熊本県にある日奈久温泉に行ってきたので、その旅行記を書いてます。
今回は日奈久温泉の中でも観光スポットである「温泉神社」に行ってきました。
日奈久温泉駅を降りた時に歓迎してくれた女性の駅員の方が、「温泉神社があるから行ってみるといいですよ~」と言ってくれたので行ったのですが、ここは穴場のパワースポットか?と思うぐらいに神秘的な雰囲気が出ていて良かった場所なので、皆さんにご紹介したいと思います。
温泉神社までの道のり
温泉神社は日奈久温泉街の中心地からは少し外れてるのですが、行く時はまず「日奈久温泉センターばんぺい湯」を目指しましょう。
日奈久温泉センターばんぺい湯は、日奈久温泉街でも中心的な存在でもあるのですぐに見つかると思います。
▼日奈久温泉センターばんぺい湯
ばんぺい湯に向かって右側の道を進んでいくと、後は真っ直ぐ進むだけで温泉神社にはたどり着けます。
たどり着くまでに石段を登ったりしないといけませんが…
その道のりもご紹介しておきます。
▼温泉神社の鳥居
日奈久温泉センターばんぺい湯の横を通り過ぎてすぐに見えてくるのがこれ。
温泉神社の鳥居です。
普通鳥居と聞くと赤色をイメージしやすいですが、白い鳥居ってなかなか珍しくて素敵。
▼竹つえ
道中にある竹つえです。神社に行くときに階段が多いときや山を登るときに良く置かれてますよね。
置いてあるのは1本だけでしたが、結構な石段は登らないといけないので借りていくのもアリだと思います。
▼ここからどんどん石段を登っていきます。
▼肥薩おれんじ鉄道の線路の上を超えていきます。
先程の石段を登ったところが、ちょうど肥薩おれんじ鉄道の線路の上の橋になってました。
ちょうど電車が走るタイミングには良い写真が撮れそうな場所です。
▼どんどん石段をのぼっていきます。
▼道中にお手洗いもありました。
▼日奈久温泉イベント広場(相撲桟敷)
1枚目の看板の写真では日奈久温泉イベント広場と書かれていて、2枚目の写真では真ん中が少し盛り上がってますが、その昔ここで相撲が行われていたんだとか。
周りが段々の石段になっているのですが、それは相撲が開催される時の観覧席として作られていました。
だから近くにちゃんとしたお手洗いもあったということなんですね。
▼相撲の観覧席と書かれた案内板
▼まだまだ続く石段
イベント広場(相撲場)の石段が結構急なんですが、この石段を登り切ればやっと神社に到着します。
温泉神社の境内
イベント広場(相撲場)の石段を登り切るとすぐにお参りする境内が出てきます。
本殿があるだけかと思いきや、ここからも石段を登って奥の方まで行けたので、回った順番にご紹介しておきます。
▼温泉神社の本殿
恐らくこれが本殿かと。
向かって左側の案内板に「温泉神社にお祀りされている神様は一杵島姫命(いちきしまひめのみこと)と菅原道真(すがわらのみちざね)公です」と書かれています。
お参りしようと思ったら右手におみくじが置かれているのを発見しました。
▼おみくじ
こんなスタイルのおみくじも見たことありませんが、残り1個だったのか、もともと1個だけしか置いていなかったのかは分かりませんが、最後の1つをゲットできてほんわか嬉しくなりました。
もちろん賽銭箱に100円を入れてありがたく頂きました。
▼「開運招福お守入おみくじ」とのことなので期待したくなりますね。
結果は後で。境内には他にも色々とありました。
▼手水舎があったり、
▼境内からは日奈久温泉街が一望できます。
結構な階段をのぼってきたので、振り返ってみると日奈久温泉街が見渡せました。
▼八代市名木のケヤキ
樹齢170年にもなる木ですからね。立派なものです。
▼お告げの石
日奈久温泉が温泉の街になる始まりの話しです。
足利尊氏の部下であった浜田右近という人物が戦いに敗れ、逃れ逃れ傷を負いながらも日奈久の近くにたどり着きました。
