どうもNon太(@LoveWifeLives)です。
2015年、開創1,200年としてたくさんのイベントを行い、さらに有名な観光スポットになった高野山。
紅葉シーズンは綺麗な景色が見られるということで、事前調べを念入りに行い、妻と二人で高野山デートをしてきました。
紅葉の色付きのタイミングが良かったのもあって大満足の旅となりましたが、しっかりプランを立てることでスムーズに楽しめました。
今回実際に行った時の感想も含めて、「高野山・完全満喫日帰りプラン」としてご紹介したいと思います。
では、行ってみましょう!
電車で行く高野山~難波駅から高野山駅までの道のり~
まずは電車で難波駅まで向かい、そこから南海電車で高野山駅を目指します。
▼南海・なんば駅前のエスカレーター
朝早めの旅だったので、出勤するサラリーマンを横目に、僕たち夫婦は旅に出ました。
▼7:48発の電車に乗る予定
事前に調べた通りの電車に乗ることが出来ました。
南海電車に乗る時のワンポイントアドバイス
ここでは、実際に南海電車で高野山へと向かう際に、注意しておきたいポイントやおすすめをご紹介しておきます。
高野山へは高野山・世界遺産きっぷを買って行こう!
詳しくは現地についてバスの乗車のところでお話ししますが、高野山を効率良く楽しむためにはバスの移動は欠かせません。
高野山・世界遺産きっぷは現地で乗車できる、バスのフリーチケットも一緒にセットになっているので、かなりお得になるんです!
バスには絶対乗らない!というなら不要かもしれませんが、まず間違いなく買っておいた方がお得になると思いますよ。
南海難波駅発の電車は、進行方向前2両に乗るのがおすすめ!
南海難波駅から電車に乗車する場合、必ず進行方向に向かって前2両の車両に乗車する方が良いです。
高野山に電車で向かう場合には、【極楽橋駅】というところで必ずケーブルに乗り換えないといけないのですが、そもそも極楽橋駅までの直通電車が難波からはほとんど発車されていないんです。
途中【橋本駅】というのがあり、そこで一度乗り換えて【極楽橋駅】まで向かうことになります。
▼要するにこんな行程です。
ここで大事なポイントは、難波発の電車は車両数が多いのに、橋本駅で乗り換える電車の車両数は圧倒的に少ないということです。
▼【橋本駅】から極楽橋行きの電車に乗り換える際、駅のホームではこんな感じになってます。
図で見てもらえれば分かるように、進行方向3両目より後ろの車両の人たちが乗り換えのために後ろからワーッと押し寄せます。
橋本駅から極楽橋駅までは40分ぐらいかかるので、出来れば座って移動した方が後が楽です。
そういう意味で南海難波を出発する電車は、進行方向前の2両目までに乗っておいた方が良いということです。
橋本駅以降、高野山駅までは座れなくても気にしない!
橋本駅からの電車に座れたら、後は極楽橋駅まで1本です。
そして極楽橋駅からケーブルに乗り換えて高野山駅を目指しますが、このケーブル電車の乗車時間は5分程度。
混雑していて立たないといけなくても短時間なので問題ないでしょう。
▼極楽橋駅に到着しました。
▼ここでケーブルに乗り換えます。
ここでは特に着席出来なくても5分程度なので良いかなと思えます。
▼ケーブル車内から見える景色を堪能してるとあっという間です。
▼高野山駅到着後は階段を登って改札を通ってバス乗り場へと向かいます。
高野山駅到着後からバス発車時間まではスムーズに!
電車の乗り換え検索をすれば、自分が高野山駅に到着する時間を事前に把握できると思います。
高野山駅に着いたはいいけど、バスの発車まで20分も待たないといけない!なんてならないように、事前に高野山駅の到着時間とバスの発車時間の連結を見ておいてスムーズにした方がスマートです。
高野山駅から発車しているバスは【南海りんかんバス】という会社になりますので、こちらのHPから時刻表は検索できます。
高野山駅の到着時間とバスの出発時間は大体連結がスムーズにいくようにしてくれているので、あまりダラダラせずにバス停に向かった方が良いですよ!
