こんばんは。Non太です。
この世に生を受けて生きている限り、人間誰しも今までで一度は嘘をついた事があるでしょうね。
さて、この【ウソ】。
僕の会社の同僚が今そのウソに苦しんでるんじゃないかなという時で、見ていて不憫だったし、そういう事がないように自分自身への反面教師にするために書きたいと思います。
自業自得で始まったウソ
僕の同僚(ややこしいので、ここではJ君とします)は、僕の2歳年上で結婚もしており、2児の子供に恵まれています。
J君の奥さんも元々はスタッフだったので僕と顔見知り。結婚式にも出席しましたし。
そんな幸せそうなJ君なんですが、ところがどっこいJ君は大の女好き!だけに留まらず、こと女関係の話しになると平気でウソをついてしまうタイプだったんです。
細かい話しは僕は知りませんが、今までで2回か3回ぐらい浮気がバレてしまっており、ほぼ結婚生活は破綻状態になってしまっています。
1年ほど前、J君の浮気がバレた時は本当にヤバかったらしく、
- 今すぐ女性の携帯のメモリーを全て消す。
- 禁煙する。もう二度と吸わない。
- これを破ったら即離婚。
という条件を突き付けられたそうです。
もう奥さんの方には愛はないらしく(周りからの又聞きなので信憑性はわかりませんが)ただ、子供がJ君を慕っており、今後父親不在で育児をしていくのは嫌だということで、離婚はしないという状況でした。
ここで僕が言いたいのは、J君の最近の女遊びは良く知りません。まぁ多分治ってないと思ってます。
次に禁煙について。僕はたばこを吸わないので喫煙所にそもそも行かないのですが、つい先日あまりに天気が良かったのにデスクワークばかりで疲れたので、ほんの軽い気持ちで気分転換に屋上に向かいました。
何の気なしに屋上を進んでいくと、なんとJ君がこっそりたばこを吸っていたんです。本当にこっそりと。
今までもすれ違う時にたばこっぽい匂いで臭かったり、席を立ってから随分とデスクに戻ってこないなぁーと多々思う事もあったのですが、そういうことだったんだと合点が行きました。
こういうこともあり、女遊びも辞められてないんだろうな、というのが僕の結論です。
何が言いたいかというと、J君は会社内の全員に禁煙をした、と言っていました。(一応気付いてるのは僕だけかもしれませんが)
そしてもちろん奥さんには禁煙してると言っているんだと思います。(これも恐らくたばこを吸わない人からしたら、一瞬で匂いでバレると思いますけど)
こういう形で、J君は自業自得でウソをつき続けないといけない状況になったのです。
ウソにウソを上塗りすると、もう元の色には戻れない
まさしく言葉通りです。
ウソを付く心理とかは良くわかりませんが、結局まずいことを隠すがためにウソを付く事が多いと思います。
先のJ君の事を例に出すと、浮気がバレてしまい、許してもらうための約束事(再度の浮気だったり禁煙)を破ってしまってるわけですよね。もし禁煙してない事がバレてしまったり、はたまた再度の浮気がバレてしまうとか、もう一瞬で全てがパァになっちゃいますよね。
約束事を破ってしまった以上、この夫婦関係が破綻しないようにウソを付くしかない。そうしてどんどんウソを上塗りするしかなくなるんです。そうなるともう元の色には戻れません。
簡単にイメージ出来るようにお話しします。
ウソを付く前の一番初めの色は、真っ白の絵具だったとします。そこに一つウソを付いてしまった。赤色の絵具を足しましょう。ピンク色になりますね。
次にたばこを吸ってる事が僕にバレました。会社内で禁煙してるって事にしといてくれ!って僕がお願いされたとします。(本当はされてませんし、わざわざ言いふらす事をしてませんが。)ここでまたウソを上塗りするんですね。青色の絵具を足しましょう。紫色っぽい感じになりますね。
ウソの上塗りというのはこういう事です。一つ上塗りをしてしまうと、一番最初の真っ白には戻れなくなってしまうんです。
戻るためには、全てを捨てる選択しかありません。ウソを付いた事を謝罪し、正直に話すしかなくなるんです。
ウソを付くことでごまかす心理じゃなく、ウソでごまかさない強い精神をみにつける!
今回で例に出したJ君ですが、恐らく瞬間瞬間はバレてないからホッとするようなこともあると思いますが、その瞬間が過ぎた後はウソかどうかの境目もわからなくなり、バレないように工作をする事に必死になってると思います。
嘘をついてごまかしがきいて安心を求められるのは、ほんのその瞬間だけです。
あなたはそれを毎日、毎時間、バレないように気を使いながらの生活がしたいですか?ということです。
ウソでごまかさない強い精神をみにつけるための方法は、
“とにかくまず正直に話す”
という事から始まります。
例えばで、僕のイベントの時によくあるお話しをします。
代理店から仕事の話しが来ました。スタッフが5人必要と言う事になりました。その準備は僕がする事になりました。代理店からは【予算が少ないから、人件費は一人\10,000しか出せない】と言われたとします。(実際にこんな安い事はまずあり得ませんが)。僕の会社ではスタッフを抱えていないので、スタッフを抱えている会社にスタッフ5人必要であることを言う事になります。
さぁ、ここであなたならどのように話しますか?
スタッフを抱えている会社からすると、僕の立場は仕事を与えている側の人間という事なります。
そんな時に8,000円しかないけど、スタッフを用意してくれと言いますか?会社としてやる以上、ボランティアで仕事はできません。だから10,000円で仕事を受けて10,000円を渡すおバカもいませんよね。
じゃあどうするか。
素直に言ってしまうんです。自分の仕事を受けた額が10,000円しかないと。ただ仕事である以上、利益0円では出来ない。無理なお願いである事は分かっているけれども、9,000円でお願いできませんか?と。
僕は結構こんな形で仕事はしていきます。
(一つ補足しておきますが、あくまで今までの人間関係を考慮しながらで言い方やどこまで話すかの内容は変わりますのでご注意を!)
人と人との関わりで社会は動いていくので、ウソを付かない事と同様に人の気持ちを理解できない人は世の中にはたくさんいますが、人の気持ちを理解しようとする心も大切ですね。
話しはそれましたが、そうやって素直に話すことでお互いがお互いにわだかまりもなく気持ちよくビジネスが進み、相手をおもいやる心を持ちながら進められる。これほどの理想はないかなとも思います。
こうやっていくことで、ウソをつかずとも物事の本質の話しが出来るようになったり、自然と強い精神は身についていくと思います。
正々堂々と生きた方が良い景色は見れる!
まとめるほどでもないですが、僕はもうウソを付いてごまかすためのウソをついたり、時間を費やしたりする事を辞めました。
どうしても無理だったら正直に話す。もしミスをして怒られるとわかってても、ごまかさず正直に話す。
(ここでも語弊がないように言っておきますが、ただやみくもに正直に話せばいいだけではないので勘違いしないでくださいね。)
そうやって生きていく方が、ずっと心は軽いし、気持ちも清々しくなると思います。
そうやって過ごしていく方が、僕はまわりの環境も変わっていったり、素晴らしい景色は見えると思うし、たとえ同じ景色を見てたとして心の持ち用で見え方は変わると思う。
同じ景色を見るんだったら、感動的で綺麗で心に響く景色を見れた方が良いですよね。
ウソをついついついてしまうクセ、ぜひ今日から意識していけるといいですね!
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