どうもNon太(@LoveWifeLives)です。
先日、ザ・リッツカールトン大阪の中にある高級フランス料理店「ラ・ベ」に行ってきました。
ちょっとした高級料理の経験はあっても、ドレスコードまであるレストランでの食事は初めて。
服装もテーブルマナーもアルコールのことも全部心配ではあったものの、あまり考えずに「自分たちが料理を楽しむ」ということだけを考えて行きました。
結局のところ行ってみて思ったのは、そんなに心配しなくて良かったということです。
とは言っても、何も分からないままだと心配が晴れるわけではないと思いますので、初めて行く時に知っておくと安心できることを6つご紹介します。
- 服装について
- 飲み物について
- テーブルウォーターとミネラルウォーター
- ナイフとフォークの使い方
- 店内でのカメラ撮影について
- パンのお代わりについて
上記6つについて僕が実際に行った時のことを書いてますので、これで安心して行ってもらえればと思います。
1.服装について
まず高級料理店と言われると見た目から心配になりますよね。
「ラ・ベ」はドレスコードが設けられているお店です。
ドレスコードと一概に言われても、どこまでオシャレすれば良いかわからないし、スーツじゃないといけないわけでもなさそうだし、結婚式のようなドレスアップをしないといけないわけでもなさそうだし…
でもカジュアル過ぎて浮くのも嫌だし…と、考えれば考えるほど良くわからなくなってしまいます。
なので、僕たちの服装を見てもらえれば安心できるはずです。
▼今回妻と2人で行きましたが、僕たちの服装はこんな感じでした。
僕の服装は、上は普通に襟付きの白シャツに黒ジャケット。
下はベージュのチノパン。
靴は紺色のスエード生地の靴、といたって普通の格好です。
オフィスカジュアル一歩上ぐらいでしょうか。
白シャツでピリッと清楚感をアピールです。
ちなみに、スエードの靴は絶対一足は持っておいた方が良いです。
3,000円程度~売っていて、革靴のビジネスシューズほどかっちりしていないし、でもカジュアル過ぎない落ち着きも得られるので。
妻の服装はというと、写真でも分かるようにグレーのセットアップでまとめています。
それに靴は黒のくるぶしまでのミディアム丈のブーツに黒のパンストをはいてます。
と、こちらもドレスアップというには遠く及ばず普段のお出かけでも出かけられるし、ちょっとオシャレ感、といったぐらいの服装でした。
妻が来ていたセットアップはNOSTALGIAというお店の商品で、残念ながら既に売切れてしまっています。
でも、その他にもここのお店は値段も割安な上に生地もしっかりしているらしいで、女性の方のこぎれいな服はこちらが良いかもしれません。
僕らが行った時、男性はスーツの人が多かったのは事実ですが、ノーネクタイはもちろんのこと、僕のようにオフィスカジュアルテイストな服装の人も何人も見かけられましたので、そこまで心配はいらないんじゃないかと思います。
最初は僕もジーパンに白シャツに黒ジャケットで行こうかと考えたのですが、何となくジーパンは気がひけたのと、白スニーカーも違うかな?と思ってたので、そこだけ注意すればそんなに気にしなくて良いかなといったところ。
女性の服装に関しても、6組ぐらいグループがあった中で、ちゃんとホントにドレスアップ(ドレスを着てネックレスも真珠のぶっといのしてる)してる人は1人だけでした。
他は妻と同じような服装です。
ただ、パンツスタイルで来ている人も見かけませんでした。
なので、こちらもジーパンやパンツスタイルではなく、スカートスタイルという事にだけ気を付ければ問題ないと思います。
ということで、「ラ・ベ」に行かれる方への服装アドバイスとして、そこまで気にしなくて良いということです。
2.飲み物について
僕たちは今回お食事券をもらえていたので、それを持参して行きました。(お食事券についてはリッツカールトン大阪のHPをご覧ください)
余談かもしれませんが、レストランを予約するんだったら断然一休 から予約することをおすすめします。