難波駅から高野山駅までの道のり / まとめ
高野山に到着するまでで一番気にしないといけないのは、到着するまでに疲れないことです!
現地についてもそれなりに歩くことも多いので、到着までの移動には出来るだけ体力温存に努めるのが賢明です。
そのために電車は座って移動、待ち時間のイライラをしないようにするタイムスケジュールを組んでおくことが大切かと思います。
高野山は奥之院から観光を始めるのがおすすめ!奥之院の見どころやワンポイントアドバイス!
高野山駅に到着して一番最初に向かう場所。
それは絶対に奥之院から観てまわることをおすすめしたいです。
「奥之院」と名前の通り、高野山一帯でも一番奥まった場所に位置しているので、最初か最後に見るというのがベターです。
でも、もし最後の観光スポットに持ってくると、結局高野山駅からはどんどん離れながら観光していかないといけないので、あまりおすすめ出来ません。
ということで、日帰りで高野山観光を満喫する最適ルートは「奥から攻めて手前に戻ってくる」ルートです。
バスは「奥の院口」で降りて向かう
高野山駅からバスに乗り、奥之院へと向かうわけですが、降りるバス停は「奥の院口」がおすすめ。
理由としては、奥之院の1つの見どころである、戦国武将のお墓を全て見ることが出来るからです。
奥の院口でバスを降りて進めば、色んな見どころを堪能できますよ!
▼奥之院には戦国武将のお墓がたくさんあります。
こういったお墓を横目にどんどん進んでいきましょう。
いくつもの戦国武将の墓を過ぎて出てくるのは、御廟橋(ごびょうばし)です。
▼御廟橋
こちらを渡って、奥之院のメインどころとなる弘法大師御廟へと向かいます。
弘法大師御廟を参拝
弘法大師御廟は、撮影や飲食など全て禁止となっています。
御廟の橋を渡ってからのことをざっくり書くと、以下のようにまわりました。
- 灯籠堂でお参り
- 左周りでぐるりと灯籠堂をまわります
- 御廟で再度お参り
- 灯籠堂の地下への入口があるので、そこでもお参り
- 御廟の橋には戻らず左の砂利道ルートを使って水向地蔵方面へ行く
帰りは御廟の橋を渡らずに水向地蔵の前に行くルートです。
▼水向地蔵
この水向地蔵は、御廟橋の入口から向かって右側にあるのですが、弘法大師御廟のお参りを済ませて、さらに左手の砂利道ルートを通って戻ってきてからお参りすることをおすすめします。
英霊殿の紅葉は見どころ抜群!
水向地蔵を超えた左手に見えてくるのが「英霊殿」という建物ですが、ここの紅葉も見応え抜群だったので立ち寄るのがおすすめです。
【奥の院前】というバス停からバスに乗って高野山中心地へ
奥之院の観光が終われば、次は「奥の院前」というバス停を目指していきます。
▼奥之院前バス停
高野山の中心地へと戻る場合は、このバス停から乗車するのが一番簡単で楽ですよ。
かなりざっくりまとめてますが、奥之院の行き方や見どころ、バスの乗り方などは、以下の記事で細かく解説していますので、ぜひ参考にしてください。
高野山のランチは混雑必至!ワンポイントアドバイス
奥之院からの続きとなりますが、奥之院の観光が終わるとそろそろランチが食べたくなる時間になりました。
「奥の院前」バス停からバスに乗車して、千手院橋あたりの中心地までは出るようにするのが良かったです。
が、中心地の方に来てもお昼時の高野山のランチは争奪戦になりますよ!
それぐらい混んでるか、ツアー団体予約のみで個人が入れないなどのこともありますので、しっかり調べておくことをおすすめします。
ランチをしたい時に降りるバス停は「小田原通り」がおすすめ!
