こんばんは。Non太です。
もう7月も中旬。今の会社に退職願を提出した時は、7月末の退職を希望してたのにとんでもない勢いで引き止められ、何とか拮抗しつつも9月末までで折り合いがついきました。
今年も多忙のままに夏を満喫出来ないんだなと思っていた矢先、タイトルの通り祇園祭りに行くことができ、タイミング良く「THE・夏」を体感することができました。
もちろん仕事の一環ではあるのですが、僕が仕事に入るわけではなくその立ち合いみたいなものだったので、雑務に追われることなく祭りを楽しめました。ので、皆さんにも祇園祭に雰囲気を少しおすそ分けします。
祇園祭は雰囲気を楽しむもの
たまたま人でごった返す前の夕方には京都入り出来ていたので、ピークに重なる事はなかったのですが、もし夜から山鉾を見に行こうと思っているんだったら、それ相応の覚悟が必要です。
なんて言ったって、とにかく激混みします。
夕方までの時間は、まだ余裕を持って歩けます。
一応気を使って顔にモザイクをかけておいたり。。。w
それでもやっぱりかなりの人で埋め尽くされています。夜と比べると全く比較にならないレベルですが。
▼夜は夜でやっぱり鉾がライトアップされて、風情がでますよね。
一応の本来の目的である仕事の立ち合いも無事に済ませ、あとはご飯を食べるのみということになり、山鉾がたくさん設置されている界隈を抜け出すことになりました。
それにしても祇園祭に関わらず、祭りに出ている屋台ってなんであんなに食欲をそそるんですかね…。ご飯を食べる事が決まったので何とか欲望を我慢しました。
そしてあれだけの人混み、今思い返すだけでも少し恐怖です。
人混みがそこまで苦手でもなければ嫌いでもない僕でさえ、あそこまでの人混みをかき分けて山鉾を見たいか?と言われると、なかなか首を縦に振りにくい。
ただ、随所に京都らしさのある祭りなので雰囲気を楽しむのには最高だなと思います。
山鉾メインじゃなくて、雰囲気を楽しむということに重きを置いて祇園祭に参加すると、人混みもそこまで気にならずイライラもしないままにお祭りを楽しめる気がします。
初体験~鴨川の川床で料理を堪能!!
さて、僕と僕の会社の社長とその取引先の人と3人でご飯へ向かう事になったのですが、実は社長がすでに予約を済ませていると言うではありませんか!
『お前絶対テンション上がるで!』と言われてましたが、くしくもその通りにテンションが上がってしまいました!
行ったのは鳥彌三(とりやさ)です。
江戸時代の創業を実感する登録有形文化財の建物で、坂本龍馬も愛した名物「水炊き」を味わう!
鳥彌三についての引用です。
京の情緒を残す高瀬川界隈に、趣き深い登録有形文化財の町家が建つ。時は天明8年(1788年)、彌助により創業。二代目の彌三郎が鳥料理を手掛けて以来、味と屋号を守る『鳥彌三』である。秘伝の白いスープが特徴の名物「水炊き」は、坂本龍馬をはじめ数々の名士・も味わってきた逸品。鍋は、仲居が席で丁寧に調理するため常に最高の状態で味わうことができる。そのもてなしとともに、心身に染み渡る本物の味をとくと堪能したい。
と、紹介されています。出典:http://r.gnavi.co.jp/kakg600/premium/
ふむふむ。天明8年創業と言われてもあまりピンときませんが、1788年創業とは…創業してから200年以上ってすごいですよね。その当時の文献とかも残ってないのかな、なんて思ったり。さらには坂本龍馬も愛した鶏の水炊きを味わえるなんて至福の時です。
河原町に行くたびに鴨川の橋を渡っている時に良く横目で見ながら通っていたあの川床に、まさか自分が食事にいけるとは思えずテンションはMAXでしたね。男3人でしたが。。。
肝心の中身ですがすでに社長がコース料理を選択してくれていました。というかコースしかないのかな。。。
▼食前酒の梅酒
▼水炊きの前の前菜的な料理
京都は湯葉が有名ですが、写真に向かって左の青い器に湯葉が入っていましたが、これまた美味しかったです。
ここでアクシデントはメインの水炊きの鍋の写真が撮れていないトラブル…ですが、気を取りなおして、強引に次の写真に向かいます。
水炊きが一度煮えたら、うずらの卵と塩だけの味付けでまずはスープを堪能します。
というより、この写真の撮り方…全然おいしそうに映ってないやん!写真の撮り方、精進します!w
白濁のスープなので、かなり濃厚っぽいイメージがありますが、そんなこともなく意外にあっさりと飲めるスープでした。
▼そして水炊きにいれる具材
鶏の水炊きというぐらいですから絶品の鶏肉が味わえるのですが、その鶏肉、最も美味しいという理由から骨付き肉を使っているそうです。もちろん僕らが食べたのも骨付きの鶏肉でした。
水炊きがひとしきり終わると、〆はやっぱり雑炊を作ってもらえます。これまた美味しくて写真を撮り忘れる大失態。お茶碗に入った雑炊だけ押さえてました!
これも白濁のスープが重さを醸し出してますが、そこまで気にならずあっさりとお茶碗3杯ペロリといってしまいました。
水炊きの具材を見たときはそこまで量があるように見えず、お腹がしっかり膨れるかなと思ってましたが、ちょうどと言わず満腹で動けないぐらいにお腹いっぱいになりました。
▼最後にデザートも。レモンの身をくり抜いて、その上にレモンのゼリーを置いている仕様です
今回の写真はほとんどがブレブレで…取引先の人がいる前であまりシャッター音を出して撮れず、性能のあまり良くないiPhoneカメラアプリで撮ったので、という言い訳にさせて頂きます。次はもっと綺麗にそそられる写真を頑張ります。
今回良かったのは、熱帯夜が続いていたのにこの日は風通しが良い上に強風じゃなかったので、かなり快適な夜を過ごせました。夏場にビールがあると言えど、真夏の熱帯夜に鍋となるとなかなかイメージが出来ないというか食べてるイメージが湧かない。
さらには、行った日は祇園祭があったからか、お店の人も言ってましたが店内がかなり空いてたこと。
最後の方には川床にも関わらず、僕ら3人だけになって川床を占領してましたからね。
祇園祭も体感出来て、鳥彌三(とりやさ)で坂本龍馬も食したと言われる水炊きを堪能し、久しぶりに最高の夜を過ごさせてもらいました。
次はやっぱり自分のお金で妻と来れるように頑張ろう。
祇園祭、祇園の街、京都に万歳!!
【店舗名】 鳥彌三
【住所】 京都府京都市下京区西石垣通四条下ル斉藤町136
【電話番号】 075-351-0555
【営業時間】 11:30~21:00
【定休日】 不定休
食べログ ⇒鳥彌三
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