先日、こんな記事を読みました。
詳しくはリンク先の記事を読んでもらえればと思いますが、車椅子からの視点でどんな風に思い感じるか等々のことが書かれています。
ごりらさんという方が書かれた記事なのですが、この記事を読んで全く何も気にしていなかった自分が恥ずかしくなるぐらい、
綺麗ごとは抜きにして、気付いたからと言って僕が社会に訴えかけられるほどの貢献が出来るか?
でも思いました。
もし例え多目的トイレが空いているからと言って安易に使ってもいいやじゃなくて、それを求めている人が求めている時に利用できるように配慮して行動しようと。
道端に落ちているゴミを全て拾っていくことは出来なくても、気付けた時には積極的に拾ったりゴミ箱に入れたりしようと。
交差点や線路を渡ろうとしている車椅子の人がいたなら、いきなり声はかけなくても困っていそうなら声をかけて手伝おうと。
毎日の中で、ちょっとしたほんのささいな心がけをしていこうと。
偽善者と言われようが何と言われようと、人として思いやりの心が拡がっていく行動をしていけるように心がけたいと思っています。
そしてそれは小さな行動だったとしても、少しずつ輪になって広がっていけばもっといいなと思うんです。
これこそ、ブログ運営者として情報発信者として、僕が実践したいと思っている一つの形です。
「知らないことを知る」キッカケを作っていきたい
今回のごりらさんの記事を引き合いに出させてもらいますが…
もちろん車椅子という存在自体は誰だって知っているはずです。僕も知ってます。
けど、車椅子の生活がどんな感じでどんな風に感じるのかまで、考えを巡らすことは自分の人生ではほとんどありませんでした。
それが先程ご紹介した記事を読むことで、ほんの少しだとはいえ知ることが出来たんです。
世の中に無数にある記事の中のたった1つの記事を読んだことで、僕は知らなかったことを知るキッカケを得られたわけです。
そこで僕のブログです。
ありがたいことに毎回読みに来てくれる方がいるおかげで、検索してたどり着いてくれる方がいることで、月間で何十万回と読まれるブログに成長することが出来ました。
なので世間に対して何かを伝えたいと思った時、自分の友人一人に伝えるよりもブログを通して伝えた方が、今では広く情報を発信できるようになっていると言えるでしょう。
これ(アクセスがあること)を利用して、お金を稼ぐことも生活をするためという点では大切ですが、それよりももっと強い想いになっているのがこれです。
僕のブログを読むことで、知らないことを知るキッカケにしてほしい。
とは言っても、ブログ運営で言われる情報発信をしようだとか、ためになる記事を書こう!といった、知らないことを知れる記事なら何でもいいと思っているわけじゃないんです。
記事を読んだ人の心に思いやりの気持ちが拡がるような、「知らなかったことを知れた」にしたい
何度も引き合いに出して恐縮ですが、こちらの記事を読んで僕がブログでやりたい一つの形が明確になりました。
それが知らないことを知れるキッカケを作るというもの。
でも、今まで自分が書いてきた記事を初めて読んでくれる人がいた場合、さらには検索してたどり着いてくれた場合、大体知らなかったことを知れることになるはずです。
知らなかったことがこのブログの文を読むことで理解してもらえるような、そういう視点で書いている記事がたくさんありますから。
- 知らなかった税金のことを知れた。
- 知らない旅行先の情報を得られた。
- 行ってみたいけどどうやって行けばいいのか分からなかったけど、ブログを読んで分かった。
どれも「知らないことを知る」キッカケになっているのは事実です。が、ここで取り上げたいのはこの話ではありません。
【知らなかったことを知れた⇒良かった良かった。これで一件落着!】
というのではなくて、
【知らなかったことを知れた⇒よし!少しでも心に留めて自分も心がけていこう!】
と、心に少しだけでもいいから思いやりの気持ちが拡がるようなことを発信していきたいと思っています。
たった一人の一つの思いやりが人の心をあたためる
例えの話がガラリと変わりますが、世間では妊娠中の「マタニティマーク」についての議論が頻繁に行われます。
お腹がまだそこまで出ていない妊娠初期だから大丈夫だろうなんてとんでもない話で、妊婦さんの大変さは初期だろうが中期だろうが関係なく言葉では言い表せない程に大変なものです。
でも残念なことに、このマタニティマークを付けているからと言って、意味不明に嫌がらせを受けることがあるそうです。
ホントに有り得ない事ですが、そうやって人の心を傷付けるのは人間の行動です。もし自分がそんなことを受けたらひどく落ち込むし傷付きますよね。
もしそんな落ち込んでいる時、マタニティマークを見て妊娠していることに気付いてくれた人が「体は大丈夫ですか?席座ってください」って声をかけて席を譲ってくれたら…。
その妊婦さんはどんな思いになるでしょうか。
人の心を傷付けてしまうのが人間の行動ならば、あたためるのもやっぱり人の行動なんです。
仮に僕のブログの記事でマタニティマークの話を書いて、それを読んで妊婦さんが大変だという事実を知った人がいたとします。
今まで気にしたことはなかったけど、電車に乗る時には少しでも気にして妊婦さんがいたら席を譲るようにしようと思ってくれたとします。
後日、実際にマタニティマークを付けた人に遭遇したので、ちょっと恥ずかしかったけど声をかけて席を譲った人がいたなんてことがあれば…。
これはあくまで想像の話しであり、起こった出来事としてはほんの小さな事でしょう。
でもこういった小さな思いやりが、配慮が出来る人たちが増えれば、世の中ってもっと優しさで溢れるはずですよね。
たった一人の一つの思いやりある行動が、人の心をあたためていくんです。
そのためのキッカケを作ることが出来る。それも一つのブログの在り方であると確信しています。
ブログで実践したい一つの形 / まとめ
人によっては重たいと思うテーマかもしれません。
でも、僕のブログは雑記ブログなので何でも書くことが出来るという素晴らしいメリットがあります。
これがカテゴリーを絞っているブログだったり、商売用のブログだったりするとテーマ外のことで書きにくかったりもするかもしれませんから。
なので、こういうテーマで世の中が少しでもあったかくなるようなこと、思いやりの優しさが拡がっていくことも、たくさん発信していきたいと思います。
もちろん今までと変わらずに、夫婦のことや想いの話はもちろん、くだらないことや体験したことなども書き綴っていきます。
が、その中でブログの実践したい一つの形として、思いやりの心を持つキッカケにしてもらえるようなこともいっぱい発信していきたいと思います。
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