家族3人の2泊3日旅行で答志島へ行くことを決めた我が家。
行き先が決まって、次はどの旅館に宿泊するかを調べることに。
色んな口コミを見たり、情報を調べたりした結果、決めた宿泊先は「波音の宿 中村屋」。
理由は、とにかく豪華な晩ご飯が食べられる&温泉にも入ることが出来るという点で選びました。
結果、思うところも色々とありましたが、想像以上に豪華な食事が出来たところは大満足だったので、宿泊した中村屋についてレポートしたいと思います。
あまり否定的なことは書かない僕ですが、今回はちょこっとツッコんだりしてます。
それは今後の改善の意味を込めて、、、本音レビューでいきます!
答志島温泉 波音の宿 中村屋について
答志島ではNo1,2を争う旅館と言われている中村屋。(←地元の人の話)
宿泊前に調べていた情報では料理が自慢、ということで期待して行ったところ、全く期待を裏切らない豪華さで大満足でした。
そんなレビューはもう少し後で、まずは館内や風呂など中村屋情報を紹介しておきます。
そんなのいいから、泊まった時のレビューを見せろー!という方は、こちらをクリックで下部にジャンプします。
和具港から車で3分、徒歩10分の立地
答志島にある3つの漁港(和具・答志・桃取)の中で、中村屋は和具港にあります。
基本的に港に降りたら、旅館の人が迎えに来てくれていて車で送迎してもらえますが、徒歩でも10分もかからない程度の場所です。
▼答志島へ渡るフェリーからも見えていた中村屋
高台の上にあるので、部屋から見える景色もかなり良かったです。
館内&客室について
設立が大正13年(1924年)とのことで、建物がかなり古くなっていることは否めません。
これは事前に分かっていたことでしたが、それでもなかなか古さを感じました。w
館内1F
▼玄関
ベビーカーなどはここに置かせてもらえます。
▼フロント
玄関入ってすぐにあるフロント。チェックイン・アウトはこちらで済ませます。
▼ロビー
広くてのんびり出来るロビーでした。
写真右奥が喫茶コーナーらしいですが、宿泊中全く稼働してる気配はありません。(言ったら注文できるのかな?)
▼奥には芸能人との写真も飾られていました。
このロビー付近には、ちょっとしたお土産ブースがあり自家製のものが販売されていたりします。
また、自販機もフロント近くに設置されていました。
▼展望ラウンジ
1F奥にある展望ラウンジ。ここが朝食を食べる場所です。
端っこの席に座れるとオーシャンビューで、天気が良ければ絶好のロケーションと言えます。
あいにく宿泊した翌朝は、雲が厚くて青空は見えてませんでしたが。
大浴場
大浴場は2Fにあります。
答志島の旅館の中でも、数少ない温泉に入れる旅館が中村屋です。
▼脱衣所。
▼洗面台は3つ。
▼ドライヤーは1つしか見当たりませんでした。
▼洗い場
▼内風呂
▼内側から見た露天風呂
今回は露天風呂に入れていません。(理由は後述)
ちなみに、上記はお客さんが他にいなかったので僕自身が撮影した男風呂です。
妻にも人がいないところを見計らって、女風呂も撮影してもらいました。
▼脱衣所
男風呂とは違って、赤ちゃんのベビーベッドのようなものが設置されていました。
こういう配慮はありがたいですよね。
我が家はいつも僕が子供のお風呂を入れているので、男風呂に入れて結果的に苦労しましたが。w
▼シャンプーバー
市販で売られているシャンプーですが、女風呂は色々選べたみたいです。
男には備え付けられたシャンプーしか見当たりませんでした。
▼女性内風呂
男性風呂とほぼ同じでした。
▼温泉分析書
泉温が17.3℃とのことで、加温が必須の温泉です。
また、循環ろ過式の温泉になっています。
メチャクチャ広い大浴場ってわけじゃありませんが、塩素の匂いも特に気になることなく入れたお風呂でした。
シャワーは若干難ありです。(詳細はレビュー時に後述)
星見台がおすすめ!
館内屋上には「星見台」と言って、星を見ることの出来るスペースが開放されています。
外が明るくてもこれだけの景色が広がっています。
もちろん夜は周辺にはほぼ街灯がないので、晴れていれば星がメチャクチャ見える…はずです!
