どうもNon太(@LoveWifeLives)です。
最近のスーパー銭湯ってホントに素晴らしい設備が整ってますよね。お風呂場も広いし多種多様な浴槽がそろってるし、効果効能をうたっている湯がたくさんあります。
そして岩盤浴。お風呂とともに岩盤浴を併設して一挙両得出来るスーパー銭湯も増えています。さらにはマッサージやお食事処、散髪屋さんまでセットになっているところもあったり。
以前にも一度記事にしたこちら▼
先日、大阪の三国にある「神洲温泉 あるごの湯」に再び行ってきました。
今回はド平日の朝からお風呂とともにチムジルバンのセットで大満喫してきましたので、あるごの湯の中でも特にチムジルバンに絞ってご紹介したいと思います。
チムジルバンって何?
チムジルバンとは、韓国が発祥で石や炭で作られた50℃~90℃程の低温サウナのこと。健康ランドのような一種として、その施設自体を差すような言葉にもなってきています。
あるごの湯では、ほとんどその施設名称としてチムジルバンという言葉を使ってる感じですね。
通常はほとんどの施設が男女兼用となっていることが多く、館内着を着たままで過ごすことができます。
神洲温泉 あるごの湯のチムジルバンは、2つの汗蒸幕(はんじゅんまく)と5つの房と呼ばれる岩盤浴(一つは冷房の部屋)があり、これがまたメチャクチャ良いんです。
チムジルバンってなに?と聞かれて答えるなら、岩盤浴が出来たりサウナみたいな施設があるところと思っておけばイメージは大きく崩れることはないでしょう。
神洲温泉 あるごの湯のチムジルバンの詳細
岩盤浴施設を併設したスーパー銭湯はたくさんありますが、岩盤浴だけにとどまらず汗蒸幕(はんじゅんまく)まで揃えているスーパー銭湯はそう多くはないんじゃないでしょうか。
そういう点でもあるごの湯はかなり設備が揃っている施設だと感じましたので、チムジルバンは結局どうなのよ?が分かるように詳しくご紹介したいと思います。
▼入口
お風呂場の入口とは別です。こちらが「美蒸房(びじゅんぼう)」と呼ばれるチムジルバン内の入口になります。チムジルバン専用着を着ていないと入室できません。
▼ちなみに専用着はこんな感じ。男性はこの色ですが、女性はオレンジ色です。
▼入口をくぐって自動扉
ここを超えてやっとその施設内に入れます。
▼飲食が出来る場所
▼カウンター
岩盤浴をしていると水分補給は欠かせませんよね。ここでも飲食の注文が可能ですし、ペットボトルの水なども購入可能です。
館内には自販機が設置されているので、そちらで購入することも出来ます。
▼屋外スペース(喫煙可能)
窓の外側が屋外スペースとなっており、たばこを吸う人はここで吸えます。
岩盤浴で汗だくになった後に出ると涼むことが出来ますが、逆にかいた汗で体が冷えて冬は寒すぎますよ。笑
▼リラックススペース①
二つある内の一つ目のリラックススペースです。ここは床暖房がついてて、じんわりあったかいです。
▼リラックススペース②
もう一つのリラックススペース。こっちにも床暖房が付いてるのか?という感じでしたが。
詳しくは後述しますが、サービスで行っているヨガ体験はここで行われます。
▼コミックスペース
岩盤浴がある施設ならどこでもおいてる気がしますが、あるごの湯も漫画が1,000冊以上置かれています。
この隣には女性専用のコミックスペースがあります。が、僕は男なので入れてないのでどんな感じかは分かりません…。ほぼ一緒だと思いますが。
▼冷蔵庫(持ち込みのペットボトルもOKです)
岩盤浴は汗をたくさん書きますからね。水分補給は大切です。ペットボトルを持ち込むのもOKなので、持ち込んだ場合はここに保管しておきましょう。
もしペットボトルのお金がもったいないという場合は、チムジルバンじゃなくお風呂の入口の方にウォータークーラーが設置されているので、そちらまで行けば無料で水は飲めます。
僕もペットボトルの水が切れたので2回ぐらい飲みに行きました。
▼風呂場のウォータークーラー
▼Wi-Fiも飛んでます
メールアドレスの登録をすれば無料で使えるというWi-Fiも飛んでます。僕はなぜかうまくつながりませんでしたが。
▼チムジルバン内の通路
▲写真の右手前が飲食スペース、右手の丸いドームが次に紹介する汗蒸幕。左手手前が屋外スペース、左手その先が休憩スペース、前方真っ直ぐが後ほど紹介する岩盤浴スペースになっています。
▼ここが岩盤浴の部屋が並んでいるところです。
では、あるごの湯のチムジルバンの目玉、汗蒸幕と岩盤浴をご紹介します。
2つの汗蒸幕(はんじゅんまく)
あるごの湯の目玉の一つが、汗蒸幕と呼ばれるサウナです。施設内に汗蒸幕は2つあります。
▼黄土汗蒸幕(おうどはんじゅんまく)
約100℃の熱気で満たされています。「神秘の土」と言われている黄土は古くから天然の泥パックにも用いられており、自浄作用があるそうです。
中は黄土で固められており、大量の発汗効果と共に高いデトックス効果が期待できると言われています。