「奥の院前」から乗るバスは高野山駅前行きか、大門南駐車場行きのどちらでも大丈夫です。
詳しくは南海りんかんバスのHPの路線図や時刻表を確認しておくとスムーズです。
ここでおすすめの降りるバス停は「小田原通り」です。
なぜかと言うと、バス停を降りてすぐにご飯屋さんがある上に食べ歩きにおすすめのお店も多く立ち並んでいるからです。
通常は、その先の「千手院橋」というバス停で降りる人が多いのですが、個人的には小田原通りの方が良いと思いました。
その上、次の目的地にしたい金剛峯寺までも徒歩で向かえる距離なので、ランチを食べてお腹いっぱいになった後の運動にも最適だからです。
あまりそこで降りる人がいないかもしれませんが、迷わずに「小田原通り」でバスは降りてしまいましょう!
精進料理以外のランチもそれなりにあります
奥之院をたっぷり観光して歩き回っていたので、お腹はかなり空いています。
この時で時刻はちょうど12:00頃。
ランチをしようと小田原通りでバスを降り、お店を探します。
高野山と言えば精進料理が有名ですが、個人的には精進料理の値段は観光地価格だし、そこまで食べたい気にならないので、普通のランチで十分だと思ってました。
なので、事前に精進料理以外でランチが食べられるお店を4店舗調べていたので、そこから選ぶことに。
以下の記事はその4店舗について書いているので、合わせて読んでもらえると良いかもしれません。
待ち時間なしで入れた上野屋を選択しました
まずは、バス停の小田原通りからすぐのところにある、梵恩赦に向かいました。
▼梵恩赦
中を見てみると、外人8割で満席…日本人は2組しかいなかった気がします。
平日でこの結果なので、週末になると恐らく超ごった返しているんだろうなと思われます。
すぐ食べたかったので、お店に入っても料理提供までは遅いだろうということで断念しました。
次に向かったのは中本名玉堂。
▼中本名玉堂の前にバスが停車しています。
バスが正面に止まっていたので正面からは撮影出来ていないのですが、バスの横に張り紙がありました…
「本日は団体予約で満席です。」とのこと。
行った日は平日だっていうのに、個人のお客さんは入れませんとのことでした。。。
なので、仕方なく断念。
次にこの周辺で自分が調べていたお店の候補が上野屋というお店だったので、その方向に進みます。
道中こんなお店も見かけました。
▼ミッチー中華飯店
お腹を空かせた若者が入ろうか悩んでました。
ちらりと中をのぞいてみると、空席はあるようでしたが、結局入らず。
▼上野屋に到着です。
中を見ると空席があったので、そのまま上野屋でランチをすることに決めました。
その理由は「お腹が空いてて早くお店に入ってご飯を食べたかったから」。
ちょっと辛口レビューとなりますが、上野家で食べた時のことは以下の記事でご確認いただけます。
高野山のランチ / まとめ
今回は精進料理を食べることを目的としなかった旅なので、最終的に上野屋という選択にしました。
精進料理にしても、メインストリートに位置するお店はかなりの混雑が予想されます。
紅葉シーズンならさらに、週末ならさらにさらにだと思います。
一本裏通りに入った、味は保証されないけどすぐ入れるお店か、待ち時間が長くても一定の味は保証されるお店のどちらを選択するかは、自分次第と言えます。
あくまで僕個人の見解なので、高野山でランチをしようという時の参考にして頂ければと思います。
高野山は食べ歩きが楽しい観光地
高野山には団子やお餅、饅頭のお店がたくさんあるので、食べ歩きするのも楽しい観光地になっています。
小田原通りでバスを降車すれば、降りてすぐ周辺に多数のお店が並んでいます。
しかも食べ歩きだけじゃなく、お土産として購入できるものもたくさん取り揃えられているので、お土産を選ぶ際にも良いかもしれません。
僕たちもランチ後でお腹がいっぱいだというのに、色々と食べ歩きましたのでご紹介します。