晴れてた空も夜には厚い雲に覆われてしまい、星一つ見えませんでした。
客室
客室は2Fと3Fにあり、10畳タイプ・12畳タイプ・10畳+10畳タイプの部屋があります。
僕等が宿泊したのは10畳+10畳タイプの客室。
平日の宿泊で部屋が空いていたからなのか、赤ちゃんが一緒だったからなのか、頑張って奮発したプランにしたからなのかは不明ですが、広々と使うことが出来たのでありがたかったです。
▼一つめの10畳の部屋
▼もう一つの10畳の部屋
夕陽が差し込んでて明るくなっちゃいましたが、二間続いてるおっきな部屋です。
▼窓からはオーシャンビュー
フェリーが見えたり、のんびり海を眺められて良い景色が楽しめます。
▼冷蔵庫
▼クローゼット
▼タオルや浴衣一式
▼洗面台
洗面台周辺はちょっと薄暗くて怖かったです。
▼洗面所への入口がこれなので。
昔ながらの造りがそのままな感じで、ちょっと不気味感がありました。
▼内風呂
部屋にお風呂が付いてましたが、あんまり使う気になれなかったので使ってません。
お客さまへ
鉄分が多いため赤いお湯が出ます
と蛇口付近に注意書きが書かれていて、より一層使う気になれませんでした。
ニョロ助(息子のこと)は大浴場じゃなく、部屋のお風呂で入れられたらもう少し楽だったんですけどね。
▼トイレ
昔の和式の便器に洋式をくっつけた仕様になってました。
普通に用は足せるので問題ありませんが。
以上、中村屋の館内&客室紹介です。
前置き解説が長くなりましたが、以下、中村屋に宿泊したレビューです。
波音の宿 中村屋に宿泊してきました!
鳥羽からフェリーで答志島へ
答志島へはフェリーに乗って向かいます。
鳥羽まで車で向かい、鳥羽マリンターミナルの駐車場に停めてフェリーに乗船することに。
ニョロ助は初めての旅行で初めてのフェリーで初めてづくしの旅です。
▼鳥羽マリンターミナルの駐車場
佐田浜第1駐車場に停めておき、中村屋で駐車券を見せれば一泊無料券がもらえます。
▼佐田浜第1駐車場から鳥羽マリンターミナルへは徒歩で数分。
もう歩いてるこの道から、テンションが上がってきます。
▼海沿いの道を歩き、
▼鳥羽マリンターミナルに到着です。
▼入口
▼待合場所
2011年頃から利用が開始されているそうで、中はかなり綺麗でした。
▼イルカ島の船なども、ここから出港しています。
▼券売機
ここで答志・和具行の乗船チケットを購入します。
▼これがチケット。
後は、時間になるまで待合室でのんびり待機して、ニョロ助に授乳したりして待ちました。(鳥羽マリンターミナル内に授乳室があります)
▼出港時間になったので船に向かいます。
▼これが今回乗った船「第28鳥羽丸」
▼出港です!
目的地の答志島・和具までは約20分前後の船旅なので、短すぎず長すぎずでちょうど良い乗船時間です。
▼船から色んな小島が見えていました。
この日の昼間は見事な快晴で、海と空のコントラストがきれかったです。
▼夕陽だったらもっとすごい景色だったのかも。
▼中村屋がフェリーからも見えてきました。
▼港までもう間もなくです。
▼到着しました。
和具でかなりの人が降りていました。
答志島へ到着です。
中村屋へチェックイン⇒温泉を満喫
▼船を降りると中村屋の方が待っていてくれました。
フェリーに乗る前に連絡しておけば、港に到着に合わせて迎えに来てくれるようです。
我が家は電話してませんでしたが、タイミングよく送迎車に乗せてもらいました。
▼道中3分ほどの道のりで到着です。
▼まずはチェックイン。
ここで夕食の時間を聞かれます。
17時・17時半・18時とあり、ニョロ助のお風呂を済ませたかったので18時にすることに。
早速部屋に通してもらいます。
禁煙の部屋がないことはわかっていましたが、たばこの匂いがちょっとばかし染みついていました。
まぁ、これは仕方のないところです。
▼とは言え、窓からのオーシャンビューが気持ち良い部屋でした。
部屋に入ったらソッコーお風呂へと向かいます。
妻に先に温泉に浸かってもらうために、しばしニョロ助と2人で部屋で遊んでました。
なんか面白い髪型になってましたが、可愛いので気にしません。
妻が戻ってきたので、僕とニョロ助で大浴場に行くことに。
脱衣所で服を脱ぎ、初めての場所にしばし不安な表情をしてるニョロ助。
そんな時は、のんびり外でお風呂に入る解放感を味合わせてあげようと、シャワーで汚れを落とし露天風呂に向かうと…
と思ってしまいました。
【温泉に入れる&露天風呂が楽しめる】も旅館を選んだ理由の一つだったのに、貼り紙だけで済ませるなんて…。
フロントで「ごめんなさいね~」と一言あるだけで、全く相手の気持ちも違うものなのになと感じつつ、仕方がないので内風呂で軽く入浴してお風呂を後にしました。
ちなみに、シャワーを浴びてると温度を設定しているのに、急に冷たい水が出てきたりして大変でした。w
伊勢海老・アワビの豪華料理を堪能!
