どうもNon太(@LoveWifeLives)です。
最近マナー研修の面白い講習を受けました。
マナー研修と聞くと、第一印象が大事だから身だしなみを整えようだとか、立ち居振る舞いが重要だから姿勢には気を付けようだとか、言葉遣いの基本として尊敬語と謙譲語を間違えずに使おうといった、堅苦しい内容をイメージしますよね。
僕も受ける前の感覚はそうでした。
でも、今回受けたマナー研修はものすごくバラエティに富んでてメチャクチャ面白かったので、その中から一つの話しをぜひご紹介したいと思います。
それは高品質と低品質という話し。
高品質を発揮できれば、会社内では間違いなく評価を得ることが出来るでしょう。
そもそも高品質と言われて何をイメージする?
例えばA店とB店のオムライスが食べられるお店があったとします。
A店は高品質なオムライスを提供していると言われ、B店は低品質なオムライスを提供しているお店と言われています。
さて、あなたはどちらのオムライスが食べたいですか?
まずは考えてみてください。
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答えは出ましたか?
もちろん高品質なオムライスですよね!
わざわざ低品質なオムライスを食べてみる!というチャレンジャーのことはここでは言及しません。笑
では、この高品質なオムライスの「高品質」って一体何が高品質なんでしょうか?
こちらも考えてみてください。
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僕はこの質問をされた時、味が美味しいから?と考えました。
研修中のその他の回答としては、原材料が良いから、オムライスを作るシェフが一流だから、出来立てが提供されるから、等々の答えが出ていました。
高品質って何?と言われると、大体の人が上記のようなことをイメージしていきます。
実はこれは品質基準なだけであって、高品質の定義には当てはまらないんだそうです。
では、高品質の定義って一体何なんでしょうか?
Made in Japanを考えれば高品質の定義が分かる!
日本の製造業は世界でも有数のレベルを誇っていると言われています。
俗に言うMade in Japanです。
Made in Japan自体がブランドになってますが、それの何が凄いのか?
それは、何万個・何十万個と同じ物を作ったとしても一つとして不具合が出ないことなんです。
例えば車を例に出すと、日本の会社の車は世界に色々と輸出されてますね。世界のTOYOTAとか。
何万台、何十万台の車を製造して輸出している中で、基本的に1台も不具合がないのが前提なんです。
そんな中でたまに聞くのがリコールというもの。
何万何十万の中でたったの1台の不具合でも出れば、対象の車はリコールとして無償修理や交換などを行っています。
海外企業では、何万・何十万に一つぐらい故障があっても許してね~というような精神が多いんだとか。(もちろん例外はあります!)
これが、Made in Japanは高品質!と言われるゆえんです。
何となく高品質の定義が分かってきたと思います。
もったいぶっても仕方ないので言いますが、高品質の定義というのはずばり“均一さ”なんです。
いついかなる時でも均一さを出せることが高品質と言い換えられるものなんですね。
ちなみに、中国に高品質のイメージってありますか?
恐らくほとんどの人がそんなイメージはないでしょう。
それは仮に中国から物を輸入したとしても、全て均一で全てがちゃんとしているとは感じられないから。
安定して同じものを同じように提供できる均一さが高品質の定義なわけです。
みんながイメージするのは品質基準
先ほどのオムライスに戻って考えてみましょう。
高品質なオムライスというのはどういうものなんでしょうか。
それは、いつ行っても同じ味が提供され美味しく食べられるオムライスということになります。
いやでしょう、あの店は日によって美味しい日もあれば美味しくない日もある、みたいなお店。
「原材料が良い」も「シェフの腕が良い」も、「出来立てが提供される」も、そもそも「美味しい」も全て個人的主観によって大きく変わります。
変な話ですが、誰が食べても美味しくないと思うようなオムライスを、毎回安定して同じ味で提供できるお店であれば、ある意味高品質なお店ということに当てはまります。
でも、それだけでは結局誰も納得しないので、品質基準と呼ばれる付加価値を付けていくんです。
産地にこだわった食材を使ったり、シェフ歴何十年のシェフが作っただとか。
「品質基準が高い = 高品質」が間違いとまでは言いませんが、高品質は均一さであることを頭に入れて次に進んでください。
高品質な会社員とは?
先ほどの内容に当てはめて考えてみると、高品質な会社員とはどういう会社員のことを言うのでしょうか。
それは、どのような状況においても安定して一定のパフォーマンスを発揮できる人のことを差します。
そしてそのような高品質な会社員がたくさんいる会社が、まさしく高品質な会社と言えるわけです。
一つ例を出してみます。
例えば仕事をお願いしようとした時に3社候補があったとします。
A社…かなり高い能力を持っているAさん。Aさんのパフォーマンスは高いものの、気分によって仕事の進み具合が激変することがあって不安は消えない。
また、Aさんがいなくなった時にフォローできるような人材はいない会社。
B社…至ってふつうのBさん。周りと協力して仕事はすすめることが出来るので、Bさんが抜けたとしてもフォローし合える環境がある。
たまーに良いと思える仕事をしてくれるが、ほとんどがもう少し頑張ってくれよ!という結果をもたらすことが多い会社。
C社…圧倒的なパフォーマンスをしてくれるわけじゃないものの、いつも上々の満足度の仕事を提供してくれるCさん。
チーム制を取っておりCさん一人がずば抜けて高い能力を持っているわけじゃないが、フォロー体制も整っているため、ミスなくそつなくこなしてくれる会社。
と、上記3社の会社があった時、あなたはどの会社に仕事をお願いしたいですか?
会社という組織に属していることを前提に考えてみてください。
僕の考えでは、B社のBさんは絶対ありえません。
個人で仕事をしていて人間的に好きなら、A社のAさんでもいいかなと思えます。
ある意味高パフォーマンスが出るかどうかは賭けですが、個人でやってる仕事であれば、僕さえ良ければ仕事の進み具合が遅くなっても何も問題がないわけなので、Aさんでも良いかなと思えたりします。
でも、会社という組織に属して仕事をするなら間違いなくC社のCさんです。
常に安定して上々の満足できる結果を残してくれて、周りのフォロー体制も整っているというのであれば、安心して任せられるから。
安心して任せられるというのは会社員としてかなり大事な要素であり、そう思われている人は間違いなく高品質な会社員であるでしょう。
均一さ = 高品質 = 毎回安定した結果を残せるということです。
会社内で認められるために / まとめ
今回お話しした内容は、マナー研修の時に話された内容です。(例の話しなどは僕が考えています。)
マナー研修ですよ?
マナー研修で高品質な定義が何かなどの話しへと展開していったので、先が聞きたくて聞きたくて仕方がない状況になる講習会でした。
今回は、高品質を提供できる会社員になれれば間違いなく信用を積み重ねることが出来、さらには会社内でも確実に評価されると思ったので記事にしてみました。
サラリーマンとして評価を求めるのであれば確かに実績も必要でしょう。
でも常に安定していて、いついかなる時にも大崩れがない結果を残すことが出来ることの方がもっと重要な気がします。
サラリーマンで評価を得ようと思っているなら、ぜひ参考にしてほしいですね。
会社の評価や安定を求めると、独自性や挑戦ということからは離れていきそうですけどね…。笑
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