「昼特きっぷ」という存在をご存知でしょうか。
正式には「昼間特割きっぷ」というもので、JR西日本が販売している割安切符のことです。
昼特きっぷの存在は知ってましたが、この昼特きっぷのようなお得な切符はJRの中でもJR西日本でしか販売していないんですね。
それは知らなかった…。
JR東日本やJR九州などでは見当たらず、JR西日本の中でも大阪⇔京都、大阪⇒神戸方面の区間限定となり、大阪・京都・神戸に住んでる人にとってはかなり魅力的な切符であると言えます。
今回はその昼特きっぷの魅力をご紹介したいと思います。
昼特きっぷの詳細
JR西日本の区間限定、利用時間も限定した切符です。
大人用のみの値段設定がされてますが、子供が使う場合は1枚で子供2人が乗車可能となっています。
- 発売期間・・・・・通年
- 利用可能期間・・・通年
- 販売仕様・・・・・6枚つづりで販売
- 利用可能時間・・・平日 / 10:00~17:00、土日祝 / 終日
- 有効期限・・・・・発売日から3ヶ月
- 発売場所・・・・・券売機 / みどりの券売機 / 金券ショップ
簡単にはWikipediaからお借りしました。
簡単に説明するなら、1年中いつでも購入できるけど、利用できる日時には制限がある切符というわけですね。
購入から3ヶ月の有効期限が決められているのはちょっと難点かも。
販売仕様は6枚つづりです。
ということは、3ヶ月以内に往復で3回はその区間を利用しないと有効期限が切れてしまうということですね。
購入できる場所も普通に駅の券売機から買えます。
クレジットカードで支払いしたい場合は、みどりの券売機を利用すれば買えるという事です。
ちなみに、みどりの窓口では購入できません。(※一部の駅ではみどりの窓口でも販売している駅はあります。)
金券ショップの人が大量購入するのに時間がかかり、通常でチケットを求めている人が待たされる状況を考慮したと言われています。
そして金券ショップでも購入が可能です。
通常で購入した場合、6枚つづりになるのが難点なわけで、「3ヶ月の間に3回も往復するか分からない。だから今日だけの往復分が安くほしい!」という場合があります。
そんな時に金券ショップでは1枚単位で購入が可能なのでお得に利用出来るわけです。
その代わりに、普通運賃よりは安いものの6枚つづりで購入した時の1枚単価よりは数十円高く販売されています。
金券ショップも有効期限3ヶ月のリスクを背負って販売しているので、差額の利益が必要ですからね。
3ヶ月の間に3回往復することが決まっている場合や、友人含めて3人で一緒にどこかに行って往復する場合には、6枚を使い切ることが出来るのでかなりお得に移動出来るというわけです。
昼特きっぷの区間は?
昼特きっぷがお得なのは分かりましたが、実際にどの区間で使えてどれぐらい安くなるのか?というのが気になりますよね。
簡単には京都方面や神戸方面に行く電車が該当区間となりますが、備忘録としても一度まとめておきたいと思います。
まずはその区間のJR西日本の路線図とともにご覧ください。
大阪駅~京都区間
大阪駅から京都駅までの駅が全て載っていますが、この区間全てで昼特きっぷが販売されているわけではありません。
まずは大阪駅を起点として京都方面へ向かう場合の販売されている区間と金額をまとめてみます。
(2015年10月に昼特きっぷの見直しが行われ、それに伴い価格も変動しています)
発着区間 | 昼特きっぷ (6枚つづり) |
1枚単価 | 普通運賃 (片道) |
差額 | |
大阪 | 新大阪 | 840円 | 140円 | 160円 | 20円 |
東淀川 | 840円 | 140円 | 160円 | 20円 | |
千里丘 | 1,020円 | 170円 | 220円 | 50円 | |
茨木 | 1,140円 | 190円 | 220円 | 30円 | |
摂津富田 | 1,320円 | 220円 | 260円 | 40円 | |
高槻 | 1,320円 | 220円 | 260円 | 40円 | |
島本 | 1,800円 | 300円 | 460円 | 160円 | |
山崎 | 1,800円 | 300円 | 460円 | 160円 | |
長岡京 | 2,040円 | 340円 | 550円 | 210円 | |
西大路 | 2,100円 | 350円 | 560円 | 210円 | |
