どうもー!僕の実家は奈良。妻の実家は名古屋。
そして現在住んでいるのが大阪と、実家と我が家が三府県にまたがっているNon太(@LoveWifeLives)です。
妻と結婚する以前、大阪と名古屋で遠距離恋愛をしていた頃、名古屋に行く時は決まって近鉄特急を使っていました。
理由は新幹線に比べて近鉄特急の方が安いから。
結婚し、正月に妻の実家に帰省するとなった時は、基本新幹線を利用して帰っています。
理由は近鉄特急に比べて新幹線の方が断然到着するのが早いから。
最近妻が里帰り出産をしていたため、大阪-名古屋間を頻繁に行き来することが増えたのですが、近鉄特急でも新幹線でもなく高速バスを利用してみました。
理由は値段は安いし移動中にやりたい作業に集中出来ると思ったから。
すると思った通り、自分には一番高速バスでの移動がしっくりくるという結果になりました。
とは言っても、状況によっては新幹線の方が良かったり、近鉄特急が都合が良い場合もありますよね。
この記事では、大阪-名古屋間を移動する際の手段「JR・近鉄・高速バス」について、所要時間や料金などで比較してみることにしました。
大阪-名古屋間の移動手段は主に3つ
大阪-名古屋間を移動する時に考える手段は、大体下記の3つが一般的。
それは、
- JR(新幹線)
- 近鉄(近鉄特急アーバンライナー)
- バス(高速バス)
です。
この他にも、JRでも新幹線ではなく近鉄でも特急ではなく、特別料金がかからない在来線を利用するという方法もあります。
なので今回は、
- JR(在来線)
- JR(新幹線/自由席)
- JR(新幹線/のぞみ指定席)
- JR(新幹線/ぷらっとこだま)
- 近鉄(在来線)
- 近鉄(特急アーバンライナー)
- 高速バス
で比較してみることにしました。
車移動ももちろんありますが、「公共交通機関を使った移動」をピックアップということで、ここでは取り上げていません。
以下、それぞれの移動手段においての料金や移動時間、メリット・デメリットを考察してみたいと思います。
※全て記事執筆時点での情報となります。
大阪-名古屋間の移動の最安値はどれか?
まずは移動手段別に最安値がどれか、料金順に表にしてみました。
JRは新幹線の発着である新大阪駅を起点とし、近鉄は特急アーバンライナーの発着駅である大阪難波駅を起点としています。
また、高速バスは大阪駅を起点としました。
全て大人料金のみの記載です。
大阪-名古屋間の料金 | |
---|---|
移動手段 | 料金 |
近鉄(在来線) | 2,360円 |
高速バス | 2,500円(※1) |
JR(在来線) | 3,350円 |
近鉄(特急アーバンライナー) | 4,260円 |
JR(新幹線/ぷらっとこだま) | 4,400円 |
JR(新幹線/のぞみ指定席)金券ショップ購入 | 5,800円前後(※2) |
JR(新幹線/自由席) | 5,830円 |
JR(新幹線/のぞみ指定席) | 6,560円 |
※1:安い時は1,500円~販売されていることがありますが、通常平均価格である2,500円で記載しています。
※2:金券ショップで販売されていた「名阪まる得切符」は、2017年12月31日で販売終了になりました。
結果的に料金だけで見ると、近鉄(在来線)で行くのが一番安い方法であることが分かります。
でも乗り換えの回数や所要時間などを考慮すると、近鉄の在来線はちょっと大変な気もします。
また、住んでいる地域によって難波駅や大阪駅まで向かう交通費がかかったりもするので一概には言えませんが、JRの新幹線はやはり高いですね。
でも、高い分だけ所要時間が短いというメリットもあったりします。
なので、次に移動にかかる所要時間についてまとめてみます。
大阪-名古屋間の移動で所用時間が一番短いのはどれか?