菓匠 松栄堂 本店のやきもち
まず最初に訪れたのが松栄堂です。
ここではやきもちを食べました。
かるかや餅も食べてみようかと思いましたが、まさかの売切れとのこと…。
週末だけの販売なのかもしれません。
▼やきもち
1個/110円です。
出来立てが食べたかったけど出来立てではありませんでした。
それでも十分に美味しかったからOKですけどね。
中はつぶあんになっています。
みろく石本舗 / かさ國
次に来たのが、松栄堂の隣にあるみろく石本舗というお店。
店頭で買うお餅のレジに、10人ぐらいの行列が出来ていました。
ここでも同様にやき餅を購入です。
店前にケースに入ったお餅が並んでますが、オーダーしたものを目の前で入れてくれます。
そして購入したのはこちら。
▼やき餅(草もちと白色のやきもち)
こちらも1個/110円です。
僕の中では草もち<みろく石のやきもち<松栄堂のやきもちという順位になりました。
ぜひ気軽に食べてほしい1品です。
濱田屋 / 胡麻豆腐
もう美味しい以上の言葉が出てこない程に感動したお店がこちら。
胡麻豆腐で有名な濱田屋です。
保冷剤や保冷袋を持参しないとお持ち帰り出来ない(お店で有料で売ってます。)というのは一部では有名なんですが、それを知らずに買いに来た人が「俺は客やぞ。俺が良いって言ってんねんから売れやー!」的な態度をする人には一切売らない主義を貫いてます!
そんなこと言う客はほっとけばいいと、本気でそう思うぐらいにメチャクチャ美味しいです!
こんな豆腐を食べたのは初めてなぐらいに感動した一品。
注文したのはもちろんメニューにある両方。
▼山葵(わさび)醤油
▼和三盆糖
お店のちょこっとした縁側のように腰かけられる場所に座って食べられるのですが、とにかく美味して、食感が豆腐とは違う新感覚です。
豆腐嫌いな妻でさえも、
と言ってました。
「豆腐を食べて初めて美味しいと思った」って言うぐらいに。
荷物になるので泣く泣く持ち帰りは諦めましたが、高野山に来たら絶対に寄っておくべきお店と言いたいです。
豆腐1個で300円と聞けば高い!と感じますが、決してそんなことはないと思えると思いますよ!
高野山での食べ歩き / まとめ
今回行ったのは密集した3店舗だけでしたが、やきもちにはそこまで大差はないのかなと思います。(やき餅に関してはこの記事の最後の方に出てくるお店がNo1ですけどね)
濱田屋さんの豆腐だけは別格すぎて比較対象にならないぐらいの美味しさなので、ぜひ試してもらいたいです。
次に向かった金剛峯寺!見どころワンポイントアドバイス
奥之院を観光し、ランチを食べ、やきもちなどを食べ歩きしながら、次は金剛峯寺へと向かいます。
ここはバスに乗らず徒歩で向かいました。
食後の軽い運動と考えれば、すぐに到着します。
金剛峯寺の入口の紅葉も色付いてきていた
入口の紅葉も色付いているのが見えますが、かなり綺麗になっています。
▼まだ最高潮とまではいかないのかもしれませんが、緑と黄色と赤色のコントラストが綺麗ですね。
紅葉シーズンに向かう時は、少し歩みを止めてしっかり記録にも残していきましょう。
金剛峯寺は拝観料を払ってでも寺内の観覧がおすすめ!
拝観料を払って価値があったなーと思うことって、過去にはあまりありませんでした。
でも、この金剛峯寺の寺内は、メチャクチャ価値があった!と思えるものでしたので、寺内の観覧は激しくおすすめします。
▼ちなみに、寺内の入口横にトイレもありました。
▼拝観料は500円です。
▲ここで拝観料をおさめます。
▼色付いた紅葉が見られたり
▼お茶菓子が食べられたり
▼日本一の石庭が見られたり
とにかく金剛峯寺内は見どころがたくさんあるので、拝観料500円払ってでも見る価値は大いになります。
金剛峯寺の寺内を観覧した記事は、以下で詳しく書いています。
金剛峯寺から壇上伽藍へは必ず蛇腹路を通ろう!
