大阪の都心部にあって、交通の便も良い動物園と言えば天王寺動物園。
生後10ヶ月を過ぎた我が家の息子ニョロ助も、日に日に感情が豊かになり、テレビや街中で見かける動物への視線がどんどん熱くなってきたので、先日動物園に行ってきました。
まだ歩けないので、ベビーカー時々抱っこひもで。
羊とたわむれたりレッサーパンダやマレーグマに手を振ったりと、楽しいひと時を過ごせたのは確かですが、ベビーカーではなかなか大変な一幕も。
なので実際に自分が感じたことをベースに、ベビーカーに乗った月齢の低い赤ちゃんと一緒に天王寺動物園に行こうとした時に、気をつけたいポイントやおすすめなどをご紹介したいと思います。
「まだ歩けない」、「動物の種類も分からない」といった子供と一緒に行く場合には参考にしてもらえる点があるはずですよー!
ベビーカーで天王寺動物園に行く時の注意点やポイント
楽しいポイントもいっぱいの天王寺動物園。
カップルや大人だけ、もしくは一人でしっかり歩ける子供と行くなら特に心配することもありません。
ですが、ベビーカーに乗った子供と一緒に行く時に、知っておくと良いかもしれないポイントについてまとめてみました。
アフリカサバンナゾーンは難易度高し!
天王寺動物園の中でも人気のエリアがアフリカサバンナゾーンです。
キリンがいたりライオンがいたり、動物園の中でも人気の動物たちがたくさんいます。
そうは言っても、「動くものに対して興味を惹く」といった月齢の赤ちゃんには難易度高めのエリアでした。
その理由は下記の通り。
鑑賞エリアから動物までの距離が遠い
▲数年前に妻と二人で行った時に撮影した写真。大人には問題ない距離ですが。
これはどこの動物園も同じかもしれませんが、鑑賞出来る場所から動物までの距離が遠いです。
タイミングが合えば、動物たちが近くに寄ってきてくれることもあるのかもしれませんが、僕等が見た時はかなり遠かったです。
キリンの隣にあった木と同化してしまっていたのか、ニョロ助にはキリンが判別できてませんでした。笑
何があるのかわかっていないニョロ助は、何が楽しいの?といった感じでした。
寝てて動かない
これもただ動物としての習性なので、天王寺動物園に限った話ではありませんが…
人気のライオンはなかなか寝てて動きません。
これもキリンの時と同様、色味が似ていたからか、ライオンと岩を一緒のものとして見てたようです。
動くものに反応しやすい10ヶ月の赤ちゃんには、寝ているライオンにも気付きませんでした。
ベビーカーで柵の目の前まで行くのが難しい
今回一番痛感したのがこれです。
アフリカサバンナゾーンでは、各動物ごとに鑑賞スペースが用意されてましたが、その鑑賞用の柵の目の前までベビーカーごと行くのがかなり難しかったです。
仮に行けたとしても動物まで距離があるし、視線を高くしないといけなかったり、ベビーカーに座ったままだと見えないこともしばしば。
結果、僕か妻のどちらかがニョロ助を抱っこして人混みをかき分け柵の前まで行き、もう1人は柵から離れたところに置いたベビーカーで待機、みたいな状況になりました。
理由としては、週末の混雑も重なったことも否めませんが、柵周辺のスペースが狭かったことも挙げられます。
これは仕方のないことだとは思いますが、結論としてベビーカーだとアフリカサバンナゾーンは鑑賞するのが難しいと感じました。
ふれあい広場の羊たちに大喜び!超おすすめ!
もちろん楽しい場面もたくさんあります。
今回ニョロ助のテンションが1番上がっていたのがふれあい広場です。
ここは羊などの動物に実際に餌をあげることが出来て、子供だけじゃなく大人も楽しめる場所になってます。
餌をくれ~と、動物も目の前まで来てくれます。
さすがになんでも口に入れる時期なので、餌をあげたり羊に触ったりはしませんでしたが、目の前に羊がいるのでニョロ助も楽しそうでした。
ベビーカーのままでも柵の目の前まで行けるので、間近に動物たちを見ることが出来ます。
餌を買うためには大行列が出来てますし、昼を過ぎると売り切れることもあるようなので、その点は注意です。
が、ただ見てるだけでも楽しめるスペースなので、ちっちゃい赤ちゃんがいてもおすすめの場所です。
マレーグマもおすすめ!
まだニョロ助が生まれる前、妻と2人のデートで天王寺動物園に来たことがあり、その時にも1番見ていて面白かったのがマレーグマです。
なぜなら、全く落ち着きがなく動き回ってるから。
クマまでの距離もそこまで遠くなく、且つ常に動き回ってるので、ニョロ助も「動いているもの」と判別出来て飽きることなく楽しそうに見ていました。
▼手を振るニョロ助
10ヶ月ぐらいの赤ちゃんが動物園に来るなら、距離が近い&よく動く、は必須項目のようです。
その良い例がマレーグマといった感じです。
動いていればレッサーパンダも良い!
▲過去に行った時には寝ていたレッサーパンダ。
今回行った時は起きているレッサーパンダに出会えたので、マレーグマと同様に動き回っててニョロ助も楽しそうに見ていました。
▼また手を振るニョロ助。
荷物が多い時は手荷物預かりを使うのも良いかも!
赤ちゃん連れで行くと、何かと荷物が多くなります。
我が家はベビーカーの足の部分に強引に荷物を押し込んでますが、園内をゆっくり自由に回るなら、手荷物預かりを使うのも手かもしれません。
新世界ゲートを入ってすぐのところ(あとコアラ館前にもあり)で対応してもらえますよ。
新世界ゲートから入ったなら右回りにしておけば良かった
▲天王寺動物園の園内Mapです。
左の黄色いエリアが「アフリカサバンナゾーン」です。
僕たちは新世界ゲートから入場して、すぐにアフリカサバンナゾーンに向かい、
という事態になったり、そこから左回りで見て回っていく中で、時間のタイミングもあってニョロ助が寝てしまったり。w
個人的なことはさておき、新世界ゲートから入って右のエリアの方が、月齢の低い子供にとっては見やすいエリアだと思いました。
鳥とかクマとか猿とか。
距離も近めで常に動いている動物たちがたくさん見られるので、ニョロ助も終始大興奮でした。
個人的なイチ意見でしかありませんが、右回りで回ると最初から楽しめると思います。
動物園は楽しい / まとめ
ニョロ助が生まれる前、まだ妻と2人だった頃にもデートで来たことのある天王寺動物園。
その時には全く気にならなかったのに、階段のことや見やすさや造りなんかも気になったりで大変な場面もありました。
そうは言っても動物たちを見ているだけで楽しいのは間違いないので、また近いうちに動物園に行きたいなぁと思っています。
天王寺動物園は我が家からも近くて行きやすいのですが、週末の混雑ぶりが激しかったので、また行こうとなかなか思えないでいるのも事実ですが…。
総合的には、ニョロ助ふくめ家族3人が楽しめたので良いのですが、一つ言えることはアフリカサバンナゾーンだけは結構大変ということです。
ベビーカーで天王寺動物園に行こうと思っている人は、ぜひ参考にしてみてください。