たまに思いっきり安く行ける場合があります。
というわけで、お食事券ということもありもとからコース料理で決まっていたのですが、やはりドリンクは自分たちで頼まないといけません。
席に着き程なくして、料理が出てくる前にまず「ドリンクはいかがなさいますか?」と聞かれます。
フランス料理と言えばワイン…と連想してしまいますが、僕は基本的にワインは全く飲まない。
妻に至ってはお酒自体そんなに飲まない。
さてどうしようかと一瞬悩んでいたら、店員さんからも「シャンパンやスパークリングワインなど…」と言われ始めました。
と思考を巡らせていたら、さらに店員さんは「ビールなどもご用意できます」という救いの言葉が…。
結果、僕はビールをオーダー。
妻はお酒は苦手なので、「アルコールじゃない飲み物はありますか?」と聞いてみると、ノンアルコールのドリンクがあったのでそれをオーダーしました。
名前は忘れましたが、ぶどう系のドリンクです。
▼それで乾杯した写真がこれ
ちなみに、ビールは1杯1,300円、このぶどうジュースは1,000円します…。
想像以上に高すぎ…だし、量少な!wって思いました。
というわけで、飲み物に関してはワインやシャンパンを飲まないといけないとか、オーダーしないといけないなんて一切ないですから、安心して好きなものを頼めばいいと思います。
ただ、あまりに調子に乗って頼みすぎると、せっかくお食事券で無料で楽しめるコースなのにドリンク代だけで結構な金額になりますので、そこだけ気を付けましょう。
3.テーブルウォーターとミネラルウォーターについて
お酒を頼んでいた場合は言われないかもしれないのですが、僕たちの場合、妻がノンアルコールドリンクを頼んでいたので聞かれたのかもしれません。
「テーブルウォーターかミネラルウォーターはいかがですか?」と。
僕の感覚では「お冷」という感覚で受け取ってしまい、「ください」と答えました。
すると、さらに「テーブルウォーターかミネラルウォーターはどちらになさいますか?」と聞かれるじゃありませんか。
迷ったのも束の間、良く分からなかったので「ミネラルウォーターで」と回答しちゃいました。
これが間違いだったのかもしれません。
このミネラルウォーター、その価格1,100円!
メニューを見てビックリ。
お会計のレシートを見てビックリという…完全に舐めてました。
オーダーした水をはっきり覚えてなかったのですが、レシートにPannaと書かれていたのでこちらでした。
ボトルでおろしてくれるので、グラスの中の水が減ってきたら店員がスッと来て注いでくれます。
ちなみに、これがもし「テーブルウォーター」と回答していれば…どうなったのかは分かりません。
最初は「テーブルウォーター」が無料の水だと思ってたのですが、食事の最後の方に「お水はいかがですか?」と聞かれているので、テーブルウォーターもミネラルウォーターも有料の水なのかもしれません。
というわけで、高いお金を払ってまで水を頼みたくない人は、「テーブルウォーターかミネラルウォーターはいかがですか?」なんて聞かれた時に、
と言うと、無料の水をもらえるのかもしれません。
僕が一つ言えるのは、背伸びする必要はありませんが、サービスを受けに行っているのに全てにケチケチするのもどうかと思いますので、お酒や(ノンアルコール)ドリンクを1杯ぐらいはオーダーした方が良いんじゃないかなーとは思いますね。
4.ナイフとフォークの使い方
フランス料理と言うと、ナイフやフォークの使い方にもマナーがあって…
外側から使っていって…
など、色々とマナーに気を付けないといけないと思ってしまいますが、この「ラ・ベ」では安心して大丈夫でした。
というのも、最初に着席した時のナイフやフォーク、お皿の配置はこんな感じです。(ブレブレですが)
一番左に置かれているのが、後ほど配られるパンの置き皿とバターナイフだったりします。
その他置かれているのは、左にフォークが1つ、真ん中にお皿とナプキン、右にナイフとスプーンが1つです。