大阪-名古屋間の各移動手段における所用時間がどれくらいかについてです。
出発地が若干違うのでその分だけ相違はありますが、その点は一旦考えずに記載しています。
大阪-名古屋間の所用時間 | |
---|---|
移動手段 | 所用時間 |
JR(新幹線/のぞみ指定席) | 50分 |
JR(新幹線/ぷらっとこだま) | 1時間4分 |
近鉄(特急アーバンライナー) | 2時間9分(※1) |
JR(在来線) | 2時間37分(※1) |
高速バス | 2時間55分(※1) |
近鉄(在来線) | 3時間17分(※1) |
※1:乗車時間によって若干の変動があります。
新幹線の速さはダントツですね。
所用時間では、新幹線と近鉄アーバンライナーでも2倍以上の差があります。
時間が惜しい人は確実に新幹線がおすすめですね。
大阪-名古屋間の移動の料金と所要時間をまとめると
料金と所要時間をまとめた表が以下です。
大阪-名古屋間の料金・所要時間 | ||
---|---|---|
移動手段 | 料金 | 所用時間 |
JR(新幹線/のぞみ指定席) | 6,560円 | 50分 |
JR(新幹線/のぞみ指定席)金券ショップ購入 | 5,800円前後 | 50分 |
JR(新幹線/自由席) | 5,830円 | 50分 |
JR(新幹線/ぷらっとこだま) | 4,400円 | 1時間4分 |
JR(在来線) | 3,350円 | 2時間37分 |
近鉄(特急アーバンライナー) | 4,260円 | 2時間9分 |
2時間9分 | ||
近鉄(在来線) | 2,360円 | 3時間17分 |
高速バス | 2,500円 | 2時間55分 |
上記表を見てみると、料金は高いけど所用時間が短い新幹線を取るか、料金は安めの高速バスかと言った感じ。
近鉄特急は、金券ショップ販売がなくなって、あまりうまみがなくなったと感じます。
新幹線は通常購入すると高いしもったいないので、せめて金券ショップで購入してから乗車したいところです。
高速バスなんて事前の早期予約をしておけば、平日なら1,500円で乗車できる場合もあるので、実は一番お得だったりするので要チェックしたいところですね。
では次に、目的別に移動手段をまとめてみたいと思います。
早さを求めるなら断然新幹線(のぞみ or ぷらっとこだま)がおすすめ!
大阪-名古屋間を最速で移動したいなら断然新幹線がおすすめです。
料金や所要時間は以下の通り。
座席 | 料金 | 所用時間 |
---|---|---|
ぷらっとこだま | 4,400円 | 1時間4分 |
自由席 | 5,830円 | 50分 |
指定席(のぞみ) | 6,560円 | 50分 |
指定席(のぞみ)金券ショップ購入 | 5,800円前後 | 50分 |
一番安いのはぷらっとこだまですが、こちらは当日購入が出来ず前日までの購入が必要になります。(ネット申込の場合は乗車日の5日前まで)
事前に予定が分かっている場合には、ぷらっとこだまでの移動がおすすめと言えます。
また、当日急に思い立って移動しなきゃ!となった時には、金券ショップでのぞみのチケットを購入するのがおすすめです。
金券ショップにも行くのが難しいという場合には、自由席で行くのもアリです。
自由席と言っても時間帯によってはほぼ満席なんてこともありますが、連休のような乗車率100%以上みたいなことはあまり見られません。
1泊予定なら日本旅行の「新幹線+宿泊セットプラン」がおすすめ!
新幹線で移動し、且つ1泊もするという場合、日本旅行が提供している「JR・新幹線+宿泊セットプラン」を利用すれば、一番節約出来る場合があります。
旅行会社を通して予約をすると考えた時、会員登録が必要で面倒くさい…と思いがち。
ですが、会員登録をせずとも購入可能ですし、自宅に新幹線チケットなども送付してもらえるので、窓口に行く必要もなければネット申込だけで完結できます。
新大阪-名古屋間を移動するのと同時に移動先で1泊するという場合には、かなり格安でお得に移動できることがあるので、一度公式ページで検索してみることをおすすめします。
大阪・名古屋間で、新幹線往復に1泊付で13,000円~のプランが見つかることもありますよ!
公式ページ:JR・新幹線+宿泊セットプラン / 日本旅行
新幹線より安く、絶対電車で行きたい場合は近鉄特急アーバンライナーで!