お風呂のことはさておき、体もスッキリさせて、いざワクワクの伊勢海老・アワビの豪華料理の晩ご飯です。
もうこれは言葉で伝えるより写真の方が分かりやすいはず!
造りから焼きから、天ぷらや釜めしまで。
伊勢海老3.5尾、あわび3.5個の豪華料理を堪能しました。
イヤと言うほどに新鮮でてんこ盛りの晩ご飯となりました。
料理は良かったのですが、配膳してくれた方が残念でした。
配膳時に料理は全部無言で出され、説明もなし。
造りも何の造りかが分からなかったり、アルミで包まれていた料理が中身を開けるまで分からなかったり、せめて少しは説明が欲しかったところ…。
飲み物はと聞かれたので、瓶ビールを注文。
ビールは持ってきてくれたものの、「栓抜きは冷蔵庫の上にあるので」と言われて立ち去られる。
こちらが話しかけても、返事をする程度でそそくさと出ていかれる。(と感じた)
お客様気分で接したいのではなく、せっかくの旅先なので、色んな会話も楽しみながらご飯が食べられたら良かったのになーと。
せっかくの温泉に素晴らしい料理があるにも関わらず、全てが台無しと感じる人もいるでしょうし、ここはスタッフさんの意志疎通など頑張って改善してほしいなぁと思うところでした。
と言いつつ、料理はホントに大満足だったので、その目線で見るならば、それだけで来る価値のある旅館だなとも感じています。
奮発したプランはこちらです。
この日はニョロ助も疲れていたようで、僕も妻もニョロ助もすぐに就寝しました。
ロケーション抜群の朝食
ニョロ助もほとんどぐずることなく翌朝を迎えられ、早速朝食の食べる展望ラウンジに向かいます。
▼展望ラウンジ
平日の宿泊だったのに、結構な人数の宿泊者がいたのにビックリ。
もっと少ないかと思ってたのに、朝食の準備されてる数が多かったです。
▼赤ちゃんがいるということで、専用イスも用意してくれていました。
部屋に戻ってからニョロ助の朝ごはんをあげようと思ってましたが、イスがあったので一緒に食べることに。
ベビーフードもレンジでチンしてもらえて、ありがたかったです。
▼朝食はこちら。
お味噌汁に伊勢海老が入っていたのでビックリ。
お造りなどは昨日の晩ご飯の鮮度と比べると、1日経ってる感はありました。
が、十分美味しかったです。
▼ガラス張りで良いロケーションですよね。
ホームページを見る限り、中村屋の若専務が朝食は担当してくれたと思いますが、前日とは打って変わってこの方の対応はメチャクチャ良いので、気持ちよくご飯が食べられてありがたかったです。
朝食後、再びお風呂に入りのんびりした後、チェックアウトをして宿を後にしました。
答志島温泉 波音の宿 中村屋へ宿泊レポート / まとめ
答志島にある旅館「中村屋」に宿泊した時のレポートをまとめてみました。
部屋の中も汚れている部分が結構あったり、床を踏むと沈んだりといった古さは目立つ旅館でしたが、料理の豪華さで全て吹き飛ばしてくれます。
それぐらい美味しくて満足できる料理が堪能できました。
答志島へ来たなら、宿泊する候補にしたい旅館には間違いないと思いますよー!
旅館をチェックアウトして、次は桃取にある牡蠣の食べ放題のお店「優漁水産」へ行きました。
桃取へ行く足がなかったので、1,000円払って若専務に送迎してもらっています。
和具から桃取へ移動したい!なんて時には、宿泊先の旅館にお願いすれば、(有料で)送迎サービスがあるかもしれないので、一度聞いてみると良いかもしれません!
楽しい旅はまだまだ続きます。
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