どうもNon太(@LoveWifeLives)です。
みなさん、「喉元過ぎれば熱さを忘れる」ということわざはご存じでしょうか。知らなくても聞いたことはあると思います。
熱いものも、飲みこんでしまえばその熱さを忘れてしまう。
転じて、苦しい経験も、過ぎ去ってしまえばその苦しさを忘れてしまう。
また、苦しいときに助けてもらっても、楽になってしまえばその恩義を忘れてしまう。
コトバンクより引用
という意味のことわざです。
確かに過去の辛かった経験や苦しかった事って、時間とともに気付けば癒されてることってたくさんありますよね。
また、お世話になったから絶対にいつか恩返ししようと思っていても、忙しくて…ということを理由にして、何も出来ていないということも多いですよね。
今日は、このことわざに合わせた言葉遊びのようなお話しです。
熱すぎて食道をヤケドした友人
昔、僕は友人とたこ焼きを食べに行きました。梅田にある有名なたこ焼き屋さんです。
仕事終わりの一杯ということで、路上で缶ビールとともにたこ焼きを食べようと思っていました。
1個めを食べようとした友人は、あまりにもたこ焼きが熱いことからそのまま勢いで飲み込んだんです。
それで事なきを得るはずだったのに、友人は胸の上部を押さえ痛いと嘆きます。ビールを飲んでも痛い、もう1個めのたこ焼きを食べてもいない、何なら呼吸するだけで痛いというのです。
その日はたこ焼きを食べる気にならないということで、帰ることにしたのですが、翌日その友人はあまりの痛さに病院に行きました。
診断結果は「食道のヤケド」そんなこと聞いたこともなかったし想定外!
しかも、治す薬はないと言われ(約10年前)自然治癒しかありませんでした。恐らく10日間ぐらいはもだえていたと思います。
なんせ呼吸をしているだけでも痛いそうですからね…熱いものを食べる時には注意しないといけません!
こんな記事もありました⇒たこ焼きによる食道熱症の1例
熱すぎる場合は適度に冷まさなければいけない
こと、食べ物においては、放っておけば勝手に冷めるので問題ありませんが、人間の場合はどうでしょう。
熱中するのはいいのですが、時には物事を俯瞰的に見れるようにその熱中から冷めてみることも必要だと思います。
結果的に突っ走って良かったと思うことはあるでしょうが、ただ熱中すれば良いというだけではないはずです。
熱中して熱すぎた場合は、適度に冷ましてみることが大切です。
ヤケドをした後だと、結局治療に時間をロスする
熱いことを無視して飲み込むと食道がヤケドしてしまいます。
ヤケドをした場合は、満足にご飯も食べられないし病院に行くという手間が発生します。
物事に熱中しすぎると、うまくいっている時はいいですが、トラブった場合にはそのことに気付かないまま突っ走り事故を起こしてしまいます。
事故を起こした場合には、その処理があり結果的に時間をロスすることが多いわけです。
そのためにも、ただ熱中して突っ走るだけじゃなく、常に冷めた冷静な目で見られる客観的な自分を置いておくことが大切なんです。
熱中することは大切ですが、客観的自分を置きながら物事はすすめていきたいですね。
コメントを残す