副鼻腔炎の手術までの道のり

こんばんは。Non太(@LoveWifeLives)です。

以前から患っていた副鼻腔炎で、もっと詳しく詳細に病院の診断を受けたところ、手術をする事が決まったとブログに書きました。

その反響が少なくなく、たくさんの人が副鼻腔炎に悩んでいることを知りました。

タイムリーに僕は来週の月曜日(2015年6月8日)に手術する事が決まっています。(※この記事を修正している2016年現在は良好に過ごしています)

症状としては本当に辛い副鼻腔炎でしたし、世の中には同じような症状で悩んでいる方や、手術までがどんな風なのかわからなくてイマイチ踏み込めないという方もたくさんいると思います。

なので今日は副鼻腔炎という症状の中でも、慢性副鼻腔炎と診断を受けた僕の手術までの道のりをご紹介したいと思います。

副鼻腔炎の日帰り手術を行なっている細田耳鼻科との出会い

以前に書いた記事「慢性副鼻腔炎はちゃんと治療した方がいい!」でも話してますが、僕の副鼻腔炎の症状は、頭痛がひどいだけで鼻詰まりや匂いが変になるようなことは一切ありませんでした。

高校の頃に初めて発症し、10年近い潜伏期間(何も症状が出てこない期間)を経て、20代後半に大きな頭痛が頻繁に起こるようになったんです。

それまで総合病院で診断を受けて何とかやり過ごしてきたものの、手術をすれば治るということもなんとなくは分かっていました。

でも、診察を受けていた総合病院では手術をするには約1週間の入院が必要と言われており、多忙を極めていた僕はそんなに仕事を休めないし…治したいのは山々なんだけど…という気持ちでいっぱいでした。

そんな時、ネットで色々調べていた時に細田耳鼻科という病院を見つけました。

ホームページを見てみると、副鼻腔炎のことはもちろん、手術のことに加えて日帰り手術について詳しく書かれていたので僕は食い入るように見ました。

そこには日帰り手術についてこう書かれています。

日帰り手術といっても「術後毎日通院が必要であれば、入院する方がましだ」ということになります。

当院では、鼻の手術、耳の手術共に手術後2〜3日で通常の日常生活や軽労働は可能となり、早期の社会復帰が可能です。

本来であれば仕事のために自分の身体にムチを打って健康を損ねてまで働くなんてことは、あるべきものではないし、むしろあってはならないことに間違いありません。

と言いつつも、「手術するんで1週間入院します。明日から引き継ぎよろしく~」と、簡単には言えない環境があるのも事実です。

そんな自分の気持ちを見事に代弁してくれたかの想いになったのが日帰り手術でした。

いつ発症するかわからない、いつ頭痛が始まるかもわからない、そんな不安から逃れられるんじゃないか?仕事をほとんど休むこともなく手術を受けられるんじゃないか?

そう思って細田耳鼻科に行ってみることを決めた、とある2015年の5月。これが副鼻腔炎の日帰り手術を行なっている細田耳鼻科との出会いでした。

細田耳鼻科に決めたもう一つの理由

大阪で副鼻腔炎を専門に扱っており、日帰り手術にも対応している病院は細田耳鼻科の他にもたくさんあります。

もちろん初めて行く病院だとどんな病院かは全く分からないし、得られる情報もネットからの情報ぐらいです。

そんな中で、なぜ僕が細田耳鼻科に行こうと決めたのかと言うと、日帰り手術をしているから以外にあるホームページの言葉がありました。

ホームページのデザインなどは、プロに頼んでお金さえ払えばいくらでもどんな風にでも作り上げられるものだと思いますが、僕が細田耳鼻科を選ぶ決め手になったページが以下のページです。

細田耳鼻科・院長・医師紹介のページ

このページの一番下部を見て下さい。

野々田医師という方が、2015年2月で退職された旨が記載されています。独立のために細田耳鼻科を退職したわけで、岐阜県に自身の医院を開業させたようです。

確かに大阪と岐阜では競合ということもないでしょうし、お客さんを取りあうというような事もないでしょう。

それでも手術の執刀が出来る医師がいなくなるということなので、細田耳鼻科からすると相当の痛手になるはずです。それにもかかわらず、新しい事をしようとする人のことを応援する、さらにはさりげなく開業する医院も紹介し応援してあげて下さい。というコメントを載せています。

