京都にある安産祈願で有名なわら天神(敷地神社)。
安産祈願は戌の日に行くのが良いとされているので、戌の日と週末が重なる時にはたくさんの人が訪れます。
そんなわら天神へは、車かバスで行く人がほとんどだと思います。
行って初めて分かりましたが、車で行ったとしても駐車場の場所が少し分かりにくかったし、バスで行くにしても京都の市バスは理解していないと乗りこなすのが難しいです。
情報がないままにふらっと行くには、結構至難の業じゃないかと。
ということで、この記事ではわら天神(敷地神社)へのアクセスについて、車と電車+バスでの行き方を詳しく解説したいと思います。
これさえ読めば、わら天神への行き方はマスターできるはずですよ!
車でわら天神へ行く場合
まずは自家用車やレンタカーでわら天神へ行く場合について。
車じゃなくてバスで行きたいんだ!って人は、この章はスルーして下部まで飛ばしてください。バスでの行き方を記載しています。
車で行く場合に一番手っ取り早いのは、カーナビをセットしていくことです。
今のご時世、カーナビが付いていない車の方が少ないと思うので、カーナビの目的地にわら天神をセットすればひとまずはオッケーです。
<<わら天神(敷地神社)基本情報>>
住所 :〒603-8375 京都府京都市北区衣笠天神森町10
電話番号:075-461-7676
受付時間:9:00頃~16:00・17:00頃まで
国道●号線を北上して…とか、●●高速に乗って▲▲インターで降りてみたいな説明よりも、よっぽどカーナビに頼った方が楽にたどり着けると思います。
それよりも気になるのは、わら天神の駐車場情報だと思うので、それを以下に詳しく説明しておきます。
わら天神の駐車場は2ヶ所ある!
行って驚き初耳でしたが、わら天神の駐車場は2ヶ所あります。
その2つの駐車場についての詳しい情報です。
2つの駐車場の場所
周辺MAPとともに、わら天神の駐車場をGoogle Mapに書き込みました。
▼わら天神駐車場
赤色・・・わら天神の敷地内
青色・・・第一駐車場
緑色・・・第二駐車場
紫色・・・わら天神前交差点
と色分けしてみました。
では、実際に写真付きで第一駐車場と第二駐車場について解説します。
第一駐車場について
まずは比較的分かりやすい第一駐車場についてご紹介します。
駐車場の場所はわら天神入口向かって右手にある!
第一駐車場は、わら天神の入口向かってすぐ右隣にあります。
わら天神前交差点から北上する場合はそのまま左折して入れますが、わら天神前交差点へ南下してくる場合は、中央分離帯があるため右折では入れません。
▼MAPで見るとこういうことです。
▼わら天神入口の手前から見たらこんな感じに見えます
左手がわら天神への入口なので、その先に駐車場があります。
▼駐車場側からわら天神を見たらこんな感じです。
右手前に駐車場入口があり、右奥がわら天神への入口です。
余談ですが、駐車場の隣にはソフトバンクショップがあります。
駐車可能台数は4台
第一駐車場に停められる車の台数は4台だけです。
上記の赤・青・緑・紫で記した場所にだけ駐車可能です。
黄色で囲ったスペースは駐車してはいけません。(緑と紫に駐車した人が出られなくなるので)
週末は車で来る人も多いので、少し混雑することがあります。
また、17時に駐車場は閉鎖されるので、それまでに出庫するように気を付けましょう。
ちなみに駐車する際に、頭から突っ込んでしまうと出る時に非常に苦労します…ので、駐車する時はバックから入ることをおすすめしておきます!
次に第二駐車場についてです。
第二駐車場について
第二駐車場は、第一駐車場と比べて比較的大きくて駐車可能台数も倍以上あります。
駐車場の場所はわら天神入口手前を左折してすぐ!
第二駐車場は、わら天神の入口手前を左折するとすぐ右手に見えてきます。
わら天神前交差点から北上する場合はスムーズに左折できます。
もしわら天神を通り過ぎてしまったとしても、通り過ぎた先を左折してぐるっと迂回すれば、第二駐車場に到着することが出来ます。
また、わら天神前交差点へと南下してきた場合、中央分離帯がなくなっている場所ではありますが、右折するのはおすすめしません。危ないので。
その場合もぐるっと迂回するようにしましょう。
▼MAPで見るとこういうことです。
▼わら天神前交差点から左折するところを見るとこんな感じ
第二駐車場前の通りは歩行者専用の時間帯あり!
