ついこの前子どもが生まれたと思っていたら、あれよあれよと1歳が過ぎ、もう1歳半。
子どもの成長は早いもので、出来る限りその成長を近くで見続けていたいと思っているNon太(@LoveWifeLives)です。
子どもが生まれる前、さらにさかのぼっては妻とまだ結婚する前、僕は勤務時間が鬼のようなブラック企業に勤めていました。
忙しかった自慢みたいでアレですが、
- 年間休日20日ぐらい
- 月間勤務時間毎月300時間オーバー
- 1年の半分は400時間オーバー
- 残業代はゼロ!
といった感じの社畜人生まっしぐらなサラリーマンだったんです。
この先ずっとはやっていけない!ということで、何とかその会社を抜け出せたはいいものの、次はどうやって生計を立てていくか、どうやって妻とゆっくり過ごす時間を作るか、について考える日々が始まりました。
一時期は、ブログを生業としてやっていこうと考えたものの…専業でやっていくほどの収入には及ばず、なかなか目が出ず厳しい限り。
とりあえず派遣として融通が利く勤務スタイルで、最低限の給与(生活出来るレベルではないけど)と、社会保険に加入が受けられるように働きながら、ブログの収入を伸ばす!とやってみたものの、Googleのアップデートに悩まされ、思うように伸びていかない。
そんな時にニョロ助(息子)が誕生。
派遣+ブログ収入という何とも不安定な状態のままでしたが、何とか生活が出来るレベルでの子育てが始まりました。
これからも何かとお金がかかる…ということから、やっぱり外でガッツリ働いて稼ぐほかないかなと考えるも、どうしても優先したいことは「早く帰宅できる仕事」。
大したスキルもなく30代半ばにもなると、その要望を叶えつつ落ち着いて生計を立てられる仕事は見つかりませんでした。
でも、生活のためにお金は得なきゃいけません。
最優先を希望するなら、仕事内容は選んでる場合じゃない!ということはごもっともなのに、どうしても単調な仕事、毎日同じことの繰り返しの仕事は続かないと、自分の性格が痛いほど分かっているので、どうしようとモンモンとする日々。
次に考えたのは、ブログを書き始めたことがキッカケでWEBに関する知識を独学で学んでいたため、その方面に進もうかということ。
当時の派遣の仕事もずっと続けるつもりじゃなかったので退職、と同時にWEBに関する勉強をしながらブログ収入で生活(赤字)に突入。
Webに関する職は需要もまだまだあるし、いけるんじゃないかともくろんでいました。
といっても、もう30代半ばのおっさんです。
WEBの実力はまだ素人に毛が生えたレベルだったので、20代からガッツリやってきた人には到底及びません。
もっと勉強したい!と思っていても、常に家にいるので子育てを妻に任せっきりに出来るわけもなく、結局育児で時間を割いてしまう毎日。
さらにブログの収入が途絶えると生活が出来なくなる状況だったので、時間が出来たとしてもブログに向き合う時間にあてなきゃいけない…ってなってました。
なかなか思うように勉強もはかどらず、家族で過ごせて幸せな気持ちとともに、焦る自分がいるといった感じでした。
それなら更新頻度に追われないようなブログ構築を目指せば、今までブログを書くことにあててた少ない時間を、勉強に回すことも出来るんじゃないかと考えました。
それからは今までの生活スタイルを変えずに睡眠時間を削ることでさらなる時間を捻出し、育児をしてブログを書いて、勉強しつつ特化ブログを作ることにもいそしみ、1万PV、5万PV、10万PVと順調にすすめてきました。
ありがたいことに収益もそこそこ伴ってきて、よし!この感じでいけばいけるかもしれない!