京都 | 2,100円 | 350円 | 560円 | 210円 |
という計算になりました。
大阪⇔新大阪間は20円しかお得になりませんが、大阪⇔京都間だと210円もお得な計算になりますね。
普通運賃だったら大阪駅から千里丘駅も茨木駅も同じ運賃なのに、昼特きっぷになると差が出ていますね。
▼次に京都駅を起点として大阪方面へ向かう場合の販売されている区間と金額をまとめてみます。
発着区間 | 昼特きっぷ (6枚つづり) |
1枚単価 | 普通運賃 (片道) |
差額 | |
京都 | 長岡京 | 1,080円 | 180円 | 220円 | 40円 |
高槻 | 1,440円 | 240円 | 390円 | 150円 | |
摂津富田 | 1,620円 | 270円 | 390円 | 120円 | |
茨木 | 1,800円 | 300円 | 460円 | 160円 | |
千里丘 | 2,040円 | 340円 | 550円 | 210円 | |
新大阪 | 2,100円 | 350円 | 560円 | 210円 | |
大阪 | 2,100円 | 350円 | 560円 | 210円 |
となりました。
大阪駅を出発駅とした時よりも、京都が出発駅となると販売している区間が減るんです。
こちらも高槻と摂津富田は同じ普通運賃なのに、昼特きっぷになると金額差がついています。
大阪~三ノ宮区間・北新地~宝塚区間
▼続いて大阪~三ノ宮区間・北新地~宝塚区間の路線図です。(クリックで拡大)
神戸方面の昼特きっぷは、【大阪⇔三ノ宮・元町】、【大阪⇔宝塚】、【北新地⇔宝塚区間】で販売されています。
▼ではまず、大阪駅を起点として三ノ宮・元町方面へ向かう場合の販売されている区間と金額をまとめてみます。
発着区間 | 昼特きっぷ (6枚つづり) |
1枚単価 | 普通運賃 (片道) |
差額 | |
大阪 | 塚本 | 840円 | 140円 | 160円 | 20円 |
尼崎 | 900円 | 150円 | 180円 | 30円 | |
立花 | 960円 | 160円 | 220円 | 60円 | |
甲子園口 | 1,080円 | 180円 | 220円 | 40円 | |
西宮 | 1,080円 | 180円 | 300円 | 120円 | |
さくら夙川 | 1,200円 | 200円 | 300円 | 100円 | |
芦屋 | 1,200円 | 200円 | 300円 | 100円 | |
甲南山手 | 1,440円 | 240円 | 390円 | 150円 | |
摂津本山 | 1,440円 | 240円 | 390円 | 150円 | |
住吉 | 1,500円 | 250円 | 390円 | 140円 | |
六甲道 | 1,620円 | 270円 | 410円 | 140円 | |
三ノ宮・元町 | 1,620円 | 270円 | 410円 | 140円 |
ここのポイントは昼特きっぷの神戸方面の区間は、大阪からは三ノ宮・元町駅までしかなく、元町駅以降である神戸駅それ以降の駅への昼特きっぷは販売されていないということです。
神戸駅まで行きたい場合は、三ノ宮・元町までの昼特きっぷにプラスして、三ノ宮・元町から神戸駅までの切符を別途購入しなければなりません。
▼次に大阪駅を起点として宝塚方面へ向かう場合の販売されている区間と金額をまとめてみます。
発着区間 | 昼特きっぷ (6枚つづり) |
1枚単価 | 普通運賃 (片道) |
差額 | |
大阪 | 塚本 | 840円 | 140円 | 160円 | 20円 |
尼崎 | 900円 | 150円 | 180円 | 30円 | |
塚口 | 1,020円 | 170円 | 240円 | 70円 | |
猪名寺 | 1,020円 | 170円 | 240円 | 70円 | |
伊丹 | 1,020円 | 170円 | 240円 | 70円 | |
北伊丹 | 1,020円 | 170円 | 320円 | 150円 | |
川西池田 | 1,140円 | 190円 | 320円 | 130円 | |
宝塚 | 1,320円 | 220円 | 330円 | 110円 |
路線図を見てもらえれば分かりますが、尼崎駅で三ノ宮方面と宝塚方面へと分岐します。
こちらも宝塚駅より先への昼特きっぷは販売されていません。
