こんばんは。Non太(@LoveWifeLives)です。
副鼻腔炎で手術を受けるまでのことをレポートしています。
僕は2015年6月8日に副鼻腔炎の手術を受けました。
実際に手術当日がどんな様子だったのか、さらには手術後の状況がどうなっているかをお話ししたいと思います。
寝不足で迎えた手術当日
普通に考えても分かるように、手術前日は十分な睡眠を取るように言われます。
熱や風邪などがあった場合には手術が延期になる事もあるので、病院からは睡眠はしっかり取って下さいと言われるんですね。
前回の記事(⇒副鼻腔炎の手術までの道のり)でも書きましたが、2015年6月8日を手術日に決めた理由は、これを逃すと次回可能な手術日が9月まで予約でいっぱいだったからという事でした。
仕事のスケジュールを考えないままに手術日を即決してしまっており、いざ仕事の予定を見てみると手術日の前日に大切な仕事が入っていたのです。
仕事の話しは割愛するとして、最終的に仕事から帰宅出来たのは手術当日に日付が変わった朝の5:00頃…結局、シャワーを浴び2時間ほどだけ寝て迎えた手術当日となりました。
本来ならば緊張して眠れない人もいるらしく、睡眠導入剤も処方されていたのですが、そんなものは全く必要となる事なく迎えたのでした。
手術開始から終了までの流れ
寝不足で迎えた手術当日。朝の9:30に細田耳鼻科へ来院し、そのまま手術前の処方をされます。
まずは第一段階の鼻の局部麻酔。これが結構痛かったです。
麻酔がしみ込んでいるガーゼを鼻の奥までギュッと詰めて、それを何枚も押し込まれる上に、鼻の奥から喉の方にしみ込んだ液が流れてきてたので、喉まで麻酔がかかるような苦味がきつい感じでした。
ガーゼを突っ込んだまま一旦ベッドに座った状態で待機し、ほどなくして手術台へと移動するよう呼ばれました。
ベッドに横になった後、右手には血圧計をまかれ右手首には脈を取る心電図のようなものをまかれました。
そして、左手には点滴を打ちつつ「安定剤を入れるので少しボーッとしやすい薬を入れますね!」と看護師さんに言われたのですが、そこからはほとんど意識がなく眠りに落ちてしまいました。(※恐らく寝不足も少しは関係があったと思われます)
たまに手術中にぼんやり意識が戻る事があったんですが、その時は骨をガリガリやっている時だったり鼻をギューッと押し込んでるようなほんの少し痛みが伴うような時に目が覚めるのでした。
ただそれも束の間またすぐに眠りにおち、それを2,3回か繰り返し目が覚めた時には気付いたら手術が終わっていたという感じ。
手術をしてくれていた先生たちが発言した中で覚えているのは、目覚めたときに「終わりましたよーこの指を目で追えますか?」と聞かれ、僕は目でその指を追いかけた記憶ぐらいです。
睡眠不足が良かったのかどうかは分かりませんが、安定剤を入れられたらすぐに眠りに落ちたので、それはそれで良かったのかもしれません。
手術直後の状況
看護師さんの手を借りつつ手術台を降りて、隣の部屋にあるベッドに横になりました。
そこで妻も来てくれていたので一緒に説明を受けたのですが、「寝不足と麻酔でかなりボーっとされてるので、少し休んでもらっていいですよ」と言われ、ベッドに横になった僕はまた眠りに落ちそのまま2時間ぐらい寝ていたようです。
9:30に病院に入り、10:30頃に手術を始め、11:30頃には手術は終了したので、手術時間は約1時間程度だったようです。その後はそのまま気付けば14時前までは寝ていました。
14時頃に再び病院で目覚めたとき、思った以上に鼻も頭も痛かったので、もらっていた坐薬を人生で初めて使用しました。w
坐薬を服用してからは30分ぐらいで痛みは取れたものの、鼻には完全に詰め物をしていたので鼻が通らず、口呼吸をしないといけないのでそれがかなり大変でした。
手術後の帰宅まで
細田耳鼻科は日帰り手術がウリの一つです。
日帰りできるからと言って普通に電車に乗って帰ること等は控えるように言われ、車がない場合はタクシーなどで帰ることをおすすめされます。
僕の場合、手術を終えてから自宅に帰るまでの方法として、自分の親に車を出してもらい家まで帰りました。
自宅に戻った後は、寝不足も相まってさらに延々と寝ていたのですが、目覚めた時またもや痛みが結構強かったので再度の坐薬を使いました。
そしてまた寝ては夕方に目覚め、妻が作ってくれたうどんを少し食べた後に飲み薬を服用し、朝までずっと寝ていました。
