育児と時間と仕事とお金の葛藤。育児のバランスは難しいけど、家族が穏やかにいられることを考えようと思う

どうもー!生後5ヶ月の息子の育児に奔走しまくっているNon太(@LoveWifeLives)です。

我が家に待望の子供(ニョロ助と命名)が生まれてから、落ち着く暇なく光のごとく5ヶ月が過ぎました。

世の中の父親と比べると、僕は仕事も定時で終わるし休みも多い方なので、恐らく子供と接する時間は長い方だと思います。

気付けばおむつの替え方も板に付き、1人でニョロ助を抱っこ紐の中に入れることも難なくでき、抱っこして寝かせるのもお手の物になりました(手こずりはしますが)

 

それでも僕は外に働きに出てしまっているので、朝から夕方までは妻が一人でニョロ助の育児に奔走してくれています。

が、これだけ夫であるパパの僕が育児に接する時間が長いと思えていても、妻の体力は消耗しヘトヘトになっています。

比較的ニョロ助が一人でもぐずらない、朝の時間帯に掃除機をかけ、洗濯物を回して終われば干し、母乳をあげ、お昼寝に付き合い、起きたら買い物に行き、また母乳をあげ、とやっているともう僕が帰ってくる時間。

結局は僕がいない時間帯に、ニョロ助の状況を見ながら怒涛の家事をこなしてくれているからです。

 

もし自分が仕事で毎日遅く夜の22時や23時、はたまた終電なんかの帰宅になっていたなら、自分がいない間の育児がどれほど大変かをはかり知ることは出来なかったでしょう。

またそこに気持ちが及ぶこともなかったかもしれません。

今でさえ、まだまだ理解出来ているとは言いがたいぐらいですから。

帰宅後に少しは育児に携われている分、ほんの少しは理解出来ているのかなという程度。

そんなことを感じながら頭では、

  • 何とかニョロ助と過ごす時間をたくさん作りたい
  • それで妻の大変さが少しは緩和されれば…

と思ってはいるものの、でも仕事はしないといけないという考えがよぎります。

仕事を控えめにすれば時間を取ることは出来ても、次は収入の問題が出てきます。

お金がお金を生んでくれるなんて体制が取れているわけじゃないので、稼ぐためには働かなければいけません。

落ち着いた生活が出来るように、せめて悩まない収入源は確保しておこうとすると、やはり仕事をする時間が長くなり育児に携わる時間が減っていくわけです。

 

育児における時間と仕事とお金のバランスは本当に難しいものだなと、つくづく思います。

育児に積極的に関わっていられるがために思う、ワンオペ育児になることだけは避けたい

僕は2年ほど前まで、労働時間が超長いブラック企業に勤めていました。

月の労働時間が400時間を超えることもざらにあり、それなのに残業代は出ないという会社でした。

もしそのような労働環境で働きつつも子供が生まれていたなら、今のような育児に対する考えはなかったでしょう。

なぜなら、ひとたび出勤すれば夜は終電、もしくは日付をまたいで帰ってくることがほとんどだからです。

朝におはようとニョロ助の顔を見て出勤すれば、触れ合いはおろか顔を見ることさえままならず、寝顔を見るだけの生活が続いていただろうからです。

ともすれば妻に、

Non太
ニョロ助と毎日一緒にいられて良いなぁ

なんて言葉をかけてしまっていたかもしれません。

 

当時は年間休日も20日ほどの会社でした。

連日の夜中の帰宅に、月に1~2回しかない休みとなれば、体力の回復に努めることが最優先になっていたかもしれません。

育児と言っても、機嫌が良くて遊べば喜んでくれるような時しかニョロ助と接することが出来なかったかもしれません。

 

幸い、ブラック企業を辞めて転職した会社が、残業なんてほぼなく土日祝は完全休みの職場になりました。

そのおかげで、たくさんニョロ助と触れ合うことが出来ているため、ほんの少しはワンオペ育児というものも回避できているのかなと。

 

でも、だからこその想いがあります。

僕が育児に携われるのは、平日の夕方~と週末のみ。

そんな短い期間でも、毎日となるとめちゃくちゃ大変だと実感します。

あの一瞬の笑顔が見られるだけで、この上なく幸せを感じられるのはもちろんですが、大変なものは大変です。

それをすでに体感しているのに、平日の家事も全部やってもらい、赤ちゃんのお世話もお風呂も寝かしつけも全部1人でやってもらうなんてことを考えると…

僕には到底お願い出来ません

 

妻は優しいので、もし僕が「仕事に精力を傾けたい」、「家に帰ってくるのが遅くなるけど仕事に力を注ごうと思う」などと言えば、「育児は私が頑張るから大丈夫!」と言って送り出してくれるでしょう。

でもそんな、ワンオペ育児になるであろう環境にすることだけは僕にとって絶対にしたくないことでした。

若干でも育児を夫婦一緒に行い、可愛くて幸せなことがほとんどだけど、体力的にはもちろん精神的にも大変なことは多いです。

これを知っているがために、ワンオペ育児になるであろう選択肢を取ることは出来なくなってしまいました。

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収入が減っていくかもしれないという焦り

実は僕はリーマンブロガーと言いながら、外での仕事をかなりセーブしています。

給料は安い会社なので、残業で稼がなければやっていけない!と思っている人が社内には多くいますが、僕はまず残業しません。

そんな人たちを尻目に、定時になればササッと帰ります。

それが出来るのは、このブログからの収入が少なからずあるから

給料が安くても、残業をしなくても、何とか生活出来るだけの収入を確保できるからです。

もしブログからの収入がゼロになると、もはや外で働きまくる以外に選択肢はないので残業もしているでしょう。

 

