トリップアドバイザーが発表している「外国人に人気の日本の観光スポット」というランキングで、2014・2015・2016年と3年連続で第一位を獲得している伏見稲荷大社。
日本に住んでいるなら一度はこの神社の名前を聞いたことはあるでしょう。
そんな超有名な観光スポット「伏見稲荷大社」ですが、今回はそこにお得に節約して行く方法をご紹介したいと思います。
伏見稲荷大社へ行くには、JRを利用したり京阪電車だったりバスを利用して行く方法がありますが、その中で一番おすすめしたいのが昼特きっぷを使ってJRで行く方法です。
しかもこの行き方が一番お得に行ける上に一番早いというおまけ付きです!ぜひ参考にして下さい。
JR以外で伏見稲荷大社へ行く方法
伏見稲荷大社へ行く場合、JR・京阪・京都市バスの3つが主な方法です。
今回のメインはJRで行く方法ですが、出発地点によってはそれ以外の方がお得に行ける場合もあるので、先にJR以外で行く方法を紹介しておきます。
京阪で行く場合
JR以外の電車で行く場合、京阪電車を利用する方法があります。
京阪を利用した方がお得なのは、主に大阪だったら難波を起点に向かう人です。
その他最寄り駅が京阪沿線の人は、もちろん京阪で行った方がお得に行けると思います。JRと比べるとスピードは遅いものの電車賃は比較的安いので。
下車する駅は【伏見稲荷駅】です。
▼なんば駅を起点として伏見稲荷駅へ向かう電車ルートの例
上記は週末の乗り換え検索で見つけたルートです。
地下鉄御堂筋線でなんば駅から淀屋橋駅まで行き、その後京阪に乗り換えて伏見稲荷駅へと向かうルート。
これだと電車賃は580円(地下鉄180円、京阪400円)で行ける計算となります。
なんば駅からわざわざJRを利用するには、少し歩いてJR難波駅を利用したり地下鉄まで梅田まで移動した後にJR大阪駅へ向かうことが必要になりますが、実はこの行き方だと京阪よりも高くなる行き方になります。(昼特きっぷを使ったとしても)
京都市バスを利用する場合
電車以外にも京都の市バスを利用して伏見稲荷大社へ行く方法があります。
基本的に京都の市バスはややこしいので、乗り方が理解できないならおすすめしません。(理解すれば簡単ですが)
しかも京都駅出発が基本になるので、それだったら京都駅から出発のJRを利用して向かった方が楽です。運賃にしてもJR京都駅⇒稲荷駅は140円に対し、市バスの運賃は230円ですからね!w
一応下記にバス乗り場や方法を書いておきます。
▼バス乗り場に掲示されている「主な観光地へのバスのりば」
上記赤枠で囲った場所に、伏見稲荷大社へ行く場合のバス乗り場とバス系統が書かれています。
乗り場は【C4】で、系統は【南5 or 急行exp105】となっています。
▼バス乗り場が書かれた掲示板
上記の赤枠で囲った場所が【C4】のバス乗り場ですね。(※この掲示板は京都駅の中央改札口を抜けた後、真っ直ぐ進めばすぐ発見できます。)
C4のバス乗り場に着いたとしても、この乗り場に来たバスならどれに乗ってもいいわけじゃありません。ここにも色んな行き先のバスが行き来します。
そこで乗るのは【南5】もしくは【急行exp105】系統のバスになります。※急行Expは主に観光地を結ぶバスに付けられているだけで、急行と書かれているからと言って別料金とか一切ありません。
乗り場と行き先が分かったから後は自分で調べる!と言う人は、以下のページから京都市バスのことを調べられます。
上記リンクから京都市交通局のページに行って時刻表を見てもいいのですが、とにかく分かりにくいです…。
なので、以下のリンクがそれぞれの系統の時刻表に直接飛べるページになります。
⇒【急行Exp.105系統】稲荷大社・竹田駅東口行きの時刻表ページ
簡単に日中の時間(10時~15時頃まで)で言うと、毎時5分・35分が南5系統のバスが、毎時20分・50分が急行Exp.105系統のバスが出ており、毎時4本のバスが京都駅前から出ています。
京都駅前から乗車して、降りるバス停は「稲荷大社前」となります。
▼稲荷大社周辺とバス停のMAP
MAPで書いたように、京阪「伏見稲荷駅」の西側に稲荷大社前のバス停があります。そこから5分ぐらい歩けば伏見稲荷大社の入口ともいえる「楼門」に到着出来ますよ!
