どうもNon太(@LoveWifeLives)です。
良いことも悪いことも、生きていると色んなことがあります。
良いことがあると一瞬は気分が良くなるし、その日一日が気分よく過ごせることもあるかもしれません。
悪いことが起こった時、「チェッ」と心の中でつぶやきながら、気分が悪くなることもあるし、一日中気分が悪いなんてこともあるかもしれません。
いや、むしろその日一日で終わればいいけど、なぜかずるずる引っ張ってしまうこともあるし、そのことがきっかけで、どんどん良くないことが起こった!みたいに尾を引くこともあります。
「あぁ、今日は厄日だなぁ…」
なんて思うようなことは、誰しもが経験あるはずです。
どんなに器用に生きようとしても、なぜ自分に?といったことが降りかかってくることは良くあります。
そして悪い出来事にフォーカスして重箱の隅をつつくように執着して、それで例え相手を成敗できたとしても、心が穏やかでいられることには繋がりません。
一件落着はしても、なんかモヤモヤが残ります。
心が穏やかでいられることは幸せな気分でいられることに繋がっています。
なので、毎日を穏やかに過ごすことが大切なわけです。
では、どうすれば穏やかにいられるのかと考えてみると、どれだけマイナスのチャンネルに合わせずに過ごすことが出来るか、ということだと思いました。
マイナスのチャンネルに合わせないと言っても、自分を否定する人を完全に排除しろとか、好きな人とだけ付き合っておけば良いとか、そういった話しではありません。
もっと自分の想いに向けて、僕が日々心掛けようとしている話です。
明らかに不正な商品が届いた話
我が家はメルカリで色んな商品を買います。
以前、ニョロ助(息子のこと)のお風呂用でベビーバスを買いました。
商品ページには、中古であるものの比較的きれいと書かれていたものです。
ただ、商品説明の中に「空気が少し抜ける」とも書かれていたので、出品者に質問しました。
すると出品者は、
穴は開いてないです。抜けると言っても空気入れで5、6回やればすぐいっぱいになるぐらいの空気の抜けです。
買った時からそんな感じだったので、これが普通なんだと思って使ってました。
ご検討お願いします。
といった内容で回答が来ました。
購入する気だったので、もう少し突っ込んで聞きました。
すると、「それはありません」と回答がありました。
実は購入しようとしていたのは、我が家でも使ってたベビーバスと同じものです。
当時使っていた時に、空気が抜けるなぁと思って見てみると、一部に穴が開いていたことに気付きました。
空気を入れても使っている最中にどんどん漏れていくので、使い物にならなくなりました。
お気に入りのバスだったため、同じものを買おうとしたわけですが、穴が開いて空気が抜けるのだとしたら使えないので質問をしたわけです。
結果、
- 穴は開いていない
- 空気が抜けると言っても、空気入れで5、6回膨らませれば良いだけ
- 1日置いても空気が抜けてベコベコになることはない
ということだったので、大丈夫と判断し購入しました。
届いた商品に驚愕。穴が3ヶ所も開いていた!
数日後商品が届き、開封しました。
汚れなどは説明に書かれていた通りほとんどなく、かなりの美品です。
見た感じ、穴が開いているような気配もありません。
と、ワクワクしながら一度膨らませてみました。
すると…
プシュー。
聞き慣れた、空気が抜けて漏れる音が聞こえてきます。
と心の中で呟きながら、穴が開いていると思われる箇所を探します。
見つけました。
探さなければ見つからないかも?
そう言われると見つからないかもしれませんが、使っていたら間違いなく空気が抜けていくほどの穴なので、間違いなく気付くはずです。
とりあえずガムテープで塞いでみることに。
その穴からの空気漏れがなくなったと思いきや、
プシュー。
他のところから空気が漏れていることが分かりました。
さらにもう一ヶ所空いているところがあり、計3ヶ所も穴が開いていました。
と思いつつ、穴を塞がないままに数十分ほど放置。
見事に半分ぐらいしぼんだ状態になりました。
これで「穴は開いていない」は、さすがに言い訳出来ない程の穴の開きようでした…。
届いた商品を洗濯しただけで一発で破れた話
この出来事があった数日後、楽天ショッピングでニョロ助用のマットを購入しました。
リビング一面に拡げられるような、フワフワのマットです。
商品が届いたものの、そのまま敷いて使うのは気が引けたため、一度洗濯してから使うことに。
洗濯が終わり妻が干してくれたのですが、その時に一言。
一瞬耳を疑いましたが、ガチで破れてました。
▼これ。
激しい洗いにならないように、手洗いモードという優しい洗い方にしたにも関わらず、一度も使うことなく破れるという事態が起こりました。
メルカリの一件からは数日後だったので、こんな不具合の連続が起こるか?