金剛峯寺を見終わった後は、そのまま徒歩で壇上伽藍と言って根本大塔や金塔などがある場所に向かいます。
金剛峯寺と壇上伽藍をつなぐ道として、蛇腹路(じゃばらみち)という道があるので、そこを通っていくことをおすすめします。
紅葉シーズンの蛇腹路は必見!
ここは時間差で紅葉が始まっては終わっていくそうで、紅葉シーズンでも長い期間色付きが見られるそうです。
僕たちが行った時は真っ赤なのもあり、奥の方はまだ緑が残っていたりして綺麗でした。
僕の写真技術が微妙で伝わらないかもしれませんが、ホントに綺麗な小道です。
壇上伽藍を1周して、色んなところを見て回りました
綺麗だった蛇腹路を抜けて壇上伽藍へと向かいます。
壇上伽藍とは、この辺り一帯を総称して呼ぶのですが、パンフレットで良く使われている真っ赤な建物「根本大塔」や高野山の総本山として君臨している「金堂」などもここにあります。
のんびり一周すると結構時間がかかりますが、せっかくなので色々と見ておくことをおすすめします。
▼根本大塔
▼金堂
壇上伽藍を観光した時の詳細は、以下の記事で詳しく書いています。
霊峰館に行くか大門に行くかは時間と体力を考慮して選択するのがおすすめ!
ここまで奥之院に始まり、バスに乗ったり歩いたりしながらランチを挟んで、金剛峯寺・蛇腹路・壇上伽藍と見てきました。
そうすると体力的にも一休みしたくなる頃だと思います。
実際妻は結構疲れてました。
なので、今回は霊峰館に行くことは諦めて大門へと行くことにしました。
壇上伽藍から大門までは距離にして700~800mぐらい。
普段であれば歩けない距離ではありませんでしたが、もうすでに疲れています。
霊峰館の前まで歩いていた僕たちは、バスに乗って大門前まで向かうことにしました。
バスは遅れることを前提にしておくこと!
僕たちみたいにバスのフリー乗車券を持っていれば乗り降りがスムーズですが、ここは外国にも有名な観光地。
バスの乗車中、特に降りる時に外人が手間取ってしまう光景を何度も見ました。
乗った時のチケットを取っていなくて料金が分からなかったり、小銭の分別がつかなかったり…
そういった理由だと推測してますが、高野山のバスは結構な頻度で遅れます。
実際この時も15:03発のバスを待ってましたが、大体来たのが15:20ぐらい…。
なので、ここでも待ち時間の可能性と体力の残り具合なども考慮しておくと、楽しく観光出来ると思います。
▼霊峰館前の紅葉も綺麗でした。
大門は高野山の総門。必ず立ち寄りたいおすすめのお店もあり!
無事にバスに乗車して大門に到着です。
壇上伽藍付近からだと数分で着きます。
疲れた体でしたが、とりあえず記念に写真は残していきました。
大門は高野山の入口として、総門としての役割を担っているそうです。
▼気付けばだいぶ陽が沈んできました。
大門付近の南峰堂本舗はおすすめ!
休憩したいと言っているのに、さらに大門まで来てしまったのにはワケがあります。
大門のすぐ近くに、南峰堂本舗という大門力餅という餅ややき餅、酒饅頭を販売しているお店があります。
ここの餅が絶品だったので、ぜひ立ち寄りたいお店としておすすめしたいです。
行った時は大門力餅は売り切れていて、やき餅と酒饅頭しか食べられませんでしたが。
▼残っていたやき餅を購入(くさもちも売り切れ…)
▼酒饅頭。
やき餅と酒饅頭を1個ずつ買いましたが、この日食べてきた松栄堂、みろく石本舗のやき餅と比べて…南峰堂本舗のやき餅が一番美味しかったです!
