結婚して2年半。まだ新婚の部類に入ると言われればそうかもしれないけど、十分に毎日楽しい結婚生活が送れているNon太(@LoveWifeLives)です。
周りを見てみると、「結婚は墓場だ…」と言った発言をしたり、結婚生活に不満を抱いている人がたくさんいるように感じるのも事実。
せっかくお互いが想い合って結婚したはずなのに、いざ結婚生活が始まると自分本位な考えが先行してしまって、お小遣いが減っただとか自分の時間が減っただとか、出来なくなったことばかりに目を向けてしまう人がいます。
なので今日は、結婚生活に不満を感じている事から夫婦生活円満への第一歩として、ともすれば見過ごしてしまいそうになる相手のほんの小さな優しさに気付くことが出来れば、きっと不満じゃなくて小さな幸せに心が満たされる、というお話をしたいと思います。
大きなおにぎりの話し
つい最近の話しですが、実際に妻が僕にしてくれたことをご紹介したいと思います。
僕は最近外に働きに出るようになりました。朝から夕方までの勤務スタイルなので、当然昼食を食べるための昼休憩があります。
外食でランチをするのはもったいないので、毎回僕はおにぎりを持参して食べるようにしていました。
そしてこのおにぎりは、いつも晩御飯でお米を炊く時に少し多めに炊いておき、その残ったご飯で作っていたんです。
そんなある日、いつものようにおにぎりを食べようとおにぎりケースを開いてみると、いつもより大きいおにぎりが入っていたんです。
その時に何となくあることに気付いたものの、帰ってから妻に直接聞くことにしました。
そう、普段は夜に炊いて余ったご飯は半分こにして、お互いにおにぎりを持って行っていたんです。
やっぱり…。
前日のご飯がそこまで多く残っていなかったことも知ってました。
おにぎりを見た瞬間、前日のご飯の残り具合とおにぎりの大きさを考えると、残ってたお米を全部使わないとこんなに大きいおにぎりは作れなかったんじゃないかと気付きました。
予想通り、僕のおにぎりを大きくするために全部のお米を使って作ってくれていました。
なぜこんなことをしてくれたかと言うと、毎日毎日僕はおにぎりだけだとお腹が満たされない~と嘆いていました。(一応笑いながらですよ!)
今は働きに出たばっかりだったし節約しないといけなかったので、贅沢にランチを毎回することは出来なかったんです。
お腹空いたを連呼する僕のために、妻は少しでもお腹が満たされるようにと自分の分までおにぎりをにぎってくれたんです。
僕は妻のそんなさりげない優しさにホントに感動しました。
小さな優しさは目を凝らさないと見えない
こんな風に小さな優しさというのは、日常生活の中でたくさん降り注いでいるものの、しっかりと目を凝らさないと見えない、素通りしてしまうものなんです。
相手のことを心から思いやって与えた優しさであれば、与えた方は見返りを求めているわけじゃないので、わざわざ口に出すこともないでしょう。
だからこそ、自分の我欲が満たされないなんていう不満に目を向けてないで、与えられている優しさに気付いて幸せで心を満たさないといけないんです。
結婚生活というのは、そんな小さな小さな優しさで包まれた生活のはず。
そしてそんな優しさに気付くたびに相手の心を感じることが出来、また自分も小さな小さな優しさをたくさん与えていこうとする、それが基本なんです。
まずはしっかり目を凝らして(想い返して)、相手から与えられている小さな優しさに気付いて下さい。
優しくされたら優しくするでしょ?
当たり前の話になってきちゃいましたが、優しくされて怒る人はいないですよね。
人は優しくされたら、ついつい恥ずかしくても自分も優しくなってしまうものなんです。
そして一番大切なのは素直になること。
僕はもちろんちゃんと言いました。「俺のために大きなおにぎり作ってくれてありがとう!」って。
その優しさが当たり前、優しくされるのは当たり前、そんな風に思うようなひねくれはいりません。
少し恥ずかしくても、小さな優しさを与えてもらえてることに気付けたら、素直に「ありがとう」って言ってみてください。
それだけであなたも優しさを与えられているんですから。
小さな優しさに気付くことから始めよう / まとめ
自分自身も振り返りながら記事を書いてみると、僕にもまだまだ至らないなと思う節がたくさんあります。
日々の生活に目を凝らして振り返ってみると、妻が僕にしてくれていることはたくさんあり、その一つ一つに感謝していかないといけないなと思いました。
「感謝していかないといけない」じゃないですね、「感謝したい」です。
そうやって考えると、周りには今まで思ってた不満よりも、たくさんの幸せが散りばめられていると感じられませんか?
結婚生活に不満を感じている人は、ぜひ一度ゆっくり日々のことを振り返って、小さな優しさで溢れていることに気付くことから始めてみるといいですよ。
結婚生活というのは素晴らしいものなんですから。