▼次は北新地駅を起点として三ノ宮・元町方面へ向かう場合の販売されている区間と金額です。
発着区間 | 昼特きっぷ (6枚つづり) |
1枚単価 | 普通運賃 (片道) |
差額 | |
北新地 | 尼崎 | 900円 | 150円 | 180円 | 30円 |
立花 | 960円 | 160円 | 220円 | 60円 | |
甲子園口 | 1,080円 | 180円 | 220円 | 40円 | |
西宮 | 1,080円 | 180円 | 300円 | 120円 | |
芦屋 | 1,200円 | 200円 | 300円 | 100円 | |
甲南山手 | 1,440円 | 240円 | 390円 | 150円 | |
摂津本山 | 1,440円 | 240円 | 390円 | 150円 | |
住吉 | 1,500円 | 250円 | 390円 | 140円 | |
三ノ宮・元町 | 1,620円 | 270円 | 410円 | 140円 |
大阪駅発の料金と変わるわけではありませんが、区間として定められている駅数が減ってますね。
途中の「さくら夙川」、「甲南山手」、「六甲道」は大阪駅発の区間はあるのに対し、北新地駅を起点とした場合にはありません。
▼さらに北新地駅を起点として宝塚方面へ向かう場合の販売されている区間と金額が下記です。
発着区間 | 昼特きっぷ (6枚つづり) |
1枚単価 | 普通運賃 (片道) |
差額 | |
北新地 | 尼崎 | 900円 | 150円 | 180円 | 30円 |
伊丹 | 1,020円 | 170円 | 240円 | 70円 | |
川西池田 | 1,140円 | 190円 | 320円 | 130円 | |
宝塚 | 1,320円 | 220円 | 330円 | 110円 |
こちらも大阪駅発の料金と同じですが、駅の区間は少なくなっています。
▼逆に三ノ宮・元町駅を起点として大阪方面へ向かう場合の販売されている区間と金額を表にしています。
発着区間 | 昼特きっぷ (6枚つづり) |
1枚単価 | 普通運賃 (片道) |
差額 | |
三ノ宮・ 元町 |
六甲道 | 840円 | 140円 | 160円 | 20円 |
住吉 | 900円 | 150円 | 180円 | 30円 | |
摂津本山 | 900円 | 150円 | 180円 | 30円 | |
甲南山手 | 960円 | 160円 | 180円 | 20円 | |
芦屋 | 960円 | 160円 | 220円 | 60円 | |
さくら夙川 | 1,080円 | 180円 | 220円 | 40円 | |
西宮 | 1,080円 | 180円 | 300円 | 120円 | |
甲子園口 | 1,080円 | 180円 | 300円 | 120円 | |
立花 | 1,440円 | 240円 | 300円 | 60円 | |
尼崎 | 1,440円 | 240円 | 390円 | 150円 | |
塚本 | 1,620円 | 270円 | 410円 | 140円 | |
大阪 | 1,620円 | 270円 | 410円 | 140円 |
料金表を見ていると急に値段が上がったり、差額が大きくなったり不思議ですね。
三ノ宮・元町駅を起点とした場合、大阪方面への昼特きっぷしかありません。(三ノ宮・元町駅起点から宝塚方面への昼特きっぷはないということ)
詳しくは後述しますが、大阪駅までの区間の切符を持っていた場合、例外として北新地駅でも下車することが可能です。(逆も同様)
いずれの区間の昼特きっぷにしても、差額と表示している金額は券売機で昼特きっぷを購入した場合の普通運賃との差額です。
金券ショップで1枚単位で購入した場合は、1枚単価の金額にプラス10円~50円程高くした値段設定になっていることが多いです。
それでも普通運賃よりは安くなりますが。
自分の最寄り駅を発着として昼特きっぷがあるのかないのかによっても大きく価格は変動しますが、往復で考えると交通費の節約につながるのは間違いないですね。
昼特きっぷのたくさんの疑問を解決しておこう!
昼特きっぷがどんなものでどれくらい安くなるのかもわかったところで、次にご紹介するのは昼特きっぷの例外です。
知っているのと知らないのとではまたさらにお得度が変わってくると思います。
1.途中下車は出来るのか?