その後、右近は日奈久へと移り住み、村の娘と結婚し、六郎左衛門という子供が生まれました。
子供の六郎左衛門は、父である右近の刀傷が癒えるように、長い間安芸の厳島明神に祈り続けたんです。そして、満願の日、神のお告げがありました。
「汝、この干潟の中に平石あり、それより百歩、一つの奇石あり、その下こそ正しく温泉あり…」
このお告げに従って海の浅瀬を掘ると、温泉が湧き出てきたというのです。
このお告げの時に掘り起こしたとされる石こそ、この「お告げの石」なんだそうです。
神のお告げで湧き出た温泉って、なんかいいですね。
▼六郎左衛門神社
お告げの石の隣には、温泉を掘り起こしたとされる六郎左衛門の神社がありました。
正一位稲荷大明神
稲荷神社の総本山は伏見稲荷大社とされてますが、この温泉神社もその稲荷とゆかりのある神社なんですかね。(詳しくは分からない…)
▼赤い鳥居が入口です。
▼結構急な階段が続きますが、雰囲気出てますね。
▼石段を登った先に出てきた参拝できるところ
ここが最後かと思いきや、この左奥にも道が続いていました。
▼見えたのは社のようなもの
▼これです
石段を登り切っても神社があったり祀られているものがあったり、僕一人だったのでちょっと恐ろしい雰囲気さえありましたよ。w
▼険しい山道
これ以上は険しい山道になっていたので、登るのはやめて降りることにしました。
引き返した時に撮った写真
引き返す時にはまた違った景色が見えますよね。
▼やっぱり急な階段
▼お告げの石・六郎左衛門神社・鳥居があると雰囲気出てます。
この赤い鳥居と森が異様というか神秘的な空気を出してますね。
▼境内に掲げられられてる相撲の写真を発見!
かつてはイベントの一つとして相撲が執り行われていたわけですからすごいことです。
神社を後にして山を下りていくと見つけました。
▼太閤(たいこう)越え
豊臣秀吉が島津征伐に向け通ったことから、太閤越えと呼ばれ、もともとは地元の人々が、温泉に入浴するために通っていた道でした。
20万もの大軍が軍道として利用したことを考えると、現在の道幅(1m程度)よりも広かったことが予想されます。
と書かれてます。
▼これが現在の太閤越え
太閤越えの道の隣には、肥薩おれんじ鉄道の線路があります。
ここを見つけた時、太閤越えと電車が重なる写真を撮ろうともくろんでたのですが、全然電車が通らなかったので諦めました。w
▼電車が通っていたら良い雰囲気になってたかもしれませんね。
おみくじの結果
おっと、忘れてはいけませんね。境内で唯一残っていた1つを買って開いてみたおみくじの結果はと言うと…
大吉です!!
さらに「開運招福お守入」と書かれてましたが、こんなお守りが一緒に入ってました。
▼開運招福お守
ということで、もちろん財布の中に入れましたし、年末ジャンボ宝くじもその帰りの足で買いましたとさ。
この勢いそのままに当たるといいなと思いつつ、帰宅の途につきました。
日奈久温泉・温泉神社 / まとめ
日奈久温泉駅を降りた時、「観光スポットはどこかありますか?」と駅員さんに聞いたらすすめられた場所が温泉神社でした。
全くの行き当りばったりだったにも関わらず、想定外に楽しいというか神秘的な雰囲気を感じられるパワースポットのように感じられました。
おみくじも残り1つを引けたし大吉だったし、開運招福お守も入ってたし、自分にとっては良い神社でしたね。
大昔に温泉が湧き出てから、日奈久温泉が大いに栄えていたことが垣間見える場所でもあると思うので、日奈久温泉に来たならぜひ立ち寄ってみてほしいと思います。
日奈久温泉の記事はこちらもあります
日奈久温泉に行くならぜひ参考にしてほしい情報を書いています。
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