妻は嬉しいことはすぐに態度に出てしまうので、「美味しい美味しい」を連呼してました。
僕らがお店に着いた頃にはあと10個ぐらいしか残ってませんでしたが、その内持ち帰りも含めて6個買ったのは僕たちです。
南峰堂本舗では、座って食べられるし無料のあったかいお茶が飲める
南峰堂本舗では、お餅や饅頭を購入すると、お店の中で無料であったかいお茶と一緒に食べることが出来ます。
僕らが食べる用で買ったのは、やき餅2個と酒饅頭2個だけでしたが、お店の方は快く迎えてくれました。
ここで休憩がてらお餅を食べようということで、この大門まで来たわけです。
大門から帰る時はバスに乗って引き返すわけですが、こんな風にバスを待つ間にほっこり出来るなんて素敵ですよね。
席数は1テーブル6人ぐらいが限界だと思うので、混雑している可能性もあるので、そこはお気を付けください。
千手院方面(高野山駅)へ向かう大門発のバスの時間に注意すること!
奥之院が東の外れとすると、大門は西の外れに位置しています。
なので、大門に行く時間はバスの時刻表を見て判断しておかないと、結果的に歩くしかないという選択肢になる恐れがあります。
僕たちは15:25ぐらいに大門に到着する予定だったので、15:57発の高野山駅前行きのバスに乗る予定でした。
なので、2、30分はほっこりすることが出来ました。
バスの時刻表や路線図は、運行している南海りんかんバスのページをご覧ください。
高野山駅へ戻るまでに寄り道出来るところはあります!
大門での観光を終えて、そのまま高野山駅へ向かっても良かったのですが、それなりに体力も回復したので、もう少し寄り道をしていきました。
行ってみたのは徳川家霊台。
ちょうど行ったタイミングが、普段はやっていない内部の特別公開の時だったので、レアな体験が出来ました。(通常時はやってません)
▼これが家康霊屋です。
通常は写真に写っている黒い服の女性の場所までしか行けませんが、今回は建物の目の前まで行く事が出来るようになっていました。
さらに、普段はその前方の扉も閉まっています。
特別公開されていることで目の前まで行けました。(本来の柵のところより前では撮影禁止です)
▼柵の手前からズームで撮影した内部がこちら。
中に金色をした綺麗なものが置かれているのがうっすら見えます。
徳川家霊台については、以下の記事で詳しく書いています。
女人堂までは歩いて最後の観光、そして高野山駅へ
徳川家霊台を出てすぐにバスに乗ろうとしたのですが、10分ぐらいの待ち時間があったので、歩いて女人堂まで行きました。
約400m程だと思います。
高野山はその昔、女人禁制の場所でした。
高野山へは7つの登り口があるものの、女性の立ち入りが厳しく制限されていたため、その各登り口に女性のための参篭所(さんろうじょ)が設けられ、それを女人堂と呼んだんです。
かつては7つあった女人堂ですが、現存する建物は1つだけ。
それが高野山駅すぐ近く(と言ってもバスでしか不可)にある女人堂です。
写真には納めたいと思ったので立ち寄りました。
残念ながら、堂の前に車が止まっていたり、工事中だったりで少し残念な景観になってしまいました。
特に立ち寄らなくても良かったかもしれません…。
その後、来たバスに乗って高野山駅へと向かいました。
帰りの電車も争奪戦。乗る場所は間違えないワンポイントアドバイス
夕方5時頃となると、帰る人もたくさんいます。
満喫した高野山ですが、出来るならゆっくり座りながら帰りたいものです。
が、この帰りの電車も争奪戦が繰り広げられます。
高野山駅から極楽橋駅までは先頭車両の扉附近に陣取る
高野山駅から極楽寺駅は、ケーブル電車です。