区間内であれば途中の駅で下車することは可能です。でも立ち寄り下車のようにはできません。
例えば、大阪⇔京都間の昼特きっぷを持っていた場合、その途中の駅である新大阪~西大路までのどの駅でも改札を通り抜けることが出来ます。
ですが切符は回収されてしまいます。
仮に高槻駅で降りたとすると切符は回収され、再度京都に向かいたい場合は、高槻駅~京都までの切符が必要になるということです。
2.昼特きっぷの2枚併用は可能?
可能です。
例えば京都駅から三ノ宮駅まで行こうと思った場合、京都⇔三ノ宮という区間の昼特きっぷは存在しません。
なので、京都⇔大阪、大阪⇔三ノ宮の昼特きっぷを持っていれば京都駅の改札では1枚だけ通し、三ノ宮の改札を出るときは2枚の切符を通せば通過することが出来ます。
ですが、ここに1つ注意点があるんです。
昼特きっぷの平日の利用可能時間は「10:00~17:00」というルールがあります。
正確には「10:00~17:00までの間に旅行を開始する場合に限り有効」ということです。
これは10時以降、17時までの間に改札を通しておけばOKということです。
言い換えればこの時間内に改札を通って駅に入れば、区間内は終電になってもOKなんです。
そして「1枚の昼特きっぷにおける区間内に限っては」という条件付きになります。
先程の例に合わせると、京都から三ノ宮まで移動したくて、【京都⇔大阪】の切符と【大阪⇔三ノ宮】の昼特切符を使うとします。
京都駅をギリギリ16:55に改札を通ったとすると、17:00までに改札を通っていることになるので、京都⇔大阪の区間内の駅の改札は何時でも出ることが出来るということになります。
ですが今回は三ノ宮まで行く予定です。
【京都⇔大阪】の切符だけじゃなくて【大阪⇔三ノ宮】の切符も使用しないといけないわけですが、この【大阪⇔三ノ宮】の切符を使う場合は大阪駅の改札も17:00までに通過している状況でないと使うことが出来ないということになるんです。
京都から大阪までは新快速で約30分。
ということは、どんなに遅くとも16:30(正確には16:29京都発の新快速)の電車に乗車しておかないといけないということ。
この電車に乗車すれば、大阪駅も17:00までに改札に入ったとみなされ、【大阪⇔三ノ宮】の昼特きっぷも使用できるということになります。
これよりも遅い時間の電車に乗って京都駅を出発した場合、【京都⇔大阪】の昼特きっぷは使用できますが、【大阪⇔三ノ宮】の昼特きっぷははじかれ普通運賃を請求されることになります。
上記のような状況でちゃんと乗ってきたにも関わらず改札を通れないことがあった場合は、駅員にちゃんと説明すれば通ることが出来るようなのでご安心を。
逆に説明が出来れければ認められないので、この仕組みはちゃんと理解しておきましょう!
3.大阪駅と北新地駅は同一駅と見なされる
【大阪⇔三ノ宮・元町】、【大阪⇔宝塚】、【北新地⇔三ノ宮・元町】、【北新地⇔宝塚】と色々な区間で昼特きっぷは販売されています。
仮に【大阪⇔三ノ宮・元町】の昼特きっぷを持っていて、三ノ宮から乗車したとします。
乗車当初は大阪駅で降りようと思っていたのに、やっぱり北新地駅で降りたくなった場合、切符の区間は大阪までですが北新地駅でも降車が可能となっています。
これも特例の一つで、大阪駅・北新地駅どちらの切符を持っていたとしても、どちらでも降りられるということです。
でも、ここにも注意点があります。
例えば【大阪⇔三ノ宮・元町】の昼特きっぷを持って三ノ宮から大阪に向けて出発した場合、大阪駅までの途中の区間でも降車することは可能です。
西宮でも尼崎でも塚本でも。そこに加えて北新地でもOKです。
路線図を見てもらえれば分かりますが、もし北新地へ向かうことになったら尼崎で電車を乗り換えないといけません。(JR東西線に乗り換え)
尼崎で乗り換えを行った後、北新地に到着するまでに数駅ありますがその途中の駅での降車は出来ません。
【大阪⇔三ノ宮・元町】の昼特きっぷでその区間外として認められているのは北新地駅のみということです。
北新地駅に向かう途中の駅で降車した場合は、別途普通運賃が求められるわけです。
逆も同様に【北新地⇔宝塚】の昼特きっぷを持っていた場合、宝塚駅から乗車して北新地駅で降りようと思ってたけど気持ちが変わってその区間の途中の新福島駅などでは降車することが可能です。
そこに加えて大阪駅でも可能です。
ですが、尼崎で乗り換えて大阪に向かった場合の途中駅である塚本駅では降車出来ないということです。
あくまで利便性向上のために、大阪駅と北新地駅を同一とみなしている特例措置であることを理解しておきましょう。
乗り換え等の確認は、JR西日本路線図でご確認ください。
昼特きっぷの料金が同じなら、出来る限り遠距離区間の切符を買った方がお得!