上記写真はわら天神前交差点からすぐに左折したところの道です。
この道の右手奥が第二駐車場ですね。
で、写真の上部に標識があるのが分かりますか?
▼拡大
▲【土曜・日曜・休日を除く8-9・13-15】▲
と書かれています。
平日の8時~9時、13時~15時の間だけは歩行者専用道路となる標識です。
なので、平日に行こうと思っている人は歩行者専用道路になる時間帯があることに気を付けて駐車する必要があります!
▼歩行者専用道路になる道は黄色で囲ってる区間です
この区間の西側もずっと歩行者専用道路が続きます。
駐車可能台数は10台!
第二駐車場に停められる車の台数は10台です。(軽専用1台含む)
上記赤枠に7台、青枠に3台(真ん中が軽専用)で計10台が駐車可能です。
こちらも17時に閉鎖されます。
平日の歩行者専用道路になる時間帯だけ気を付けておけば、こちらの方が台数も多いし駐車場も広いのでスムーズに停められるかもしれませんね。
わら天神への車でのアクセス / まとめ
ということで、車でわら天神へ行く場合の注意点をまとめます。
- カーナビにしっかり住所を入れて向かう
- 駐車場の位置を把握しておく
- 平日でなおかつ第二駐車場に停める場合は、歩行者専用道路になる時間帯(8-9・13-15)に気を付ける
ほんとこれぐらいでしょうか。
駐車場の位置さえ把握しておけば、「駐車場どこや~!」と迷うこともなく安心して行けると思いますので、ぜひ参考にして下さい。
河原町駅・京都駅からバスで行く場合
今回僕自身がわら天神に行った時は、河原町からバスを利用しました。
京都市バスは理解すれば比較的容易に乗れますが、理解するまではかなり複雑です。
あまり理解していない人でも分かるように、河原町駅と京都駅からバスでわら天神へ行く方法をご紹介します。
河原町からわら天神へバスで行く場合
河原町からわら天神へとバスで行く場合、乗らなければいけない京都市バスの系統は15系統「立命館大学前行」か205系統「河原町通 金閣寺行」です。
降りるバス停は「わら天神前」というバス停です。
河原町からのバスの場合、まずは行き先に寄って乗車場所が変わることを理解しておかないといけません。
▼四条河原町のバス乗車場所について
(こちらをクリックでバス停のページに飛びます)
上記画像にも載せている通り、河原町(四条河原町)のバス停は8ヶ所(A~H)あります。
わら天神へと行く為のバス系統は15系統と205系統ですが、15系統「立命館大学前行」であればA乗り場、205系統「河原町通 金閣寺行」であればF乗り場が乗車場所となります。
これを頭に入れた上で、系統別にバスの乗り方を解説したいと思います。
▼205系統「河原町通 金閣寺行」でわら天神へ行く場合
京都市バスの205系統「河原町通 金閣寺行」でわら天神へと向かう場合、四条河原町の乗車場所はF乗り場です。
▼四条河原町バス停のF乗り場が分かりやすいMAP
※京都市バスのページからお借りしました。
F乗り場への行き方としては、四条河原町の交差点を軸にすると、まずは地上に出た後京都マルイと京都高島屋を背中にしたまま真っ直ぐ歩いていくと、すぐ左手に見えてきます。
F乗り場が分かったところで、乗車する205系統のバスについても説明しておくことにします。
205系統はいわば周回のバスです。
九条車庫前というバス停を起点に、北大路バスターミナル方面へ向けて出発し、また九条車庫前に戻ってくる感じ。
そして九条車庫前を出発する際、河原町通を経由していくバスと、西大路通を経由していくバスがあるんです。
京都駅までは同じルートですが、それから東のルート(河原町通り経由)と西のルート(西大路通り経由)に分かれます。
今回は四条河原町からバスに乗るので、河原町通を経由するバスに乗る必要があるわけですね。
参考までに僕が作った205系統のバスの路線図です。
▼205系統(河原町通経由)のバスの路線図
九条車庫前をスタートしたバスは、「四条河原町」を通り(乗車するバス停)、ぐるっと回って目的地である「わら天神前」へと向かっているのが分かります。
では実際に、205系統のバスに乗る時に気を付けないといけないことについて。
何点かありますが、
- 違う系統(4系統)のバスも来るので間違えて乗らない事
- 金閣寺に向かうバスなのでメチャクチャ混雑する場合がある事
この2つが大事です。
1つめは、F乗り場から205系統の「河原町通 金閣寺行」のバスに乗ればいいと理解しておけば、違う系統のバスが来ても間違えて乗ってしまうことは少ないと思います。
どちらかと言うと2つめが大切!