と一瞬思ってしまったことは事実です。
相手を成敗しようとすることは、自らマイナスのチャンネルに合わせていってしまっていること
先程の話は、我が家に実際に起こった話です。
では、僕がどうしたかと言うと、メルカリの方には何も言いませんでした。
楽天の方には、一度も使わず破れたのですが配慮してもらえるのですか?とだけメールしてみました。
結果、メルカリはそのまま相手と取引終了。使えない商品にお金を払って終了です。
楽天は、「再度商品を送ります」という対応をしてもらえるようになりました。
楽天にはメールを投げましたが、もし「自己責任です」とか「交換できません」といった返事が来るなら、それは仕方がないと思おうと考えていましたので、クレーム的な言い方は一つもしていません。
何を言いたいかと言うと、メルカリの出品者が悪い!と異議申し立てをすることも出来たし、楽天のお店に検品が出来ていないとクレームをつけることも出来たけどやらなかった、ということです。
こういう話しをすると、今後取引をしようと思っている方のために、悪い評価を付けてみんなに周知する⇒相手が不正をしないように抑制するべきだ!、という考え方をする人がいるかもしれません。
自分に否がない状況で理不尽な仕打ちを受けた場合なら、より一層相手を激しく非難して、間違いを認めさせて謝罪させて、あわよくばそれ以上のリターンを求めようと考えてしまったりする人もいるかもしれません。
今後のためにも相手のためにも、悪いものは排除していくことが世の中のため、というのはある意味正解でもありますが、本当にそれで素敵な世の中になっていくのだとしたら、もうとっくの昔にみんな幸せになっているはずなんですよね。
そして、ちょっと理不尽な対応があったからと言って、相手に間違いを認めさせようと躍起になり、イライラしたり暴言を吐いたりすることは、マイナスのチャンネルに自ら合わせていっているのと同じことになってしまいます。
お金が返ってきても商品が交換されたとしても、マイナスのチャンネルに合わせた後の心情はモヤモヤ
僕が今回購入したのは1,000円とか3,000円程度のものです。
これがなくなったとしても、死ぬわけじゃありません。
「数千万円の家を買ったけど雨漏りがして住めない」とか、「車を買ったのに故障が続く」とか、そういうレベルの話とはまたちょっと違いますが、ただ単に何も言わずに受け流せ、ということじゃありません。
クレームのように相手を成敗しようとして、「誠意を見せろ!」といった脅しでする必要はない、ということです。
今回楽天で買ったマットは、結果的に再度商品を送ってくれることになりました。
でも僕は、「もしNGなら仕方がないけど、事実はちゃんと伝えてお店の人が対応してくれるならしてもらおう」というスタンスでメールしました。
なので、お店側が再送してくれると言ってくれた時は、かなり嬉しかったわけです。
これがもし、
不良品を送りつけてきやがって!
はよ、もっかい商品送ってこいや!
何なら、こんなメールをする時間もムダになったやろ!
再送だけじゃなく、誠意を見せろ!
的な言葉で相手を全面的に悪いと言い放ち、あわよくばそれ以上のものを求めようとする姿勢で連絡していたなら、再送するとなった時、どのような心境になるでしょうか。
「当たり前」だとか、「チッ、再送するだけかよ!」といった気持ちでしかいられなかったのかなと思います。
クレームや相手を罵倒したり成敗しようとした先に待っているのは、いつでも心のモヤモヤです。
例え解決した後でも、そのモヤモヤは残ります。
大事なことはマイナスのチャンネルにフォーカスしない
マイナスのチャンネルとは、自分に取って良くなかったこととか悪い出来事のことです。
それを全て避けて過ごすなんてできません。
今回の僕の一件のように、明らかに分かったであろう穴あきの商品を、さも開いていないと装って送られることがあるかもしれないし、洗濯を一度しただけで破れるマットが送られることもあるわけです。
良いか悪いかで言えば、僕にとっては悪い出来事でした。
悪いというか残念だったというか。
せっかくの商品が使えないし、一度も使ってないのに壊れたわけですから。
これらの出来事をマイナスのチャンネルだとすると、大事なのはそのチャンネルにフォーカスしないことです。
一瞬は僕自身、「絶対分かってやってるよな…」という気持ちが出てきましたが(メルカリは特に)、「もしかしたら本当に気付かなかったのかもしれないし、わざわざそれを追求して自分の穏やかな気持ちを曇らせる必要もないよね」と考えました。
こういった出来事が起こった時、「追及や成敗すること」にフォーカスしてしまうと、そのチャンネルに自分から合わせていってしまうのと同じことです。
そうなってしまうと、穏やかな気持ちでいられるわけがありません。
1,000円は返ってくるけど、なんかモヤモヤとイライラが残るよりも、1,000円は支払っちゃったけど、こんな想いにまた気付けたならいっか。という方、どちらが穏やかな気分でいられるか?ということです。
穏やかでいられることは幸せ / まとめ
結論、穏やかな気持ちで心でいられることは幸せを実感することに繋がります。
僕は家族が穏やかな気持ちで一緒に過ごせることに幸せを感じているわけですが、こういう考え方を心がけることで、より一層家の中は明るくいられる気がしています。
そうは言っても、ついついカーッとなってしまうこともあるし、イライラしてしまうことがゼロなわけじゃありません。
いつマイナスのチャンネルが出てきても、それを笑ってスルーできる心の広さを持っていられるよう、これからも心がけたいと思います。
穏やかな日々って本当に大切ですよ!