こんばんは。Non太です。
先日美容室に行ったのですが、そこで僕の担当の美容師さんがちょうど恋愛に悩んでて、、、というお話しになりました。
色々話しを聞いていると、直感で感じてた女の子がホントは自分が望んでる人だった感じ。
担当美容師さんも僕に相談した時点でほぼ答えは決まってたんだと思いますが、後押しが欲しかったんだろうと思います。
直感を信じられればそれでいいのですが、過去の経験則からだったり、一般的に考えてみるとだったり、世間体を気にしてだったり、誰かの目を気にしてしまって…といった理由を付けて直感が信じられなくなるということがあると思います。
でも、”過去の経験値”という物差しで測って選択したものよりも、直感で選択したものの方が、たいていはうまくいくものなんだなと思うワケです。
そんな担当美容師さんから聞いた恋愛話に絡めて、少しお話ししたいと思います。
紹介で出会った女性とどう対応するべきかと悩み相談を受ける
僕の担当美容師さん、以下Nさんとします。
Nさんは独立して、今は一人で美容室を経営されています。まだ雇われ美容師だった頃から、もうかれこれ6~7年近い付き合い。気心も知れてて、いつもカットに行くたびに身辺情報の話しに花が咲きます。
そこで今回は恋愛の相談がありました。
Nさんは38歳、独身、イケメン、でもちょっと背が低い、歯並びが超キレくて歯茎もピンク。オシャレで見た目若くて、結構なイケメン。ギターもなかなかな腕前。(って余計な情報だらけですね。)
そんなNさんが最近10年来の女の子の友人に紹介を受けたと。以下Yさんとします。
YさんがNさんのことを写メで気に入り、もしよかったらということでの紹介だったとのことです。
Nさんに聞いた限り、その女性はNさんと同い年の38歳、独身、落ち着いた感じ、可愛いよりは綺麗だし、見た目よりも若く見える。といった感じ。
実年齢より若く見える感じなんですか?ということで写メを見せてもらいました。
確かに綺麗!何で38歳にもなってまだ独身なん?!という疑問が出てくるぐらいに、おばさんのかけらもない人でした。
『実は今度二人でご飯に行きませんか?』と誘われてるんですよーとNさん。
僕は『全然問題ないでしょー行ったらいいじゃないですか!』と。
それでもなかなか煮え切らないNさん。何やら一つのわだかまりがあったようでした。
出会いはFACEBOOK
なかなか煮え切らない理由を問いただした僕。
聞いてみると、実は紹介を受ける前から少し気になってる人がいたらしい。以下Mさんとします。
でもMさんが20代前半だから自分とこれからやっていけるか分からない気持ちもあるからなかなか一歩を踏み出せない。
逆にYさんなら落ち着いてるし、自分と同い年だからうまくやっていけるのかなという気持ちで少し悩んでいたそう。
さらには、Mさんと出会ったのはFACEBOOK。
Nさんはサロンモデル?カットモデル?としてネット上に載っていたMさんを見つけ、Mさんに直接FACEBOOKのメッセージでカットモデルをやってもらえませんか?とメッセージを送ったとのこと。
まだまだ駆け出しのMさんはOKの返事。Nさんはもちろん、最初は恋心もやましい気持ちも一切なかったんだとか。
そうしてカットモデルとしてNさんの美容室にやってきたMさん。
出会いはFACEBOOKのメッセージからでしたが、Mさんは『ちょっと近くに寄ったから』と言って、Nさんの美容室に差し入れを持って遊びに来る関係になったということでした。
直感と安定の葛藤
もっと話を掘り下げていくと、若くて楽しくて惹かれると感じていたMさん。落ち着いて話しは合うし大人の恋愛といった感じで進められるかもしれないと思うYさん。
Nさんはそんな心象だったようです。僕は問いただしました。
『Nさん、もし今すぐどちらか1人を選べと言われたらどっちですか?』
『今すぐやったらMさんですねぇ…』
『じゃあやっぱり心は決まってるじゃないですか!』
『そうなんですかねぇ。でも20代で若すぎて自分とうまくやっていけるか心配なとこもあるんですよね。』
『じゃあうまくやっていけそうな気がするYさんにしといたらいいんじゃないんですか?そういう心配はYさんにはないんですよね?』
『確かにYさんにはない気はしてるんですけど、何か引っかかるものがある気がして…』
といった感じで、ウジウジと煮え切らない。
『Mさんと最初に出会って惹かれて、その後Yさんに出会って、でも心にはMさんが残ってるってことですよね?これからの事なんて分からないし、自分の感じた気持ちのままにまっすぐ進んだら良くないですか?多分今のNさんがYさんを選んだら、もしかするとうまくいくかもしれませんよ。でも、何か一つでも合わない事が出てきた時に、あぁもしMさんやったらこんな事にならなかったのかも、みたいな気持ちになることがあるんじゃないですか?もちろんMさんを選んで、あぁやっぱりYさんやったら…って事もあるかもしれませんが、初めの直感で感じた人との道を選ぶべきなんじゃないかなと僕は思いますけどね。』
『やっぱりそうですよねぇ…』と言いながら、まだ少し悩みにふけってる様子。
僕の担当美容師であるNさんは、直感(Mさん)と安定(Yさん)の狭間で葛藤している様子でした。
直感を信じてふっきれた後は強い
そうこうしている内に僕のカットが終わりにさしかかりました。
だから僕はもう一度言いました。
『Nさん、来月か再来月にまた僕はカットに来ます。Mさんと付き合って幸せやなぁって言ってくれるNさんを期待してますよ?』
『僕は直感はやっぱり信じるべきものであって、ぶれないでほしい!』と言いました。
『そうですよね。やっぱりこんな気持ちのままYさんと二人でご飯に行ってもなかなかうまくいかないですよね。何を僕は悩んでんやろー。あっすいません。今断りのラインを入れていいですか?』
いきなりの進展となりました。
僕のカット後のセットをほったらかして裏から携帯を出してきたNさん。もうふっきれた様子で戻ってきました。
『今メールしましたよ。もう吹っ切れたんで、後はMちゃんに気持ちを伝えるようにしますね♪』
この切り替えの速さにも脱帽しましたが、直感を信じて迷いがなくなった人って無敵パワーのような感じでかなり強いですよね。
恐らく次合う時には付き合ってるんだろうと思う僕でした。
話しがそれ始めたのでまとめ
経験値から選択した場合、何かにつけて『あぁもしあっちの方を選んでたら…』という言い訳に繋がりやすいはずです。そして人のせいにしやすい。【あの人が吹聴してきたから、こっちを選んでしまった…】といった風に。
一方、直感を信じて選択した後、それが思うように行かなかった場合でも、『自分の直感を信じてやったことだから、責任は自分』という思考にたどり着きやすい気がします。そりゃ自分で選んだ選択肢ですからね、そんな風になってくれないと困りますし誰も助けてはくれません。
じゃあ最終的に【後悔してる…】という感情になるのも、【やり切って後悔はない】という感情も、全てはこの気持ちの差から生まれるんじゃないかなと。
自分を信じて行った行動に対しては自分で責任を負うと至極当たり前の感情なのですが、こと社会に出ると人のせいにしてばかりの人を見かけます。
こういう意味でも、悩むんだったら自分の信じた直感に導かれるように行動してみる方がいいのかなと思います。
それを忘れずに行動していこうというお話しでした。
話しがそれまくりましたが、美容師Nさんの恋の行方はまた紹介したいと思います!!w
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