ライブということでまさかのMr.Childrenとの対バンでライブをするというじゃありませんか!
しかもしかもこれまたZepp東京というライブ会場で。
こんな豪華なのは東京に行ってでも絶対見るべきだ!と思って、今回はアドレスを新たに作って申し込み先のe-plusに会員登録し、6個もの応募を試みたにも関わらず…惨敗!!
あかん!! 11/28のRADとミスチルの胎盤ライブ…申し込んだのに全部外れた…!! しかもYahoo!のオークション、転売目的でまだ当選してないのに出品して先行しすぎやろ!!!
— Non太 (@lovewifelives) 2015, 11月 24
とまぁ、全くもって応募先のe-plusさんには鳴かず飛ばずの返事しか来ませんでしたが、一言モノ申したいわけですよ。
ジャニーズの嵐のライブコンサートの時って、何十万円もするらしいしこんなレベルは比にもならないんだろうけど、それも含めてイチRADファンとしてはこの状況は何とか聞いてほしいんですよ!
転売の状況について
Zepp TOKYOのホームページによると、実は2,700人ぐらいが収容人数なんです。
RADWIMPSもMr.Childrenも大きなドームや競技場などでもバンバンライブをやって何万人って集められるアーティストなのに、その2バンドが対バンで収容人数2,700人の会場でライブが開催されるということは、とてつもないプレミアチケットであることが理解できると思います。
どこかのサイトでは当選倍率50倍とも100倍とも言われています。
だからこそプレミアチケットとして価値が跳ね上がっているのは分かりますが、転売野郎が多すぎて悲しくなるんです。
ヤフオクの場合
2015年11月25日 AM9:00頃のスクリーンショットを撮ってみました。
とまぁ、活況に出品されています。ざっと30個ぐらいでしょうか。
これだけならまだしもなんですが、下記の画像は先行抽選の結果が発表される前のヤフオクの状況です。
どういう事かと言うと、出品者もまだ当選結果が出ていないので、チケットを用意できるかどうかが分かっていないままに出品しているんです。
しかも、オークションページでは、「まだ入札しないでください」、「後ほど更新します」、「更新がないのに入札した場合は、落札者都合でキャンセルします」などと書かれていることまで無茶苦茶なんです。
プレミアと分かっているものなので、当選するために僕らでは想定出来ない程の数を応募したり、様々なビジネス努力を行っているんでしょうが。
当選しているか分からないままに出品するのはどうかなーと思いました。
チケットキャンプの場合
チケットの転売時には、こちらはオークションではなく出品者が最初に価格を決めて出品するチケットキャンプというサイトがあります。
こちらにも多数のチケットが出品されています。
ヤフオクと同様になかなかな値段です。しかもチケット代は別途って…んなアホな!な説明が目立ちますね。
転売防止対策をしているアーティストも多数
こういった転売防止としての対策を行っているアーティストも多数いますね。
参考として、何個かの記事をピックアップ↓↓↓
●オークション対策チケットシステム EMTG インタビュー
参考URL⇒EMTG
この始まりはコブクロだったようですが、会員登録をしたり顔写真を申請したりさらには有料会員ってのもあるみたいなので、確かに手続きで面倒と言えば面倒です。
でもチケット+顔写真付きの証明書となると、なかなか転売には結び付けられないでしょうね。
顔写真付きの証明書としてのEMTGカードを忘れたら一巻の終わり…。
これは只今妊活中でライブは封印しているマキシマムザホルモンが過去にライブを行っていた際に設けられていたサイトです。
チケットにプラスして、本人確認証として顔写真付きの証明書か、顔写真付きなしの証明書を2枚必要としています。
特に未成年で免許証を持ってない人たちは、顔写真付きの証明書って言ったらパスポートしかないので、そういう意味で顔写真付きなしの証明書を考慮しているんでしょうが、多分これでも転売はなくならないんでしょうね。
過去にはチケットと一緒に保険証を郵送して、ライブが終わったら返却してもらうというようなシステムでやられてましたし。
こちらは比較的最近の話題で、ももクロのライブにおけるチケット転売防止措置の話しです。
昨年末に開催されたライブで実際に運用を開始した「顔認証システム」だとか。
チケット購入時の顔写真登録と、ライブ当日の顔写真撮影で一致かどうかを見極めるって。すごい技術…。
でも確かにこれだったら転売したい人は太刀打ちできないですよね。チケット購入時にも顔写真の登録が必要なんですから。
ファンのためと言っているが、自分のためでもある!?