▼黄土汗蒸幕(おうどはんじゅんまく)室内
▼黄土汗蒸幕の天井
▼炭釜汗蒸幕(すみがまはんじゅんまく)
黄土汗蒸幕の隣にあるのが炭釜汗蒸幕です。効果や効能についてはホームページからの言葉を引用します。
本場韓国より取り寄せた本物の炭をあしらったサウナです。ドーム状に積まれた石と韓国より取り寄せた炭より発せられる遠赤外線の効果により身体を芯から温めます。また自動ロウリュウを導入しており、大量の発汗効果もお楽しみ頂けます。
▼炭釜汗蒸幕(すみがまはんじゅんまく)室内
▼炭釜汗蒸幕の天井
確かに炭で固めらているのが分かりますね。
そして何といってもぜひ体験したいサービスは、この炭釜汗蒸幕で行なわれるロウリュウサービスです。毎日14時・16時・18時・20時・22時の計5回行なわれています。
僕が実際に参加したのは平日だったので15人程度の参加者でしたが、これが週末の土日になると難民キャンプか?と思うほどのすし詰め状態になりますのでご注意を!
毎回00分にスタートですが、ギリギリに行くと座るスペースがないぐらいに混雑することもあります。
ロウリュウサービスでは、ロウリュウマイスターと呼ばれる人が2人ほど入ってきて、まずはアロマの加えられた水を炭にかけて蒸気を出し、それとともにタオルであおぎ熱波を起こします。
アロマの匂いのリラックス効果とともに大量発汗が行われるので、終わった後は超スッキリです。
ちなみに熱波を起こすのにタオルを使ってますが、タオルパフォーマンスはあるごの湯が一番最初に始めたと自称しています。ほかでどこでやってるのか分かりませんが。
ここで一つアドバイスをするならば、スマホは絶対持ち込まないことです!
室内は90℃、100℃となっているわけですからスマホがバグります。
▼高音注意の画面 / iPhoneのスクリーンショットです。(こんなの初めて見た…)
さすがにロウリュウの時は持ち込まなかったのですが、普通に炭釜汗蒸幕に入っていた時に5分ぐらいiPhoneを持ち込んだんです。
すると、まさかの画面が「高音注意」と表示されて数分間操作できまなくなりました。こんなことでスマホは壊したくないので、汗蒸幕内へのスマホ持ち込みは気を付けた方が良いですよ!
5つの房(岩盤浴)
あるごの湯のもう一つの素晴らしい設備が、5つの房と言われる岩盤浴です。
こちらも一つずつご紹介します。
▼宝石房(ほうせきぼう)
▼宝石房の中
▼個室スペース
写真の通り、仕切りなく寝転べるスペースや仕切りありの個室スペースがあります。この2つは薬宝石という石が敷き詰められています。
個室スペースの横に階段があり、それを登ると上には平たく寝転べるスペースがあります。
ホームページから言葉を借りると、
薬宝石により生じるマイナスイオン・ミネラル成分は活性酸素の増加を抑え、アレルギー体質及び間接等の痛みを暖和し自己治癒能力を高めます。
ということです。
▼岩塩房(がんえんぼう)
▼岩塩房の中
さっきより室内の温度が上がってます。
ここは写真の通り仕切りはなく、敷き詰められたのが岩塩の岩なんでしょうかね。ちょっとゴツゴツしてるので、気を付けて寝転ばないと痛いです。
こちらもホームページから引用すると、
ミネラルを豊富に含む岩塩を溶かした塩水の水蒸気を吸引することにより、呼吸器系疾患や高血圧、アトピー性皮膚炎などストレス系疾患の暖和が期待できるインハレーション(吸引療法)も取り入れています。
ということです。
▼薬漢房(やっかんぼう)
▼薬漢房の中
ここも写真のように仕切りはなく、寝転べるスペースがあるだけです。
名前にもあるように漢方薬系の匂いがしますが、僕はちょっと苦手。ちなみに室内の温度も一番高く設定されている房でもあります。
ホームページから引用すると、
高温高湿なサウナにより比較的早い発汗効果が得られます。漢方薬の有効成分が蒸気と共に身体の表面と内部より浸透し、新陳代謝を活性化させます。
ということです。
▼健美房(けんびぼう)
▼健美房の中
4つある房の中では一番温度が低く設定されているため、じんわりと長くゆっくり過ごせます。宝石房と作りは似ており、個室スペースもあるのが良いですね。
僕が一番好きな房はここ。暑すぎないでゆっくり過ごせるので、スマホを持ち込んで電子書籍を読んだり。スマホが高音注意になることもありませんでした。
ホームページから言葉を借りると、
低温高湿はサウナにより身体に負荷がなく、発汗作用を促します。純度の高い天然石による水の微粒化作用は、肌の乳化作用を促進し、美肌効果が期待できます。
良いですね。
▼冷爽房(れいそうぼう)
▼冷爽房の中
俗に言う冷たい部屋ですね。クールダウンにと言われてますが、僕はここを使うとかいた汗が冷たくなりすぎて、逆に風邪をひきそうになるので絶対使いません。
部屋を出た自然の状態で十分クールダウンできます。
チムジルバン・ヨガの体験をしよう!