このケーブル電車は乗車時間5分程度なので、座れなくても問題ありません。
その代わり、極楽橋駅に到着した時に一番乗換に近い場所となる車両先頭を陣取っておくと良いです。
極楽橋駅に到着したら一気に少し足早にホームまで行けば、基本的には座れます。
が、電車の発車時刻や状況によっては既に埋まっている場合もあります。
僕の場合は、極楽橋駅に到着した時点で、出発待ちの電車が待機していたために、既に全ての座席が埋まってしまってました。
そんな時は、仕方なく橋本駅までの40分間は立って乗り切るほかありません。
極楽橋駅発車の車両も先頭車両の一番前の車両を陣取る
極楽寺駅へ到着した後は、高野山駅へ向かう時に橋本駅で乗り換えたのと逆バージョンです。
ただ行きとは少し勝手が違い、同じホーム内だけじゃなく同じ路線での乗り換えでした。
▼こんな感じです。
同じ線路に極楽橋駅から乗ってきた電車が2両、その前には難波駅へ向かう電車が4両ぐらい並んでいたということです。
基本的に、極楽橋駅~橋本駅区間を座って過ごすと、橋本駅~難波間の席取り合戦に乗り遅れます。
一方、極楽橋駅~橋本駅区間を立って過ごした時は、橋本駅~難波間の席取り合戦には一番乗りで席を取れるということになります。
とにかく立ってても座ってても、先頭車両を選んでおく方が席取り合戦はうまく立ち回れると思いますよ。
高野山紅葉デート・日帰り満喫プラン / まとめ
かなりの長旅のような気分になりますが、電車やバス・徒歩を駆使して事前調べをしておくことで、日帰りにも関わらずこんなにも満喫出来ました。
簡単に行程をまとめるとこうです。
- 高野山は奥之院からスタートする
- バスをしっかり使う。そのために高野山・世界遺産きっぷを購入して向かう
- ランチの混雑は予想しておく
- 金剛峯寺は絶対に寺内を拝観する
- 食べ歩きはやきもちがおすすめ!
- 蛇腹路を通って紅葉に魅了される
- 壇上伽藍はくまなく観てまわる
- 大門に行ったら南峰堂本舗に立ち寄る!
- 徳川家霊台の内部特別公開期間外に観光するかは自分の判断で!
- 帰りの電車も争奪戦になることを理解しておく
以上になると思います。
高野山の紅葉は10月、11月が一番のシーズンとなっていますので、ぜひこの記事を参考にして楽しい高野山観光をにして下さい。
少しでも参考になれば幸いです。
高野山に関する記事一覧
▶【アクセス】新大阪・大阪からの高野山への行き方について。特急やお得チケットは使った方がお得なのか?
▶高野山に行った際に食べたいランチ!精進料理もいいけどその他にもおすすめしたい4店舗をご紹介!
▶デートにも観光にも気軽に立ち寄れる、高野山の食べ歩きにおすすめのお店を6店舗ご紹介!
▶高野山の日帰り観光・デートでも行ける、絶対訪れておくべきスポットを厳選して4ヶ所ご紹介!
▶高野山への日帰りデートの綿密プランを立ててみました!行き方・ランチ・食べ歩き・観光場所まで!
▶【高野山徹底ガイド】和歌山・高野山への紅葉デートに行ってきたので、日帰りでも満喫できるプランを紹介します! (←今はこの記事)
ほんとうに 細かいところまで説明してあり ありがとうございます。
夏に娘達と日本に行くので、大阪ステイの間に是非 高野山に行こうとおもっています。
若い時は興味なかったのですが、日本らしくて素敵な場所とおもうようになりました。
こんなに懸命なデートコースを考えてくれる御主人さまをもつ奥様は幸です。
M Siigさんこんばんは。
高野山良かったですよ。やっぱり朝イチの奥之院の静けさと言うかなんというか。
ちょっと異次元に来たような感覚で、ぜひ娘さん達と楽しんで下さいね!
素敵なコメントありがとうございました!