もしかすると戦略かもしれません。僕が感じたように、「ホームページにこのような書き方をすれば、このページを見た人は好感を得るだろう」と。

それでも良いと思ったんです。だから僕はこのページを見て、細田耳鼻科に行くことを決めたのでした。

実際のところ、細田先生に会い幾度となく話しをしましたが、戦略のような気配はみじんも感じませんでしたけどね。
スポンサーリンク

手術をした方が良いと言う診断結果

自分の症例以外は良く分かりませんが、細田耳鼻科で行った最初の検査で顔のレントゲンを撮り、現状の症状を確かめました。

レントゲンの画像を確認すると、前頭洞(ぜんとうどう)という部分(まゆ毛の上あたり)が灰色に染まっているのが一目でわかりました。

ただ一方で、上顎洞(ほっぺたのあたり)の辺りには全くと言っていいほど膿も細菌も何も溜まってなかったんです。

しいて言うと、篩骨洞(しこつどう)という鼻の筋のあたりの膿や細菌を出す通り道が狭くなってる、という事を言われたぐらいでした。

▼詳しくは下記の画像をご覧ください。

最終的に診断された結果は、前頭洞の膿がかなり溜まっていて手術をする方向で考えた方が良いというものでした。

その診断を受けた後さらに手術に関する詳しい話しを聞き、最終的に手術をするかどうかは自分で判断するように言われます。

副鼻腔炎での頭痛は本当にハンパないほどの痛みで立ってもいられないどころか、横になってじっとしているだけでも頭をトンカチで殴られているような感覚に襲われます。

この症状を我慢する生活はとにかくきついと判断し、手術を受ける事を決めたのでした。

手術をすると決めても全員が必ず手術出来るわけじゃない

病院で診察を受けたのが、2015年5月の初旬。最短の手術可能日が6月8日。それを逃すと9月までは予定がいっぱいという状況でした。

なので、僕は一番直近の6月8日を即決し、来週手術をするという事になっています。(※この記事を修正している今、手術は無事に終わっています。)

日程が決まれば、術前検査手術説明手術当日という流れになるのですが、この術前検査、これが言わば健康診断と同じような検査です。

でも、この術前検査に引っかかってしまうと手術は受けられないというのです。

この検査で行ったのは、血圧から、採血、心電図に鼻からの呼吸の強さを測るようなもの、さらには胸や肺のレントゲンも撮り、その後に先生の診断を受けるという検査でした。

僕はこの検査で異常はなかったので無事に手術を受けられるという結果になりました。

さらに先日、手術説明を受けにも行きました。

どういう状況だからこういう手術になる、と言う事や、手術を行う上でのリスクとして、色々な説明を受けました。

僕の場合は鼻詰まりもなかったので大丈夫だろうと勝手に思ってますが、慢性副鼻腔炎で万年鼻が詰まっているような人は、手術後に今までの声と若干変わる可能性があるというような説明も受けましたね。声は変わりたくないですが。。。笑

そういった説明をしっかり受けて手術説明も終了となり、あとは当日を迎えるのを待つという状況になりました。

副鼻腔炎の手術までの道のり / まとめ

あくまで僕の過程ですが、手術を受けるまでの流れのまとめを参考までに。

  • 初診で手術を受けた方がいいか、アドバイスを貰えます。
  • 手術を受けた方がよいと診断された後は、手術に関する詳細を聞き、手術をするかは自身で決めます。(強制は全くありません)
  • 手術を決めると、術前検査(手術が出来る体であるかどうかを確認する検査)を受けます。
  • 術前検査で問題がなければ、院長などの執刀医から手術説明を受けられます。
  • 手術当日を迎える

といった流れになります。

副鼻腔炎は本当に辛いと思います。僕は西洋医学というか、薬に頼る生活があまり好きではありません。

なにかあるとすぐに病院だ、薬だというよりは、自分の自己治癒力を高めて生活していきたいと思っています。

ただ、手術をしないと治らないものが存在するのは確かで、そういう点では病院に頼るしかない事もわかっています。

副鼻腔炎が慢性かなと思うのであればあるほど、診断を受けるのが遅すぎて大事に至らないように、同じような症状の人へ少しでも参考になればと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

日本語が含まれない投稿はスルーされますのでご注意ください。(スパム対策)