毎週火曜・木曜・金曜日の13時より、先ほどご紹介したリラックススペース②で「チムジルバン・ヨガ」というものが行われます。
しかも参加費は無料です。男一人は少し恥ずかしかったのですが、ガッツリ体験してきました。
▼30分前から予約が始まる
上記の写真のように30分前になるとリラックススペース②にタオルのようなものが敷かれます。それと同時に受付が始まります。
受付はチムジルバン館内を出て、あるごの湯の受付付近でやっています。館内アナウンスもちゃんとされるので分かると思います。
が、参加しようかしまいかウジウジしているとすぐに定員が埋まりますよ!限定10名なので。
僕は12:35頃に受付しに行ったのですが、すぐに6人ぐらいが予約していましたし、結果的には10人が埋まってました。
▼ヨガはこんな感じ
汗蒸幕のロウリュウも受けて岩盤浴もして、さらにはヨガまで行う。間違いなく最強のリラックスとデトックスになりますよね。
チムジルバン・ヨガは毎週火曜・木曜・金曜日の13時からですが、マジでおススメです。
チムジルバンで1日過ごせるのか?
まとめとして神洲温泉 あるごの湯 チムジルバンでは1日過ごせるのか?について、僕の見解は「過ごせる」ですね。
岩盤浴にずっと入ってる必要はないし、ゆっくりするだけならリラックススペースを使えば良いわけですし、ご飯も食べることが出来ます。そういう意味では間違いなく1日を飽きずに過ごせますね。
以前に書いたあるごの湯の記事でも書いてますが、汗蒸幕&ロウリュウ、そして岩盤浴+読書、さらに最後に銭湯というコースが最強コースだと思います。
銭湯とチムジルバンで平日は1,700円でOKですから、極上のリラックスとデトックスを体験できる場所と言えるでしょう。
念のためのお話しですが、チムジルバン内にコンセントは数ヶ所あります。
1つは入口付近、もう一つは屋外スペース、さらにはリラックススペース②にあるのは確認出来ました。
が、リラックススペース②のコンセントには「使用禁止」と書かれています。
なので、基本的にスマホやPCを持ち込んで電池がなくなってきたからと言って勝手に充電するのはやめましょう!
長時間滞在する予定の人はスマホの充電を100%にしておくか、モバイルバッテリーを持参する方が良いですよ。
自分が持っているソーラーチャージャーのモバイルバッテリーが売切のようなので、こちらをおススメしておきます。大容量の割にかなり安い価格ですしね。
神洲温泉 あるごの湯全体のご紹介もしちゃいます!