区間が【京都⇔大阪】の昼特きっぷも、【京都⇔新大阪】も値段は同じ1枚単価で言うと350円です。
でも大阪駅までも新大阪までの切符も両方が販売されているんです。
仮に京都駅から乗車するとして、新大阪で降りる予定をしていたからということで【京都⇔新大阪】の切符を購入していた場合、気が変わってやっぱり大阪駅まで行こうとすると、新大阪~大阪間の普通運賃が発生してしまうというわけです。
【京都⇔大阪】の切符でも同じ値段なわけですから、同じ金額になるんだったら出来る限り遠距離区間の切符を持っていた方がお得ですよね。
事前に調べて損しないように気を付けましょう。
昼特きっぷが絶対に一番お得なのか?阪急や阪神と比べてどうなのか?
JRの昼特きっぷばかりをクローズアップしましたが、関西には私鉄として阪急や阪神という電車も走っています。
京都駅に行く場合はJRしかないので割愛しますが、三ノ宮へ向かう場合、大阪(梅田)を起点とすると阪急でも阪神でも行くことが出来ますので、その比較がどうなっているのか確かめたいと思います。
まず阪急の場合、時差回数券と土・休日回数券というものがあります。(参考⇒JR西日本路線図 / 阪急)
阪神にも、オフピークチケットとサンキューチケットというものがありました。(参考⇒回数券 / 阪神)
阪急の時差回数券と阪神のオフピークチケットは利用制限が昼特きっぷに似ていて、平日の10:00~16:00と土日祝の終日という制限になっています。
これは顕著に差が見られなかったので(約3円だけ阪急、阪神の方が安い)、今回は阪急の土・休日回数券、阪神のサンキューチケットとJRの昼特きっぷを比べてみたいと思います。
▼表にしたのが下図です。
電車 | 切符種類 | 区間 | 所要時間 (種類) |
1枚単価 | 普通運賃 |
JR | 昼特きっぷ | 大阪 – 三ノ宮 | 21分 (新快速) |
270円 | 410円 |
阪急 | 土・休日回数券 | 梅田 – 神戸三宮 | 29分 (特急) |
約230円 | 320円 |
阪神 | サンキューチケット | 梅田 – 神戸三宮 | 34分 (直通特急) |
約230円 | 320円 |
※1枚単価に「約」という表記にしたのは、阪急の土・休日回数券も阪神のサンキューチケットも普通運賃の5回分の運賃で、7回分乗車できるという乗車券で、下記の計算を行ったから。
1回分の運賃320円に5をかけて、それを7回分で割った計算です。
320円 × 5回分 = 1,600円
1,600円 ÷ 7回分 =228.57…となります。
そのため約230円としています。
土日の大阪(梅田)~三ノ宮までの移動の場合、乗車時間が一番早いのはJRに間違いありませんが、乗車運賃は阪急や阪神の回数券の方が片道40円ぐらい安い計算になりました。
JR昼特きっぷについて / まとめ
京都に行こうとした時に昼特きっぷを調べたのがキッカケでしたが、備忘録も兼ねてまとめてみました。
やっぱり知識は力ですし、知識は節約の始まりに間違いありません。
忘れそうになったらまたこのブログを見れば思い出せますし、この制度がなくならない限り永遠に出来る節約術ですし、どんどん活用しようと思います。
昼特きっぷについて、少しでも参考になれば幸いです。
JRのホームページより分かりやすかったです!
ありがとうございます
参考にして頂けたなら幸いです。
コメントありがとうございます。