京都は外国人をはじめ観光客がものすごく多いですし、金閣寺は訪れたい場所に挙げられる程人気の観光スポットでもあります。
そのため、金閣寺へと向かうバス(他の系統でも向かうバスはありますが)の車内はかなり混雑していることがあるんです。
所用時間としては、四条河原町からわら天神前まで約40分程度。
路線図を見てもらえば分かるように、降りるバス停である「わら天神前」は金閣寺道という金閣寺へ向かう方が降りるバス停の次なんです。(上記路線図参照)
ということは、もしバス車内が混雑していて、車内にいる人のほとんどが「金閣寺に行こうと思っている人」という場合には、約40分間はすし詰め状態でバスに乗り続けないといけない恐れもあるということです。
わら天神に行く人は、安産祈願で行く人がほとんどのはず。
自分の妻を見てるので分かりますが、妊婦だけでも大変なのにまだ5ヶ月や6ヶ月でつわりが終わりかけ(全然終わっていない場合もあるでしょう)の人が、40分間も立ちっぱなしで満員のバスに乗るなんて…
もう考えるだけでやめておいた方が良いのは理解できると思います。
車もないしバスでしか行く方法がない。でもわら天神には行きたい!という場合、じゃあどうすればいいのか?というと、205系統じゃなくて15系統で行く方法をおすすめします!
僕も15系統で行きましたので、それを以下にご紹介します。
205系統の方がバスの本数は多いですけどね。
参考程度にとどめて頂くようにお願いします。
▼15系統「立命館大学前行」でわら天神へ行く場合
205系統が金閣寺方面の経由になり、さらには混雑する恐れがあることは分かってもらえたと思います。
次にご紹介するのは15系統「立命館大学前行」のバスに乗ってわら天神へ向かう場合です。
僕が実際に使ったバスであり、205系統に比べるとかなり空いた状態でバスにも乗れたのでおすすめです。
まず、四条河原町の乗車場所はA乗り場です。
▼四条河原町バス停のA乗り場が分かりやすいMAP
先程ご紹介していたF乗り場からは、道路を挟んで斜め向かいにあります。
地上に出て四条河原町の交差点を軸にして、京都マルイと京都高島屋を背中にして、右側の道路を真っ直ぐ歩いていくと見えてきます。
▼A乗り場
また、15系統のバスについても説明しておきます。
15系統は立命館大学前~四条河原町の路線を走っているバスで、朝(7時~10時頃まで)はもう少し本数は多いですが、30分に一本しか出ていないのが残念なところです。
降車バス停である「わら天神前」は、終点である立命館大学前の2つ手前のバス停になっています。
こちらも、参考までに15系統のバスの路線図です。
▼15系統のバスの路線図
では、実際に15系統のバスに乗る際に気を付けておくべき点です。
それは、
- 違う系統のバスが多数来るので、間違えて乗らないように気を付けること!
正直それぐらいです。
15系統の他にもバンバン違う系統のバスが来ますが、15系統とさえ覚えておけば問題ないかと。
僕が乗車したのはお昼の14時頃でしたが、その時は全くと言っていいほどバス車内は空いていましたし、席に座って何も気にすることなくわら天神前まで行けましたから。
ちなみに14:13発のバスに乗り込み、わら天神前へと着いたのが14:50でしたので、所要時間は37分です。
大体約40分かかると思っておけばいいかと思います。
▼バスの車内
乗車しているのは常時大体5~10人ぐらいでしたので、混雑とは程遠くゆったり向かうことが出来ましたよ!