そう思っていた矢先、12万PVぐらいまで育ったところでまたもやGoogleのアップデートでぶっ飛びました。(アクセスが10分の1ぐらいに、今は3分の1ぐらいまで戻ってきてますが)
そんなこんなと並行しつつ就活もやっていました。
リクナビで求人探したり、紹介予定派遣で就職の道を探したり。
WEBの知識は実践で付けさせてもらおうと、実務未経験だけどHTMLとCSSはそれなりに分かる、フォトショもイラレも基本操作は可能ということで応募するも、なかなか書類審査が通らず面接までたどり着かない。
また、個人的に面白そうだと思えた求人も、【見なし残業代45時間分を含む】などといった「残業なしをうたってても、結果的にはある」と思われる仕事がほとんど。
独身だったり子どもがいなければ挑戦していただろうと思う求人でも、僕の最優先は『とにかく妻と子供と過ごす時間を確保した生活をすること』。
どんなに面白そうでも、どれだけ給料が良くても、残業多い・休みが少ない仕事は対象外としました。
こんな葛藤や悩みを色々と抱えつつ数ヶ月。
最終的に行きついたのは、仕事内容は大して面白くないけど、給料も全然良くないけど(将来的には上がる予定)、土日祝休み・残業ゼロ・飲み会なし・ノルマなしという仕事です。
- 薄給と言えど、絶対に入ってくる給料
- 基本18時、どんなに遅くても18時半には家に着いてる仕事
- 妻とゆっくり会話できる日々
- 子どもと顔を合わせられる毎日
そんな仕事です。
ここにプラスして副業収入があれば、十分にやっていけます。
願わくば、「在宅で自分がやりたい仕事をして、いつでも育児に関わりながら生活をする」を望みたいところでしたが、今の生活で十分ありがたい状況だと感じるようになりました。
副業元年と言われたり、好きなことを仕事にすればいい!とか、フリーランス万歳といった風潮がブログ界隈では血気盛んに言われてますが、こういう生き方も悪くないもんですよ!ということを、色々経験した立場から伝えておこうと思います。
残業ゼロ・飲み会なし・ノルマなしで毎日18時に家に帰ってこれる幸せ
正直なところ、残業がなく、付き合いの飲み会もなく、ノルマで追われることのない仕事がこれほどまでに幸せなのかと、身に染みて痛感しています。
家族そろって毎日晩ご飯を食べられる
まだ子供が1歳半なので、昼寝から起きたタイミングなどによっては、僕が帰ってくる18時で晩ご飯が終わっていることがあります。
が、大体妻とニョロ助が食事中の時か、まだ食べていない時に帰ってくることが出来るので、結果的に家族3人で一緒にご飯が食べられることがほとんどです。
僕自身曖昧でもありますが、平日に父親と一緒にご飯を食べた記憶はほとんどありません。
サラリーマンでも早く帰ることのできる仕事を見つけられれば、平日の夜でも一緒にご飯を食べられるんです。
やっぱりみんな一緒の方が幸せ度は上がりますよね。
子どもと遊べる時間がある
1歳と言っても、ご飯を食べ終わってすぐに寝るわけじゃないですよね。
なので、子どもと一緒に遊ぶ時間が必ずあります。
なんならご飯を食べた後、夜のお散歩と言って外を歩きに行ったりも出来て、毎日1時間2時間ぐらい遊べる時間があります。
週末の休みだけじゃなく、平日でもこうやって過ごせることは僕の願っていることだったので、ありがたい限りです。
家事を分担できる余力
どこに連れて行っても活発だと言われるニョロ助(息子のこと)。
そんな子供なので、ニョロ助のお世話だけでも毎日かなり大変です。
昼間は妻に一人で育児を頑張ってもらってますが、洗濯物を取り込めなかったりだとか、掃除が出来なかったといったことが頻繁にあります。
ニョロ助と一緒に楽しんで過ごせていたらOK!という我が家の方針があるので、家事が出来てなかろうが、ご飯が作れてなかろうが問題ありません。
僕はと言うと、18時までしか働いていないためまだまだ余力があります。
なので、ニョロ助と一緒に遊んでお風呂に一緒に入って、寝かしつけた後に(寝る時は妻は必ず一緒に寝てくれる)、僕が洗い物をしたり洗濯物を取り込んだり、洗濯したりといったことも簡単に出来てしまうんです。
これが残業で毎日21時、22時とかに帰宅していたら、正直やる気力も元気もわいてこなかったかもしれません。
家庭内のことをうまく分担してやるためには、18時に帰ってくることは必須な気がします。
副業にも力を注ぐことが出来る
実のところ、18時に帰ってくることが出来たとしても、今のスケジュールのように育児をして家事を終えてから副業をするのは大変です。
下手すると、夜の23時ぐらいからやっとスタートだからです。
テレビを見たり遊んだリしてたら、まず副業をする時間はありません。
出来るならニョロ助が寝るタイミングで一緒に寝たいというのが本音なのですが、ブログの収入に依存しているところがあるので、そこはグッとこらえて毎日頑張らなければいけません。
とは言っても、昼間の仕事をサクッと終えているからこそ、僕で言えば副業であるブログに注力することが出来ているのは事実です。
同じ23時スタートだったとしても、残業して帰宅が22時、その後23時から副業スタートというスタイルだったら、時間的には同じ開始時間でも出来てないだろうなと思います。
サラリーマンの収入だけで落ち着いて生活出来るようになれば、もう少し副業のやり方は変えていくかもしれません。
サラリーマンとして働いていても、18時に帰ってくることが出来れば、家族で過ごすことも副業に時間を注ぐことも十分に出来ます。