ずっと寝てると言いつつ、あいまには起きて血がにじんでしまうガーゼを自分で交換しています。朝起きるまでに合計5回ぐらいはガーゼの交換を行いました。
とにかく手術中も手術後帰宅してからも、ずーっと寝ていた僕。
目覚めたときに痛みを感じていたという事は、結局寝不足が関係してずっと寝られていたので結果オーライだったのかもしれません。
気になる手術費用や術後費用について
僕が副鼻腔炎で書いている記事を見てもらえればわかると思いますが、副鼻腔炎と一概に言っても色々とあるようです。
僕は医者ではないので自分が診断されたものしかお伝えできませんが、僕の症状は前頭洞と呼ばれるところには膿がパンパンに詰まっていました。
一方で上顎洞(じょうがくどう)と呼ばれるところにはほとんど膿は溜まっていませんでした。
さらに診断結果として、鼻中隔湾曲症という診断も受けており、どうやら僕の場合は鼻の骨が右の方に少し曲がっているらしく、そのせいで鼻腔の通り道が狭まって前頭洞との空気の行き来も出来にくいというものでした。
結果として、手術の内容は内視鏡下鼻・鼻副鼻腔手術Ⅲ型、鼻中隔強制術、鼻甲介切除術という術名にあたり、合計で約18万円でした。
これは手術の代金だけです。
その前の術前検査であったり、手術の前の通院費であったり、手術後の通院費を考えると到底18万円では足りません。
恐らく、通院のための交通費や薬代なども考えると20万~25万円近くは使ってるんじゃないかと思います。
ちなみに、術後は化膿止めの点滴を打ったりします。
▼術後翌日や翌々日に打った点滴
こういう意味ではお金は大事ですよね。お金で幸せは買えないとよく言いますが、お金がないと幸せになれないという点も一理あると考えさせられました。
また、一ヶ月で医療費が10万円程を超えた場合は「高額療養費制度」というものがあり、いくらかお金が返ってくる制度があります。
僕の場合で言うと、6月の一ヶ月間で約23万円ぐらいは払ったので、8万~9万円程は返ってきました。
「高額療養費制度」を利用しない場合は、翌年の確定申告で医療費控除分を申請すれば、その分控除されることになりますね。
慢性副鼻腔炎と診断され、病院が確かであるならば手術を受けることを考えても良いと思う
僕が今回受けた病院は細田耳鼻科。もう何度も紹介しています。w
この病院のいいところは、日帰り手術を行っているところ。そして腕が確かなこと。
病院を選ぶ過程で大事な事は人によって色々とありますが、人としての考え方があるかどうかを僕は重視しています。
だって自分の身体を預けるわけですから、腕だけじゃなくて人として考えられる意識を持っているかって大切なんじゃないかと。
総合病院では患者さん一人一人に寄り添った診察は難しいかもしれないし、町医者になると腕がなかなかたたない可能性もあるかもしれません。
そんな中で僕はたまたまでしたが、細田耳鼻科を見つけられた事が本当にラッキーだったと思っています。
どちらかというと細田耳鼻科は町医者寄りです。入院施設があるわけでもないし、総合病院でもありません。
ただ、人としての考え方を持った病院である事は目で見て体感できました。
「学会のため、休診します」という文言とともに病院が休みになっているのを目にしたことがある人はたくさんいるんじゃないでしょうか。
でも、その学会が「どこで開催され、何という学会で、どんな発表を行うために休診させて頂きます」と書かれている案内を見た事がありますか?
僕は今まで見たことがありませんでした。
細田耳鼻科の診察の合間の中待合で待っている時に、たまたまその休診しますの案内が掲げられているのを目にしたんです。
見てみるとそこにはしっかり、「どこで開催されているこんな学会で〇〇の発表を行うために休診します」と、詳細に書かれていたんです。
それを見て僕は感心しました。まさしく信頼の証なんだなと。
上記が全てではないですが、実際術後の経過も順調ですし、もうあの頭痛には悩まされなくなるのかなと思うと心底ホッとします。
ですから、もし慢性副鼻腔炎で悩んでいる、副鼻腔炎が原因で頭痛がひどくてたまらない、等の症状が出ている人には、ベストな病院を見つけて手術を受けることを考えても良いんじゃないかと思います。
それがもし大阪に住んでいる、もしくは関西圏に住んでいるのであれば細田耳鼻科はぜひおすすめしたい病院です。
少しでも参考になれば幸いです。
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