結局は何を言ったかではなく誰が言ったかが重要視される。

どうもNon太(@LoveWifeLives)です。

あなたにも同じような経験があると思います。

「良いこと言ってるんだけどな~あいつが言うと説得力ないよね。」というフレーズを自分で口にしたり、誰かが口にしているのを聞いたり。そんな経験はありませんか?

発言する内容が大事なのはもちろんですが、誰が言っているかによって相手に与える影響って大きく変わることを理解しておかないといけません。

本来ならば「誰が言ったか」なんて気にせずに「何を言ったか」を重視したいところではあるのですが、結局のところ「誰が言ったか」がいまだ重要視されています。SNSのおかげで少しはマシになったかな。

言っていることとやっていることが違う人の言葉は響かない

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以前僕が勤めていた会社の社長は残念な人でした。

例を話すと、僕たち社員にはスタッフ(アルバイト)のことを「クソだ」、「使い捨ての駒だ」と言っていました。でも、スタッフの前で話す場合、「君たちがいてくれるから、仕事が続けられる、ありがとう!」と言うんです。

僕は社長が嫌いだったので、もちろんスタッフに社長の裏の顔がどんなものか伝えます。あとはどうなるか想像できますよね。

もう一つ例を。

僕の以前の仕事は、女の子でしかもそれなりに可愛い子と接する機会の多い仕事でした。

男のスタッフもいるわけで、基本的に恋愛が禁止だとかそういうわけではなかったのですが、「出来るだけ身近なところでは恋愛に発展しないでほしい、チームでの仕事がしにくくなるから」と僕自身がスタッフに常々言っていたんです。

でも本気になったんなら正直に話してほしいとも。好きになる感情を抑えろとは言わないし、正直に話してくれたなら応援するから!とも言っていました。

そのおかげで僕と一緒に仕事をしてくれた人たちは、お互いに信頼して正直に話して続けてこれていました。

もちろん「身近な恋愛は出来るだけ控えて…外で恋愛してくれ!」と言っていた僕が、スタッフの女の子と何かあるわけがありません。

では社長はどうだったかと言うと、また僕たちの前では「A君とBちゃんが仲良くしとるぞ!」とか言ってくるわけです。もちろん僕はすでに正直に話を聞いているので情報を持っています。

でも社長は何とか2人を引き離そうとします。その理由はと言うと…自分がBちゃんを気に入っているからなんです。

そしてこそっと個人的にBちゃんをご飯に誘ったり遊びに行こうと誘ったりするのです。

BちゃんからA君にその事実は伝わり、A君は僕に言ってきます。まぁそんな社長だったわけです。

もちろんこれだけではありませんので、こんな話が100個以上あります。

では、そんな社長が新年のあいさつをしようが、仕事の大切な伝達事項をしようが、スタッフの態度はどうなるでしょうか?もちろん全く聞くことをしないのは容易に想像できますよね。

それがどれだけ実の詰まった話であったとしても。

言っていることとやっていることが違う人は、どれだけ中身を濃くしようとしてもすでに人格NGが出ているので話しは伝わらないんです。

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自分とホリエモンの場合

僕は昔から挑戦する起業家が大好き。ライブドア時代からホリエモンの挑戦的な態度が好きでした。

なので、僕は以前からホリエモンの著書を読んでいましたが、好きなのは約2年前に発売されたこの著書。

彼の生い立ちからライブドアでの成功、そして逮捕。それからのことが綴られた著書です。

ホントに何もなかった自分、何もなくなった自分に小さくイチを積み重ねて自分が出来ていったということを、この著書の中で話しています。

そしてこの本はかなりの部数が売れ、たくさんの人が参考にし発信しています。

では同じことを僕が言ったとしたら?

ほとんどの人が見向きもせず伝わらないまま、情報の渦に飲み込まれて消えていくでしょう。

どれだけ素晴らしい発言をしてても、誰が言っているかによってその伝わり度は大きく変わることになるわけです。

聞いてもらえる土台作り

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もし話を聞いてもらいたいと思うなら、ホリエモンのように努力して結果を出して、それ相応に土台のある人間になるか、それ相応のデータを引用しながら話すことが効果的です。

ホリエモンの場合、ゼロからイチを積み上げて素晴らしい土台を作り上げているので、その土台の上で話せば遠くの人にまで届きます。

でもその土台がしっかりしていない僕たち普通の人は、どれだけ大きな声で話しても遠くの人には届きません。だからデータというものをつかって、それを土台にするんです。

こんな感じに。

僕は数年前からインフルエンザのワクチン接種をやめました。

インフルエンザのワクチンがどれだけ危険でどれだけ意味のないもので、どれだけ病院が利益のためだけにやっているかわかってますか?と口を大にして言っても、近くの人にしか響かないし近くの人でさえ響かないかもしれません。

そんな時のデータの引用です。

こちらの記事をご覧ください⇒厚生労働省 インフルエンザQ&A

Q18に「ワクチンの接種を受けたのに、インフルエンザにかかったことがあるのですが、ワクチンは効果があるのですか?」という質問に対し、

インフルエンザにかかる時はインフルエンザウイルスが口や鼻から体の中に入ってくることから始まります。体の中に入ったウイルスは次に細胞に侵入して増殖します。この状態を「感染」といいますが、ワクチンはこれを完全に抑える働きはありません

と回答しています。一定の効果があるとも書かれてる部分はありますが。そして最終的には、

インフルエンザワクチンは、接種すればインフルエンザに絶対にかからない、というものではありませんが、ある程度の発病を阻止する効果があり、また、たとえかかっても症状が重くなることを阻止する効果があります。 ただし、この効果も100%ではないことに御留意ください。

ということなんです。まぁ絶対に掛からないわけじゃないということです。

もう一つこちらの記事⇒2011年にオランダのエラスムス・メディカル・センターで行われたワクチン学の研究結果の記事

英文になってますが、簡単に和訳すると「子供に定期的にワクチン接種を受けさせることは、インフルエンザと闘う免疫システムが悪化する」という内容になっているんです。

しかも、この研究はワクチン接種に反対している科学者ではなくて、ワクチンの性能を改善するために賛同者によって行われた研究であったところが重要ポイントです。

ただ僕が口にするだけの発言よりもこういうデータとともに発言することで、インフルエンザのワクチンはやめておこうと思う人が増える可能性、要するに影響力は増す可能性があるわけです。

データを土台にして話すことで、僕が発した言葉ではあるけれど、間接的にはデータが言っているということなんです。

僕が言っても響かないとしてもデータが言っていると響くことってメチャクチャありますよね。

もちろん必ずうまくいくとは限りませんが、自分自身で土台を作るか、データを借りて土台を作って物事を発言することが大事なんですね。

誰が言ったか / まとめ

僕も出来るなら「何を言ったか」が重要視されてほしいししたいと思っています。出来る限り誰が言ってるかは気にせずに、言った内容で物事を判断するようにしていますが、結局は誰が言っているかも見てしまっている状況です。

逆に発言する場になったなら、出来る限り内容はもちろん「誰が言ったか」という面でも少しでも土台が作られるようにしていきたいと思います。

データを引用しながら発言していくのも大切ですが、自分自身で土台を作り上げていくことはそれ以上に大切ですので、そこを目指していきたいですね。

参考になれば幸いです。

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