大丈夫と言うのは、着席してナプキンをかけてなかったら、「ナプキンをお掛けください」だったり、「こちらの料理は右にあるスプーンを使ってお召し上がりください」と言った風に、ナイフやフォーク、スプーンが数種類あってどれを使った方がいいのか?という場面で、料理が来た時にちゃんと説明をしてくれました。
さらに、料理が来たのでナイフとフォークを使って食べる。
▼
食べ終わったら両方ともお皿の上に乗せておく。
▼
お皿と一緒に下げてくれる。
▼
新しいナイフとフォークがセットされる。
▼
その後に料理が運ばれてくる。
という流れだったので、どのナイフを使えば…など、そんな風に迷うことなく安心して食べられるというわけなんです。
料理途中と料理終了のナイフとフォークの置き方
僕が事前に知ってたマナーはこれだけです。
これをやっといた方が良いというわけではありませんが、やっておいた方が無難だというだけです。
料理が運ばれてきたらナイフとフォークを使って食べますが、料理がお皿にまだ残っている時に「お下げして宜しいですか?」と聞かれることはまずありません。
ですが、少し一休みしたい時やまだ途中ですよを伝えるナイフとフォークの置き方は、カタカナの「ハ」の字に置きます。
そして、フォークは丸くなってる方が上になるようにして置きます。
▼こんなイメージ。
次に料理は全部食べ終わったので下げてほしい、もしくはもう食べられないので下げてほしい時などの「下げて良いですよ」を伝える置き方は、時計でいう大体3時か4時のところにナイフもフォークも隣り合わせにして置くんです。
この時のフォークの置き方は、刺す方が上になるようにしておきます。(一番最初にセッティングされている時と同じ置き方です。)
▼こんなイメージ。
というのが、ナイフとフォークの置き方です。
「ラ・ベ」ではナイフとフォークは毎回食べ終わりに下げて新しいものを出してくれたので、終わった後は全部お皿の上に乗せておけば大丈夫でした。
料理が食べ終わった時に「ハ」の字で置いたままにしていても下げてはくれるでしょうが、「こちらはお下げして宜しいでしょうか?」なんて毎回聞かれるかもしれませんね。
そうならないように、ナイフとフォークの置き方マメ知識ぐらいは覚えておくとスマートかもしれません。
5.店内でのカメラ撮影について
僕のようにブログで紹介しようと思ってたり、記念撮影をしたいと思う人もたくさんいると思います。
店内もお客さんでがやがやとしていればいいですが、居酒屋ではないので賑やかにはなりますがうるさいというものではありません。
そんな時に、スマホや一眼カメラの「カシャ」という音が鳴り響くのが大丈夫かどうかって結構心配になりますよね。
結果的には、店内をスマホで撮影しても全く問題はありません。
ただ僕はアプリで無音カメラを持っているので、撮影した時に「カシャ」という音がならずに撮影が出来たので、非常に役立ちました。
▼このアプリです。
このfoodieはホントに便利で、撮影時に音が鳴りません。
そして食べ物はめっちゃ綺麗に撮ってくれます。
飲食店などでも、まわりでカシャカシャばっかり聞こえてくると不快に感じる場合がありますが、そういった時にもマナーモードにしておくだけで、いつ撮ったのか分からないぐらいにスマートに撮れちゃいます。
ただ、料理の写真だけじゃなく、妻と2人でも撮りたかったのでその時は店員さんにお願いしました。
「すみません。写真って撮ってもらってもいいですか?」と聞くと、「もちろんですよ!」と答えれくれて、快くiPhoneで撮影してくれました。
▼その写真がこちらです(顔だけは伏せておきます~)
料理の写真はfoodieで、こういった記念撮影はiPhoneの純正カメラで「カシャ」と音が鳴る方で撮りましたが、全く持って問題ありませんでした。
それに加えてミラーレスの一眼カメラでも撮影してもらったのですが、それもOKでしたので、スマホだろうが一眼カメラだろうが、音が鳴ろうが鳴らまいが撮影は快く受けてもらえます。
まぁ羽目を外しすぎなければ、どういったカメラでも問題ないということでしょう。
6.パンのお代わりは自由!