昼特きっぷを使ってJRで伏見稲荷大社へ行く方法
前置きが長くなってしまいましたが、今回の本題である昼特きっぷを使いつつJRで伏見稲荷大社へ行く方法をご紹介したいと思います。
今回は大阪駅 or 新大阪駅を起点とした場合に限定してお話ししますが、昼特きっぷの概要がどんなものか、どうやって購入するのか等は以下の記事で確認してください。
⇒大阪・京都・神戸(元町)間を移動するなら昼特きっぷがかなりお得! 平日の昼間や土日の移動にはJRを活用しよう!
⇒みどりの券売機で昼特きっぷを買う方法。クレジットカード支払いが一番お得!
料金はどれくらい安くなるのか?
大阪駅の隣駅が新大阪駅ですが、普通に切符を買って稲荷駅へ行った場合、料金差が発生します。
▼大阪駅⇒稲荷駅の乗り換えルート&料金 / 乗車料金840円
▼新大阪駅⇒稲荷駅の乗り換えルート&料金 / 乗車料金760円
上記の様に、隣駅にも関わらず普通に切符を買って行った場合、大阪駅からの出発の方が80円高くなります。
所用時間は乗り換え含めて約40分で到着するので、さすがはスピードが速いJRですね!
普通乗車券(ICOCAやPiTaPaも同じ)で行った場合は料金差が発生するにも関わらず、昼特きっぷを利用した場合は大阪駅発の京都行きも新大阪駅発の京都行きも値段は変わりません。
どちらを出発駅としても京都駅までは350円で行けます。
では、京都駅までの昼特きっぷを持っている場合に、さらに必要になる乗車運賃は京都駅⇔稲荷駅間の運賃のみです。
▼京都駅⇔稲荷駅間の乗車料金
はい。京都駅⇔稲荷駅間の料金は140円です。
ということは、大阪駅(新大阪駅)~京都間の昼特きっぷ代が350円、京都駅~稲荷駅間の料金が140円で、合計490円で稲荷駅まで行けることになります。
普通に切符を購入していく場合と比べると、大阪駅からなら350円、新大阪駅からでも270円も安く行けるわけです。もちろん片道分でこの値段です。
これが2人分、さらには3人分の往復となれば1,000円~2,000円も安くなる場合があります。
これこそが、昼特きっぷを使ってJRで行くことを一番おすすめする理由です。
ICカードでの乗り越し精算は出来るパターンと出来ないパターンがあるらしい
僕はJRに乗る時は普段はPiTaPaというICカードを利用しています。
なので電車に乗る時にわざわざ切符を買うことはないし、改札をピッとするだけで料金は自動で計算してくれて後日クレジットカードから引き落とされるってやつですね。
ICOCAは毎回チャージしないといけないので面倒だから使いません。
で、乗り越し精算について。
これは実際に試したわけじゃないですが、試す前に直接駅員さんに質問してもらった回答が以下です。
例えば大阪駅で昼特きっぷを入れて改札を通過、その後電車を乗り換え稲荷駅に到着した場合。
この時に必要なのは、京都⇔稲荷間の乗り越し料金ですね。
この場合は改札に切符を通した時に、ICカードをピッとかざせば京都⇔稲荷間の料金分(140円)だけ自動で計算されるみたいです。
これは普通の切符でも同じですね。
では逆に、ICカードで稲荷駅の改札を通過し、電車を乗り換え大阪駅で降りる場合。
この場合が、改札では自動で乗り越し精算が出来ないらしいのです。(試せばよかったのですが、先に駅員さんに質問してしまい出来ないと言われたため、そのまま窓口でICカードで140円分だけ精算してもらいました。)
なので出来ないパターンの場合は、改札横の窓口で精算してもらえればOKです。(自動精算機で乗り越し精算が出来るかは聞いてないのでわかりません…)
昼特きっぷを使ってJRで伏見稲荷大社へ行くのがおすすめ / まとめ
海外では超が付く程有名な伏見稲荷大社。
世界的にも有名になっている観光地京都からも近く、手軽にいける場所にある上にがっつり観光出来るスポットでもあります。
同じ行くにしても、数分の手間だけで1,000円も2,000円も安くなるなら使わない手はないですよね!
ぜひ伏見稲荷大社へ行くなら、昼特きっぷを賢く使って楽しんでもらえればと思います。
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大阪駅or新大阪駅を起点として行く場合です。
もし難波駅を起点としたアクセスの場合は、京阪で向かった方が安くなります。