会社よりもブログからの収入の方が多い時だってあります。

これは、ニョロ助が生まれる2年前からコツコツと、休みの日も夜中もせっせと記事を書き溜めてきたからこその収入となっています。

でも、言い換えるとブログの収入に依存している部分があるとも言えるわけです。

 

ニョロ助と妻との時間をたっぷりとろうとしたことで、今まで毎日のように更新していたブログが、2日に1回になり、3日に1回の頻度になり、1週間更新出来ないことも増えてきました。

ありがたいことに、それでも過去の記事を読んでくれる人たちがいるので、記事の更新頻度を落としても今のところ収入は減ってはいません。

今の状況を作ることが出来ているのは、過去の自分が頑張ったから。

ということは、未来の状況を作るためには、今の自分が頑張っていなければいけません。

これをブログの収入に例えるならば、今記事をせっせと更新していかなければ、いずれはアクセス数も減り収益も減少していくだろうということです。

 

「ブログを書く」ということは、一見趣味の延長のようで自由で楽しいものですが、収入依存が始まると途端に危機意識が高まります。

更新しないといけないという焦りと、なかなかスムーズに記事を書く時間が取れないというジレンマに悩まされたり。

そしてこの状況を続けていくと、ジリ貧になってしまうんじゃないか?

こんな考えがよぎってきたり、なんとも言えない焦りが出てくることがあります。

お金があれば解決するように見えて、必ず違う問題が出てくる(と思っている)

もし働かなくても毎月30万円が入ってくることになれば、一家3人であれば十分に暮らせます。

家賃を抑えたりすれば、20万円でもいけるかもしれません。

色々な悩みに直面すると、毎月こんなことが起こればどれほど助かるだろうなんて、考えが一度はよぎるもの。

お金持ちになって豪遊したいとかは特にありませんが、苦しい節約生活をしなくても大丈夫な経済力があれば良いと思っています。

ですが、そんなにうまく話が進むことがあるはずもありません。

 

働かなくてもお金が入ってくることになれば、それこそ時間にも余裕が出てくることになります。

すると、妻やニョロ助と過ごす時間は毎日たっぷりあり、且つお金の心配もなく毎日を過ごすことが出来るわけです。

一見、これまで悩んでいたことからは全て解放されるような気分になります。

が、きっとそうなることはないんだろうなと、そしてそうなればそうなったで違う問題が出てくるんだろうなと、個人的に思うわけです。

何がどうなるとかどんな問題が出てくるだとか、それはなってみないと分かりませんが、とにかくそう思うってことです。

人生とはどれだけ自分の心をピカピカに磨いていけるか(だと思っているから)

人生1度きりとはよく言われる表現ですが、確かに今生きているこの人生、Non太として過ごす人生は1度きりなので、精一杯悔いなく生きることは大切です。

「自分の人生なんだから」と、自分のやりたいことを自由にやるのが一番だ!という人もいるでしょう。

他を犠牲にしてでも、お金を稼ぎまくることにがむしゃらになる人生を送る人もいるはずです。

人それぞれなので誰かの生き方を否定も肯定もしませんが、僕は思っているのはこういうことです。

人生とはどれだけ心を磨くための修行を積めるのか、だと。(個人的な意見です)

 

今のような状況に悩んで葛藤して色んな問題に直面して、それでもブレずにグレずに自分の心を真っ直ぐに、一番身近な存在の家族である妻や子供に向き合っていけるのか。

そういう状況に直面してこそ、優しさの精神を磨くことが出来たり、大変なことでも穏やかに受け止められる強い心を手に入れられたりするんじゃないかと。

こういうことが起こらないと、自分がやってきた行動に対して反省をする機会もなかなかありませんし。

そうやって自分の心を磨いていくことこそ、人生の醍醐味だなと思うわけです。

 

お金があれば解決するような問題に思えても、きっと違う問題が出てくるだろうと思う理由はこう考えているから。

難題が押し寄せてきた時、それを乗り越えなければ同じ問題がやってくると例え話でよく言われますが、僕の場合は「」に重点を置いているので、それを乗り越えない限り解決には向かわないということです。

 

なんかスピリチュアルっぽく聞こえますが、お金を稼ぐことより経済的に安定することより、ずっとずっと大切なことのはず。

とは言っても、僕はまだまだなので、こうやってお金の心配もしてしまうし、余裕を持てずに妻に優しく出来ないことも多々あるので、それこそまだ修行が足りないと思わされる毎日です。

家族が穏やかにいられるよう心がけることだけは迷わない

恐らくこれからも色んなことが起こり、様々な問題に直面することもあるかもしれません。

今の葛藤でさえ、明確な答えはスッキリ出ているわけじゃないですし。

でも軸で持っておきたいのは、妻とニョロ助と僕と、家族3人が穏やかにいられるように心がけることだけは迷わないということです。

勝手に一人で決めるのではなくちゃんと話し合い、常に穏やかにいられることを考えて毎日を過ごしていこうと。

 

世の中の子供が生まれて育児をしているパパママは、きっと同じように色んな葛藤を持ちながらも過ごしているんだろうなと考えると、子供が生まれてからの生活は、心の修行として相当なものだと痛感します。

いっぱい悩みや葛藤はあるものの、妻とニョロ助と過ごせている今僕は幸せなので、この笑顔を守っていけるように頑張ろう。

改めてそう思いました。

でも、この純真無垢な寝顔を見ると、何を悩むことがあるんだろうという気持ちにさせてくれるので、つくづく子供ってすごいなぁと思わずにはいられません。

不思議なものですね。

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