住んでいる街によって若干の違いはあれど、赤ちゃんが生まれると自治体の人が育児に関する相談や指導をするために家を訪問する制度があります。
僕が住んでいる大阪市では、「新生児等の訪問指導」と呼ばれる制度になっています。
生後28日以内の新生児及び3か月児健診までの乳児とその母(または養育者)のいる全家庭への保健指導を行います。
妻は里帰り出産を行ったため、ニョロ助(息子)が生まれて1ヶ月までは妻の実家で暮らしていました。
なので、「新生児訪問」と言いつつ助産師さんがやって来たのは生後2ヶ月の頃。
色んな質問に対して回答したり、今後必要なことについての説明や案内を受けて所要時間45分で終了でした。
実際にどんなことをしたのか、記録として残しておこうと思います。
新生児訪問を受けるまでの流れ
妊娠をしたら自分が住む役場で母子手帳をもらいますが、大阪市の場合、その母子手帳の中に「新生児出生連絡票」という青い紙が挟まっています。
▼新生児出生連絡票
赤ちゃんが生まれた後、この用紙に必要事項を記入してポストに投函すれば区役所から連絡が来るので、その電話で訪問日時の調整を行い、決定した日になれば助産師さんが家に来るという流れです。
この紙には、「赤ちゃんが生まれたらすぐにこのはがきを出しましょう」と書かれてますが、僕はニョロ助が生まれて約3週間が経ってからのポスト投函でした。
新生児の身長や体重、その他必要なことは出産した病院側が母子手帳に記入してくれていると思うので、それをそのまま転記します。
また、連絡先など全ての電話番号は夫である僕の番号を記載しましたが、特に問題はありませんでした。
連絡がほしい時間帯を夕方17:30以降と記載しましたが、ちゃんとその通り(18:00頃)に電話がかかってきたので、電話が出られない時間帯があるのであれば、記入しておくと良いかもしれません。
ちなみに電話では、訪問可能日時は朝の9:00~17:00の平日のみと言われています。
新生児訪問でやったこと
約束の時間の10分前に助産師さんがやってきました。
訪問日時を調整するための電話をかけてきた人=訪問する人だったので、何となく安心です。
母子手帳を見ながらの質疑応答
母子健康手帳を渡し、色々と質疑応答があります。
- 1ヶ月検診の状態がどうだったか
- 現在は母乳だけでやっているのか
- うんちの回数は1日どれぐらいか
などなど
こういった質問に回答しながら、育児をしている中での疑問を投げかければその都度説明してくれます。
予防接種の説明
生後2ヶ月を過ぎると予防接種を受け始める頃になります。
この訪問を受けたのは2ヶ月になる少し前だったので、予防接種に関する説明も色々と受けました。
詳しくは僕も知らなかったですが、赤ちゃんが受けないといけない予防接種はものすごい種類があります。
色々な理由(副作用が大変だとか、予防接種は意味がないとか)で受けさせないという選択をする親もいるようです。
ですが、受けとかなければ何かと生きづらい世の中なので、ニョロ助には頑張って摂取してもらおうと思います。が、とにかく多くてビックリでした。
小児科ではやっていない予防接種(BCG)もあるようで、それは区役所で受けられなお且つ無料で摂取が可能、という説明を受けたり出来ました。
何か不安があればここでも色々と分かる範囲で(と言ってもかなり一般論ではありますが)答えてくれますよ。
身体測定
簡易ではあるものの、ここで身体測定(身長と体重だけ)をしてもらいます。
この記事の一番最初に載せている写真も、ニョロ助が体重測定をされている時のものです。
▼違うアングルからの体重測定の時の写真
この季節だったので裸でも寒くありませんでしたが、おむつ以外は脱いで測定します。
母子手帳に書かれている成長曲線に合わせて、標準かどうか等の説明がありました。
ニョロ助は、大きめの平均的な身長体重とのこと。
知らないおばさんに抱っこされても、終始ご機嫌で過ごしてくれていたので良かったー。
ママ達が集まれるセンターの紹介など
最後に▲のような冊子をもらいました。
ここには子育てをしているママさんたちが集まれる(基本母親をメインに話してました)センターの場所が書かれていることや、この場所ではこんなことをしているよ~みたいな説明を受けました。
予防接種を受ける前でも少しずつなら外出をしてもOKだけど、予防接種を受けてからの方が安心かもねと言われました。
ここもあくまで一般論として教えてくれます。
こうしてあっという間に45分が過ぎて、助産師さんは帰っていきました。
良く話題にされてるけど部屋は綺麗にしなきゃいけない?飲み物は出した方が良い?
新生児訪問がどんな感じなのかチラッとネットで調べてみると、「部屋は掃除をしておかないと何か言われるのか?」、「お茶や飲み物は出した方が良いのか?」等々で心配になる人がいるみたいですね。
我が家は人が入るので少しばかり整理しましたが(夫婦ともに家にいたのでニョロ助をどちらかがあやしておけば掃除が出来た)、ピカピカにして迎えるほどきれいになんかしていません。
普段通りです。というかそこまで気にしませんでした。
そして、部屋のことをなにか言われるとか、赤ちゃん用品が揃っているかいないかとか、そういった類のことは何も聞かれません。(当たり前ですがw)
話したのはじっくりニョロ助のことだけです。
なので、助産師さんが座れるスペースぐらいを確保しておければ、例え汚くても何か言われたり指摘されたりするわけじゃないので、あとは自分の問題なだけかなと。
あと飲み物を出したかどうかについては、我が家は冷たいお茶だけ出しました。(季節的に6月で暑かったので)
妻がニョロ助を抱っこしながら話を聞きつつ、僕は手が空いていたので出せたまでです。
もし妻一人で助産師さんの対応をしていてバタバタするなら、出さなくてもいいんじゃない?と言っていたと思います。
実際お茶を出してどうだったかというと、助産師さんは対応が終わるまで一切口にしなかったし、退出寸前に「お茶いただきますね」と言って一気に飲み干されていたので、ちょっと余計だったかな?とも思ったりもします。
助産師さん達は仕事として訪問するので、飲み物が出てこないからと言って何でじゃコラー!みたいなことはないし、あったら逆に問題でしょうし。
それでも心配になるなら小さなコップでお茶でも軽く出しておけば、助産師さんもサッと飲み干すことが出来るし自分も出したと思えるので、それだけで十分だと実際に訪問を受けた今は思いますよ。
大阪市の新生児訪問 / まとめ
初めての新生児訪問でしたが、これから受けるって人には、個人的には部屋のこともお茶を出すか出さないかも、そんな気にすることなく助産師さんを迎え入れれば良いよとだけ言っておきます。
ホント気にするだけ面倒なので、軽く座れるスペース確保して赤ちゃんと一緒に話を聞いとけばそれでOKですから。w
つくづく夫婦で一緒に子育て出来るのって良いなと思います。
今回の新生児訪問も一緒に話を聞けて、一緒に内容を理解して、育児にいそしめますからね。
夫婦で一緒にやっていれば、どっちかだけが子育てばっかりしていて…みたいなことにもならないし、精神的にも安定します。
夜中に泣き止まない等を一人だけで耐え続けるのは、結構しんどいものですからね。
そういう点でも、二人でやれていればかなり余裕を持って育児が出来るのは間違いありません。
とは言っても、新生児訪問は特別二人で受けておいた方が良いというものでもありませんでしたが、今後訪問予定の人は参考にしてください。
次のニョロ助の予定は予防接種だー!
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