大阪でも規模が大きい花火大会である「なにわ淀川花火大会」。
有料観覧席も大人気でほぼ全てのシートが完売します。
その中でも【レフトスタンド1】は、価格が安めなのに打ち上げる場所のど真ん中の席ということもあって一番人気です。
2019年は、実際にレフトスタンド1のチケットを購入して花火を見てきました。
実際のところ、めちゃくちゃおすすめの観覧席だったのは間違いないですが、レフトスタンドに関しての情報はどのサイトを見ても概要しかまとめられているものがなかったので困りました。
なので今後の参考もかねて、この記事では以下のことをまとめています。
- レフトスタンドの概要
- レフトスタンドの場所
- 何時頃までに入場すればよいか
- トイレはどうすれば?混雑具合について
- 屋台などでご飯やドリンクは買えるのか?
- 退場時の規制について
落ち着いてゆっくりと花火が見られるのは間違いないので、レフトスタンドの有料観覧席を購入しようか検討している人は、ぜひ参考にしてください!
有料観覧席・レフトスタンドの概要
詳細は公式ページを見てもらえれば分かると思いますが、簡単にまとめるとこんな感じです。
- 価格は大人:3,500円、子供2,000円
- 子供の対象は、3歳以上小学生以下
- チケットの購入には会員登録が必要
- コンビニで発券可能
- 16時から入場可能
- エリアが決められているだけで、エリアの中は自由席
- 再入場可能
- エリア内に専用のトイレがある
- エリア内に屋台などフード・ドリンクはなし
- 退場時の規制あり
といったところです。
1つずつ詳しく見ていきます。
レフトスタンドの場所
※公式ページからお借りしました。
レフトスタンドは花火の打ち上げ場所のちょうど真正面にあります。
スーパー堤防という、少し傾斜があり地面が芝生になっているところがエリアです。
▼レフトスタンド1
レフトスタンドは何時までに入場するのがおすすめか?
16時から入場が可能なレフトスタンド(スタンド席以外は17時から)ですが、何時頃まで入場すれば良いか?
ズバリ、18時までには入場しておくことをおすすめします。
有料観覧席を購入してるのに、開始の1時間半前には行かなきゃいけないの?という疑問が来そうですが…
理由は以下の3つです。
レフトスタンドはエリア内自由席の有料席
レフトスタンドはここからここまでがレフトスタンド1といった具合に、エリアは決められていますが、エリア内は自由席となっています。
要するに、早い者勝ちということ。
エリア内でも後方の高くなってる場所の方が見やすいのですが、そこからどんどん埋まっていって、最後には有料のはずなのに座れる場所が見つからない、みたいな事態になりかけてる人たちが多数いました。
エリア内の前の方は水上花火が見にくい
入口は白いシートで覆われています。
そしてそのシートは人の背の高さぐらいになっているため、近くでしゃがむと前が見えません。
必然的に後方から埋まっていき、どんどん前の方に向かってくるのですが、前の方に来すぎると水上花火が全部見えない恐れがあります。
実際、どんどん人が埋まってきてしまい、前の方だと見えにくい人が続出すると判断した運営側が、すでに座っている人たちに上の方に半歩あがってください~と声かけしてたぐらいですから。
2人・3人・4人などグループで座れる隙間が空いていない
もう少しみんな譲り合って座ればそんなこともないのですが、淀川花火の観覧客のマナーの悪さは有名です。
ほんの少し隙間が空いてるところを詰めないままに座り、ちょこっとだけ空間ができているままエリア内が埋まっていきます。
そしてその結果、カップルやファミリーなど数人で来たグループが一緒に座れるスペースがない、という事態が起こります。
前の方に座ればとりあえずは座れると言いたいところですが、前もコーンで区切られて座れるエリアが限定されています。
▼緑のコーンより前には座ることが出来ないようになっている。
とは言え、あまりに人が埋まりすぎて座るスペースがなくなったことで、仕方なく緑のコーンを前の方に移動させて座れるスペースを増やしてました。
でも前の方に座れば座るほど、水上花火などは見えにくくなってくるので、せっかくの有料席のメリットを生かせなかったりします。
実際、僕は5人(うち1人は2歳児)で行き、17:30頃にレフトスタンドに入りましたが、それでも横並びで座れるところを探すのに苦労しました。
結果、見つからず前に2人、後ろに3人という座り方をしています。
いらぬ苦労をするぐらいなら、ゆっくり2時間ぐらい前に来て席を確保する方がいいかなと、個人的には思います。
レフトスタンド1内のトイレ事情と混雑具合
さすがは有料席といったところでしょうか。
レフトスタンド1のエリアの中に、専用の簡易トイレが設置されていました。
エリア内の左右の端っこ両方にあります。
一方は女性用の簡易トイレを男女共用で、もう一方は男性用と女性用が分かれていました。
また、喫煙所も併設されています。
個人的には完全禁煙でいいのですが。
19:00を過ぎるとトイレは結構混んできますが(19:40花火スタート)、大体長くても10~20分待ちで行けます。(男性専用はもっと早いです)
屋台やドリンク販売はあるのか?