出勤するだけで確実にお金が入ってくるのは本当にありがたい
一時期はブログで生計を立てようとしたこともあるので、来月の収入がいくらになるか分からないという体験は、何とも言えない恐怖があります。
しかもその収入が生活出来るか出来ないかのギリギリをさまよっているレベルだと、余計に恐怖は増していきます。
サラリーマンは時間を拘束されて不自由、みたいなことをよく言われますが、逆に言うとそれだけで「確実に」一定の収入が得られることは、本当にありがたいの一言です。
僕自身は、サラリーマンとしての一番のメリットはこれに尽きます。
あと、保険料が安いっていうのもあります。
今の僕の勤務で言うと、毎朝9時前に出勤して17時になったら仕事終了!とするだけで、確実に給料が発生するわけですから。(実際業務は色々考えて試行錯誤しながら頑張って働いてます)
全てが理想通りとはいかず、業務内容という面ではあまり面白味を感じていない
仕事は我慢してするもの。
結婚したら、子どもが出来たら自己犠牲でも仕方がない。
そんなことを押し付けるつもりは毛頭ありませんし、そんなことを主張しているわけじゃありません。
ただ僕が、僕の価値観が、自分が我慢する状況になったとしても、家族で過ごせる時間を捻出出来るならそれでよし!と思っているというだけです。(と言いながら、単調な仕事はできないとか選り好みしてますが)
なので、我慢してやること!を美徳に思ってるわけじゃない、ってことだけはあらかじめ言っておきます。
18時には家に帰ってきてるし、仕事場は残業がなければ飲み会もゼロ、休みは年末年始はもちろんGWや夏季休暇もしっかりあって、ノルマなどもなく毎日に追われることもありません。
かなりありがたい限りですが、そんな仕事を選んだ結果、業務内容自体は正直面白味を感じる仕事ではありません。
自分がいなくても全然まわるやん…
もうちょっと責任感持って~みたいに思うこともしばしばあります。
でも、そういったところに目をつむることが出来れば、たっぷり家族で過ごす時間が手に入るわけなので、仕事が面白くなくても何とか乗り越えられてるもんなんだなといった状況です。
もしいま僕が独り身だったら?
100%就いていない仕事と言えますが、だからこそ副業としてのブログを並行して頑張ってるとも言えるんです。
と言いつつ、ブログの収入がなくなれば一発で終了案件
僕が働いている職場は、かなりゆるめの仕事と言えなくもないですが、結局のところ、ブログの収入がなければ選択出来ていない仕事でもあります。
なぜなら、ビックリするぐらい安月給だから。
新卒の初任給もないやんレベルなので、家族3人が質素な生活をしてもやっていけないぐらいの給料しかありません。
でも、ありがたいことに、僕にはブログの収入が少なからずあります。
だからこそ選べた仕事とも言えるわけで、もしこれが全部吹き飛んだら…一発で終了案件になってしまいます。
子どもを保育所に預けて妻に働きに出てもらうか、生活出来るだけの給料を優先して転職するか。
(そうならないように、何とか昇進を目指して昼間はがむしゃらに働き、副業ブログにも向き合っています)
一応ブログをやって3年以上。
記事数もこのブログだけじゃなくすべてのサイトを合わせると、800記事以上書いてきました。
そういったことがあったおかげで、今の生活スタイルを維持できています。
ブログの恩恵を身に染みてありがたく感じる今日この頃です。
家族の時間を最優先事項に考えつつ、穏やかな生活をのぞむならこの選択は安定している|まとめ
今でも頭の片隅には、ずっと家で過ごしながら時間も自由に選択しながら働けるようになれば、とは考えています。
それでもとりあえずでも、今のようなサラリーマン的絶対的収入+副業収入で、一家共倒れしない、転んでも立ち上がれる環境だけは維持しながら走るべきだ、と妻がいて子供がいる僕は思います。
リスクを取って、背水の陣で望むことをダメとは言いません。
でも今の僕のスタイルは、自分自身でも妙にしっくりきてて、穏やかな毎日を過ごすために非常に安定している選択だと感じます。
サラリーマンしかやっていないと、仕事のグチばっかりになってるかもしれません。(今でもついグチは出てしまう)
独立したりフリーランスでやってると、明日の仕事にも不安になることがあるかもしれません。
よく言われますが、会社員という枠組みだけじゃなく、【絶対的収入+別からも収入】というスタイルが、個人的には一番精神的に落ち着いて生活できるものだと言えます。
平日は拘束されていると言えど、そこまで不自由も感じませんし。
【時間にも場所にも縛られないフリーランスというスタイル】もいいなと思いますが、【定時で終わって家族で過ごす時間を確保できるサラリーマン】も、十分良いものですよ!
そこにブログなどの副業収入があれば、なお良しということです。
で、僕の仕事は何してるん?と言われそうですが、、、
実は大学職員です!
世間で言われているほど良いものじゃありませんが、僕の今のスタイルにはありがたい環境がこの職場。
サラリーマンでうーんとくすぶっているなら、僕のようなスタイルを考えてみてもいいかもしれませんね。
最後に一言だけ言っておくと、
大学職員は、そんなに世間で言われてるほど給料良くないですよー!
ということです。
じゃなくて、ブログいいですよ!ってことです。
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