これで四条河原町から205系統のバスで行く場合も、15系統で行く場合もバッチシなのではないでしょうか。
次に京都駅から行きたいという人もいると思うので、そちらも解説しておきます。
京都駅からわら天神へバスで行く場合
京都駅からわら天神へバスで行く場合の京都市バスの系統は、
- 50系統(二条城・北野天満宮・立命館大学行)
- 101系統(洛バス/二条城・北野天満宮・金閣寺)
- 205系統(族館・梅小路公園・金閣寺・大徳寺)
で行くことが出来ます。
また西日本JRバスでも行けるんです。(実はJRバスが一番おすすめだったり…)
京都駅前のバス乗り場も乗車位置が多数あるので、まずはそれを理解しておく必要があります。
▼京都駅前のバス乗り場について
上記画像が京都駅前のバスのりば案内の看板です。
京都市バスの場合、50系統と101系統の乗り場は【B2】、205系統の乗り場は【B3】となっています。
JRバスの場合は、JR1とJR2は高速バス用の乗り場なので【JR3】から乗車します。
上記を理解した上で、それぞれの系統の乗り方を解説していきます。
▼【B2】乗り場から50系統、101系統のバスでわら天神へ行く場合
B2乗り場から出ているバスは、50系統「立命館大学行」か101系統「二条城・北野天満宮・金閣寺行」しかありませんので、言ってみれば来たバスに乗り込めば「わら天神前」まで行くことが出来ます。
どちらの系統に乗っても、大体所要時間は40分前後が目安で運賃は一律230円です。
ここでは路線図までは載せませんが、時刻表・NAVITIMEが提供している路線図のリンクを載せておきます。
▼【B3】乗り場から205系統のバスでわら天神へ行く場合
この系統は、河原町編でご紹介した205系統と同じバスです。
四条河原町に到着する手前で京都駅前に停車するので、205系統のバス「四条河原町・北大路バスターミナル行」や「金閣寺・北大路バスターミナル行」が来たらとりあえず乗り込めばOKとなります。
また、205系統の中には「MN205系統」や「快速205系統」のバスがあります。深夜0時とか朝方(7時頃~10時頃)に動いているぐらいで、昼間はほとんど稼働してないバスですが…。
一応、「快速205系統」のバスはわら天神前には止まりませんのでご注意を。
このバスは本数が多いのが魅力と言えるでしょう。
ここでも路線図までは載せませんので、時刻表・NAVITIMEが提供している路線図のリンクを載せておきます。
【参考】
▼西日本JRバスでわら天神へ行く場合
京都駅からわら天神へ行く場合に一番おすすめしたいのが、実はJRバスだったりします。
というのも、京都市バスと比べて認知度が低いからなのか、JRは高速バスしかないと思われているからか、比較的空いてることが多いからです。
さらには所要時間も京都駅前からわら天神前までは30分前後と市バスよりも早く到着しますし(停車するバス停が少ないから)、料金は変わらずに230円でもあるからです。
もしタイミングが合うのであれば、ぜひJRバスを活用するのをおすすめします。
乗車可能なバスの行き先は以下です。
- 高雄・京北線(上り)/ 立命館大学経由
- 循環バス(左回り)
- 循環バス(右回り)
※一条通経由や烏丸経由のバスはわら天神前には停まらないので注意が必要です。
▼高雄・京北線(上り)/ 立命館大学経由の路線図
▼循環バス(左回り)の路線図
▼循環バス(右回り)の路線図
※いづれも西日本JRバスのページからお借りしました。
基本的にわら天神前を通るバスがほとんどなのですが、15時台のバスからは一条通経由のバスが出るので、そこだけ注意しておけば問題ないでしょう。
時刻表に発着バス停が一覧で乗っているので、これさえ見ればほぼ理解できると思います。
わら天神から河原町・京都駅へと戻る場合
これで河原町・京都駅からのわら天神へのアクセスはご理解頂けたと思います。
最後に、わら天神から河原町(四条河原町)・京都駅へ戻る場合についてご紹介しておきます。
▼わら天神前のバス停は★のところ
赤い★印がわら天神前のバス亭です。
右側の★印(マクドナルド側)のバス停からの方が本数も多く出ているので、右側のバス停から帰るようにするのがおすすめです。
後は、わら天神へ行く場合に解説した系統とほぼ同様です。
【四条河原町へ行くなら】
- 15系統(四条河原町行)
- (左側の★印のバス停から)205系統(金閣寺行)
のバスに乗るとうまく四条河原町まで戻ることができます。
【京都駅へ行くなら】
- 50系統(京都駅行)
- 205系統(京都駅行)
- 101系統(京都駅行)
- 西日本JRバス(京都駅行)
で京都駅まで戻ってくることが可能です。
ちなみに、京都駅へ戻ってくる際もJRバスは市バスに比べてかなり空いてましたよ!
わら天神へのアクセス / まとめ
実際に僕たち夫婦がわら天神へ安産祈願に行った時に調べた行き方を、さらに細かくしてご紹介してみました。
恐らく日本一詳しくわら天神への行き方を説明していると思います。w
京都の市バスは慣れるまでが大変ですが、慣れるとかなりありがたい存在でもあるのでうまく活用したいものですね。
もしわら天神に行こうと思っている人がいるなら参考にしてもらえれば幸いです。
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