転売したい人がライブチケットを購入しようが、本当にライブに行きたい人が購入しようが、チケットが売れるという点ではアーティストの収益には関係がありません。
チケットが売れればその分収益になるのは一緒ですから。
ただ、アーティスト側はファンの人にチケットが行ってほしいのは確かな本心であると思いますが、実は裏の心もあるはずです。
実際の来場者数が少なくて盛り上がりに欠ける
もし転売屋が買い占めまくってヤフオクなどで売ろうとしても、あまりに高値で売れなかった場合、そのチケットは最終的には紙くずになります。
そうなると何十人、何百人分のチケットが余ってしまう可能性があるんです。
でもこれは転売屋もビジネスでやってるので、売れなければ安くしてでもどうにかして販売していくだろうし、そもそも売れないチケットの転売は行わないでしょうから、あまり心配はないと思いますが。
グッズの収益が減る
アーティストとしてはこれが一番の問題な気がします。
本来の正規の値段だったら5,000円だったチケットが抽選で外れて(転売屋が買いまくってる)しまい、どうしても行きたいからオークションで購入したとして、その価格が10倍の50,000円だったとします。
すると、本来グッズにあてようとしていたお金が全て飛んでしまい、泣く泣くグッズの購入は諦めてライブだけで我慢する、という人もたくさんいるのではないかと思うワケです。
こうなるとアーティストや運営側も、ライブチケットの他にグッズの収益も見込んでるわけですから、それがなくなってしまうのは痛いと思うはずです。
そういう事も含めて、転売したチケットじゃなくて正規のチケットを買ってくれ~!なんて言っている裏の声もあるはずです。
ちなみに、これはこういう心理は悪い心ではないと思ってます。アーティストも人間ですから、利益が出ないと活動が出来ませんからね。
転売で助かる人がいるのも事実
本当に行こうと思ってた人が行けなくなった時
これは僕の経験談でライブというよりは野外フェスでのお話しです。
今では関西では一番とも言われている「京都大作戦」という10-FEETが主催している野外フェスが毎年夏に行われています。
開催初年度の予定だった2007年は台風で流れたのはおいておいて、その翌年の2008年に開催された時、僕は普通に一般でチケットを購入しました。
友達4人で行く予定だったので4枚応募し、今では考えられないと思いますが、最初はチケットが残るぐらいに普通に買えたんです。(その後完売になりましたが)
今みたいに抽選がなかったということです。
チケット当選後、2人の友人が都合が悪くなり行けなくなったと言うのです。他の友達で行ける人を探しましたが見つかりません。
そして仕方なしにヤフオクで売ることにしました。
その時は何となく出品しましたが、1枚約6,000円ぐらいだったチケットが1枚18,000円ぐらいで売れたんです。(出品時は完売してました)
それ以来京都大作戦のチケットは毎年完売になり、転売屋が目をつけてヤフオクが活況になるという構図が生まれています。
要は「本当に行こうと思ってた人が行けなくなった時」というのは、ヤフオクがあって助かったー!となるのです。
もしなければ、数千円、数万円が紙くずになるところでしたからね。
ライブ情報にうとかった人や見逃した人のチャンスカムバック
「〇〇のライブがあって、〇日が応募日だから忘れずに応募しよう!」と思ってて、つい忘れて先行抽選のエントリーを忘れてしまった人って僕だけじゃないはず。
こういった時にチケットがヤフオクにあると助かったりしますね。チャンスのカムバックなわけですから。
こういう場合は、少々高値になってても自分のせいだからということで、我慢できるわけです。
チケット転売 / まとめ
チケット転売の是非はもう何年も前から騒がれてますが、結局は主観的な答えしか出せないんじゃないかと思います。
今回の僕のように、どうしてもライブに行きたかった人間がチケットを入手できなかった場合、「転売する人がいるから、当選確率が下がるんだ!」と思ってしまい、「転売は悪」と考えます。
一方、京都大作戦の話しのように、「急に行けなくなった際の救済場」として、チケットがさばければ「転売があって良かった~」と考えるわけです。
同じ人でもその時々によって気持ちが変わるわけですから、このイタチごっこは永遠に終わらないでしょうし、ずっと付きまとう問題なんだと思います。
でも、ホントはほかのところにお金をかけられたのに、チケット価格が高騰してしまい、そのチケットを購入するためだけにしかお金が使えなくなるというのは、いささか疑問が残ってしまいますね。
もう徹底的にももクロのライブの時のような顔認証システムを導入するか、諦めるかの2択しか道はないかなと思います。
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