あるごの湯はチムジルバンだけがあるわけじゃないので、その他のところもチラッとですがご紹介しておきたいと思います。
▼外観や駐車場
あるごの湯は駐車場がメチャクチャ大きいので満車になるという心配はないと言えるでしょう。
立体駐車場の2階に駐車すれば、階段やエスカレーターを上ることなく受付まで行けます。
▼駐輪場
駐輪場も大きいので、自転車やバイクで来ても問題ありません。
次に、駐輪場や駐車場(1階)から受付までの道のりについてです。
▼まずはこの自動扉を入って
▼エスカレーターを上りましょう。左手には散髪屋さんがあり、左手奥は階段がありそちらからも2階に行けます。
▼エスカレーターを上がった先はもうすぐ受付です。
ここは券売機制ではないので、そのまま受付カウンターに行って手続きをします。お金は後払いですので手続きが終われば腕にはめられるキーをもらえます。
館内に入るには靴を脱ぐわけですが、このキーに書かれた番号と靴箱の番号は同じなのでお気を付けください。(同じ番号じゃないと鍵が開かない)
▼キーの番号と靴箱の番号が同じ
靴箱も小銭が必要ないのはありがたいですし、このキーにバーコードが付いてますが、館内はそれで全て支払いが出来るので小銭を持ち歩く必要はありません。自販機でさえOKです。
▼自販機のバーコード読み取り
館内着にはポケットが付いてないので、小銭不要のこの仕組みはありがたいですね。
▼チムジルバン用のセット一式
チムジルバンも受付時に言えばこのようなセットがもらえます。チムジルバン用館内着と岩盤浴用のバスタオル1枚が入ってます。
まずはお風呂用のロッカーに行って着替えることにしましょう。
▼お風呂場の入口
チムジルバン入口の隣がお風呂場への入口となっています。
▼お風呂場の脱衣所
このロッカーも小銭は不要です。
チムジルバン内に入る場合は、ここのロッカーに私物は入れて館内着に着替え向かうようにすればOKです。
▼お風呂場への入口
チムジルバンでしっかり汗をかいてリラックスとデトックスを満喫した後は、最後にひとっ風呂浴びてくのが最高ですね。
特に露天風呂にある炭酸風呂は気持ちいいですよ! ぬるめのお湯ですが高濃度の炭酸が含まれているので、浸かったらすぐに体に気泡が付いて面白いです。
お風呂に入ったならぜひ浸かりましょう。
あるごの湯のお風呂はシャンプーやボディーソープは設置されているものの、無料のタオルなどはありませんので、必ず自身でバスタオルは持参することをおすすめします。
▼お食事処 「居酒屋より道」
▼フルーツらいふ(スムージーやジェラート)
チムジルバン内だけではなく、ちゃんとお食事処も併設されてますし、スムージーや軽くビールも頼めるのは良いですね。
▼喫煙所
▼トイレ
▼マッサージなど
タイ古式マッサージを受けられたりもするので、お金に余裕があればそんなひと時も良いですね。
会員について
あるごの湯に会員カードがあるのを知ってますか?
今回ついに会員に入会しましたので、そのこともちょこっとご紹介。
入会費200円が必要です。有効期限は最後に提示した日から1年間となります。1年に1回でも使用すれば延々と有効期限は延びていきます。
100円で1ptが貯まり、300pt(3万円分)を貯めればあるごの湯の入浴チケットと交換が出来ます。350pt貯めた場合も…チムジルバンとお風呂のセットだったかな。。。何かと交換があると言っていましたが…。
3万円使って800円分のチケットバックというわけですから、還元率2.5%ぐらいなので普通でしょうか。
館内に申し込み用紙があるわけでもなく、受付カウンターでも特にすすめてくるわけでもありませんので、加入したい場合は自分から申し込みを希望しないといけません。
が、このカードがあれば館内の全ての支払い(飲食など)にポイントが付きますし、同行者がいて同行者がカードを持っていない場合は、自分のカードに合算でポイント付与もOKということなので、そう考えると入会費200円払っても結構お得になるかなぁと思っています。
もし加入しようと思っている人はぜひ参考にして下さい。
あるごの湯 / まとめ
もはやスーパー銭湯の領域をはるかに超えていて、アミューズメントパークと言っても過言じゃないぐらいの充実ぶりだと思います。
癒しやリラックスはもちろん、ダイエットなどのデトックスとしても効果を十分実感できるようなチムジルバン。
僕のように集中して読書が出来たり、誰にも邪魔されない空間の個室があったり、自分の時間やゆっくりした時間をたっぷり堪能できる施設と言えます。
可能であれば一週間に一度ぐらいの頻度で通いたいぐらいなので、ホントにおススメです!
いつまで続くかは分かりませんが、@nifty 温泉にあるあるごの湯のページに行けば、あるごの湯のクーポンが手に入ります。チムジルバンとお風呂をセットにした場合は200円も割引になるので、行かれる際は活用してください。
あるごの湯に行こうと思っている人の、少しでも参考になれば幸いです。
こちらの記事のおかげでとてもスムーズに堪能することができました。ありがとうございます。
女性用コミックスペースですが、本棚は無く、白い布状のテント?のようなものが4つほどありました。
ご参考までに。