レフトスタンドのエリア内に屋台などのお店はありません。
でも、レフトスタンドのすぐ近くにドリンクを販売しているブースはありました。
▼アルコールも売っています。
缶ビール(350ml)が500円、スカイブルー(SKYYBLUE)が450円、ペットボトルの水やソフトドリンクが200円と、かなり高いです。
もしレフトスタンドに入って席を確保した後に、外に出たい場合は再入場が可能です。
出るときにレフトスタンドのチケットを見せると、再入場用のチケットをもらえます。
再入場時にそれを渡せばOKです。
付近のコンビニで買ったり持参して持ち込みがおすすめ!
あまり遠くまでウロウロしていないので明確には分かりませんが、レフトスタンド1付近にはフード系を販売している屋台は見当たりませんでした。
なので僕たちは、ビールやお茶などの飲み物は家から持参、晩ご飯や飲み物、おつまみ等は来る途中のコンビニで買って持ち込みました。
それが一番リーズナブルでおすすめです。
退場時の規制あり!終了後40分~1時間は出られません!
↑花火終了後のレフトスタンド1です。
運営スタッフが入口に立って、退場規制がかかっています。
結局、花火が終了したのが20:40頃ですが、レフトスタンド1を退出できたのは21:20頃でした。
といったように、終了後の混雑や事故防止のため、有料観覧席には退場規制があります。
退場の順番は有料席の値段の順になってるようで、エキサイティングシート(大人9,000円)の人たちから退場が始まり、次のエリア、次のエリアと進み、約40分後に退場OKとなりました。
こればっかりは事故防止が最優先なので仕方がないのかなと思います。
当日の雰囲気を写真付きでご紹介!
最後に当日にレフトスタンドで花火を見るまでの様子や雰囲気を写真付きでご紹介したいと思います。
レフトスタンドは中央入場口から行くようにしましょう。
我が家は正確には、17:40に中央入場口に到着しました。
▼17:40頃の中央入場口
中央入場口は有料観覧席のチケットを持っている人しか入れないので、これすべて有料席に向かう人たちだということになります。
一部分を切り取っただけですが、それでもすごい人です。
入場してレフトスタンドを目指します。
▼すぐに入場口に到着しました。
ぐるっと一周探し回って、結局入口すぐ目の前のところが空いていたので席を確保しました。
▼席から花火が上がるところを撮影した写真
ホントに真正面に花火があがります。
入口上にあるライトが邪魔になるんじゃ?と思ってたら、花火開始とともに低くなって照明も消されてたので問題ないです。
18時に席確保、着席といったところです。
▼右を見ても左を見てもかなり混雑してました。
あとは、のんびり買ってきたご飯を食べたり、トイレにいったりして待機です。
▼夜がふけてきました。
1時間半ほど待って、花火のスタートとなりました。
ちなみに、持ち込みのレジャーシートは禁止となってますが、敷いている人も多数見かけましたが、入場時に専用のレジャーシートをもらえます。
▼レジャーシート
かなり小さいサイズですが、ルールは守って楽しみましょう!
退場時の混雑具合
前述したように、花火終了が20:40頃で、レフトスタンドを出られたのが21:20頃。
規制がとけた後も中央入場口までの道が混雑しており、ゆっくりしか進めませんでした。
▼規制中で出られるのを待っている時
▼中央入場口の混雑
とにかくすごい人でした。
我が家は自転車を駆使して来たので混雑には合いませんでしたが、ここから十三駅を使って帰宅する人は、さらにすごい混雑に遭遇していたと思います。
花火を綺麗に見ることと混雑回避、どちらを優先するかですね。
なにわ淀川花火大会の有料観覧席・レフトスタンドについて|まとめ
↑レフトスタンドから見える花火です。
有料観覧席の中でも真っ先に売切れるほどの人気のあるレフトスタンドについてまとめてみました。
有料席と言いつつ、早めに来た方が良いとか、エリア内は自由席だとか、ちょっとした面倒なことがあるのは事実ですが、3,500円とお金はかかってもあれだけ近い場所で綺麗に花火が見られるのであれば、購入する価値はあるなと個人的には思います。
レフトスタンドの有料観覧席ってどうなの?と思っていた人は、ぜひ参考にしてください。
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