新幹線よりは時間がかかってもいいから安く且つ電車で行きたいという場合は、近鉄特急のアーバンライナーです。
個人的には、金券ショップでの販売が終了してしまって、利用する価値が大きく減少したと思ってますが…。
座席 | 料金 | 所用時間 |
近鉄(特急アーバンライナー) | 4,260円 | 2時間9分 |
少しでも安くしたいという場合、金券ショップでは株主優待のチケットを購入して乗車することで、数百円は安くなることもあります。
近鉄特急アーバンライナーを利用する場合は、少しでも安くするために金券ショップを利用しましょう。
アーバンライナーにはコンセント付きの車両もあります
新幹線には電源のコンセントが付いているのは良く知られた事実ですが、アーバンライナーにもコンセントが付いている車両があります。
ただ残念ながら、旧型の古い車両などにはコンセントは付いていません。
▼古い車両
この車両に当たった場合には、残念ながらコンセントは付いていません。
▼比較的新しい車両
この車両の場合には、前の座席の背もたれ部分にコンセントが付いています。22600系の車両らしいです。
が、常時走っている車両ではないので、当たった場合はラッキー程度に思っておくぐらいで、基本的にアーバンライナーにはコンセントはないものと思っておく方が無難かもしれません。
公式ページ:近鉄特急のご案内 / 近畿日本鉄道
バスの座席が苦手じゃなければ高速バスをおすすめしたい!
バスの座席が苦手という人もいるのですが、それが大丈夫であれば、大阪-名古屋間の移動で一番おすすめしたいのは高速バスです。
料金と所要時間は以下の感じ。
座席 | 料金 | 所用時間 |
---|---|---|
高速バス(Willer/ウィラー) | 1,500円~3,000円 | 2時間55分 |
高速バス(高速バスネット) | 1,500円~3,000円 | 2時間53分 |
事前の予約を早めにした場合、大阪-名古屋間の移動で最安値は間違いなく高速バスです。
なぜ一番おすすめしたいかというと、とにかく安く、物事に集中出来る環境があるからです。
新幹線もアーバンライナーも、自分が座っている座席の横を色んな人が何度も行き来します。そして色んな駅に停車します。(窓側の席でも結構気になってしまうタイプです)
そういったことが高速バスにはありません。
一度乗ってしまえば、基本的に停車するのはサービスエリアに1回休憩があるぐらい。
これも1時間ほど乗車した後の停車で、ちょうど良いタイミングで外の空気を吸えて良い気分転換になります。
そして移動時間が約3時間なので、一冊の本を読み切るにもちょうど良いし、プラスアルファで仮眠を取るなんてのも出来ます。
これが新幹線の50分だと短すぎると感じるし、アーバンライナーの2時間だと仮眠か読書かどちらかしか出来ないぐらいの時間配分になってしまうので、ちょうど3時間が僕には最適なんです。
大阪-名古屋間の高速バスならWiller(ウィラートラベル)一択で十分!
高速バスは色んな会社が運行しています。
その中で、大阪-名古屋間の高速バスを探すならばWiller(ウィラートラベル)だけで十分事足りると感じます。
価格は基本的に安いですし、最安値であれば1,500円で移動できます。
また、予約する時のネットの使いやすさを見ても感覚的にサクッと操作できるので、ゴチャゴチャしていなくて簡単です。
もちろん車両内にはコンセントも付いています。
大阪-名古屋間の高速バスを探すなら、Willer(ウィラートラベル)で検索すれば十分安く快適に移動できるのでおすすめですよ。
公式ページ:【ウィラートラベル】
もし万が一移動希望日の座席が埋まっていた場合には、僕は高速バスネットを第二候補として持っています。
なぜなら、こちらもネットからの申込みの操作性が楽だからです。
Willer(ウィラートラベル)は自社便の運行をしてますが、高速バスネットは予約代行サイトと言えるので、色んな会社のバスの予約を取ることが出来ますよ。
公式ページ:高速バスネット
大阪-名古屋間の移動 / まとめ
大阪-名古屋間の移動について、それぞれの手段の料金と所要時間で比較してみました。
最後にまとめておくと、
- とにかく早く移動したいなら金券ショップで購入した新幹線のぞみか、ぷらっとこだまがおすすめ
- 新幹線よりは安い方が良いけど、でも電車で移動したい場合にはアーバンライナーがおすすめ
- バスが苦手じゃなく、とにかく安く移動したい場合には高速バスがおすすめ
といった感じになると、個人的には思います。
僕は高速バスは嫌いじゃないしサービスエリアでの休憩がなぜかお気に入りなので、高速バスが一番おすすめですけどね。
ぜひ参考にして下さい。
コメントを残す