コース料理だったのですが、パンも食べることが出来ました。
このパンは通常のバターの他にハーブ入り?のようなバター、その他2種類の塩を用意して食べることが出来るんです。
▼こんな感じで用意してくれます
パンはもちろん数種類から選べますし、何度でも食べられるんです。
僕らは恐らく3回はおかわりしたと思います。笑
おかげでお腹がいっぱい。
こちらがパンのことを言わなくても、店員さんが「パンのお代わりいかがですか?」と聞いてきてくれるので、恥ずかしがらずにほしい場合はもらいましょう。
このクリームパンとライ麦(だったかな)のパンがおいしいです。
料理の写真も載せておきます
せっかくなので、今回のコースの料理写真も載せておきます。ちゃんとした料理名は全く分かりません…。
▼前菜の前の料理
ただ一言、サクサクしてて美味しいというものでした。
▼前菜的な
これにはきのこが入っていたのですが、キノコ嫌いの僕でも全然問題なく食べられるあっさりした感じ。
▼フォアグラの料理
美味しいんですけどね、脂が半端ないです。
好きな人には好きだろうけど、少し重さもありました。
▼魚の料理
これは下にしかれているクリームとの相性が抜群で美味しかったですね。
▼鴨肉料理
今回のメインディッシュでした。
先ほどの2人の記念撮影はこの時に撮ってもらってます。
このお肉が柔らかいのなんのって、それはそれは柔らかいお肉でしたよ!
妻が「鴨肉って臭いイメージがあって好きじゃないけど、このお肉はおいしー!」って感激してましたから。
▼お口直しの一品
ちょっと酸っぱいので、確かに口直しには良かったかも。
▼デザート
洋梨のデザートでした。
果物の中でも梨が超大好きなのでテンションが上がります。
奥のドリンクは酸っぱさが勝っちゃいましたが、洋梨は甘味がしっかりあってすんごく美味しかったです。
▼コーヒーと紅茶
コーヒーはかなり濃かったです。w
ちなみに砂糖とミルクもありますが、砂糖はこんな棒で出てきますのでこれをかき混ぜて溶かします。
▼プティ・フール
コーヒーまで出してもらった後、最後にプティフールと言って一口サイズのお菓子を運んできてくれて選べます。
これもいくらでも頼んでいいのですが、もうお腹がパンパカパンだったので2、3個にとどめました。
甘ったるいよりもフルーツ系のお菓子といったものが多かった気がします。
ザ・リッツカールトン大阪 「ラ・ベ」 / まとめ
今回初めて「ラ・ベ」というフランス料理店に行きました。
正直行く前は、少し片意地をはってしまってた気がしますが、行ってみると意外に店員さんとも話が出来るし楽しい時間を過ごせました。
一流のお店だから一流の人しか行ってはいけないだとか、一流のマナーを完璧にこなさないといけない、なんてことはありません。
知っておくべきは最低限と自分の中でのマナーです。
飲食店だからといって、こっちはお金を払ってるんだからという態度で行くのはマナー違反ですし、お店のルールにはちゃんと従って対等に楽しむべきものだと思います。
初めて「ラ・ベ」に行くことになった時、なかなかしっかりと参考に出来るものがなかったので今回記事にしてみました。
少しでも参考になれば幸いです。
明日、同じく券を使ってランチに行きますが、少々不安があり大変助かりました。
ワインは好きですが、怖くて頼めそうもありません。
お水も値段を聞いてからお願いすることにします。(^^)
ありがとうございました。
makataさん
無事に楽しまれているなら良いのですが…。
料金を気にせずに楽しむのが一番良いのは分かってますが、さすがに水一杯に1,000円以上となると身構えてしまいますよね。w
コメントありがとうございます♪