答志島へ旅行に行くなら島のことは知っておきたい!答志島の地区情報や観光スポット、旅館についてまとめました!

三重県鳥羽市にある離島「答志島」へ家族3人で旅行に行ってきました。

事前にある程度は調べていたものの、知っておけばもっと旅行が楽しくなったかなぁと感じることもあったので、自分なりに調べた答志島についてまとめたいと思います。

  • 答志島のそれぞれの地区について
  • 観光スポット
  • 旅館情報
  • 島内を自力で移動する方法

といった内容をまとめています。

一言で言うなれば、答志島は海の幸を堪能できる離島です!

答志島は三重県最大の離島!

答志島とは鳥羽湾に浮かぶ離島で、三重県では最大の島となっています。

実際に行った感想としては、大きな観光スポットはないものの、とにかく海の幸を堪能するにはもってこいの島と感じました。

そして宿泊する旅館によっては、景色などのロケーションも抜群だったりします。

そのおかげか、テレビ関係の取材が入ったり、ドラマや映画の撮影で使われたりもしているようです。

アクセス方法

答志島へ行く方法は、フェリーに乗っていくしかありません。

鳥羽駅近くにある鳥羽マリンターミナル(佐田浜港)から、定期船が運航しているので、それに乗船して向かいます。

答志島へ渡るフェリーに関しては、以下の記事で詳しくまとめています。

スポンサーリンク

答志島には3つの地区がある

答志島には発着港が3ヶ所あります。

それが和具・答志・桃取の3港です。

地区ごとにそれぞれ特徴もあるので、簡単にまとめてみました。

和具地区

答志島の中で一番旅館が多いのが和具地区です。

和具港までは鳥羽マリンターミナル(佐田浜港)からも20分前後で到着する、程よい近さの場所にあります。

ちなみに、今回我が家の旅行で宿泊したのも、この和具地区にある旅館です。

▼宿泊した旅館はこちら。

宿泊した翌日の朝に周辺を散歩してみましたが、徒歩で行ける距離に大きな観光スポットなどは特にありません。

ですが、ワカメの産地でもあるようで、港付近では朝から大量のワカメを選別している人たちがいました。

▼収穫したワカメは釜で茹でられるみたいです。

潮の香りが漂いつつ塩ワカメが作られている和具漁港のこの光景は、環境省の「かおり風景百選」にも選ばれています。

 

こんな光景を見つつも、和具地区で宿泊するなら、海の幸を堪能する。

もうこれに尽きます。

何もないのが良いところ、といった感じで落ち着いてゆったりした時間を過ごしつつ、美味しいものに舌鼓を打つというなら、和具はかなり良いと思います。

 

と言いつつ、和具港の近くにサンシャインビーチというビーチがあるので、夏なら海水浴も可能です!

▼サンシャインビーチ

桃取地区

桃取の代名詞とも言えるんじゃないかという程に、桃取に来て絶対に外せないのが牡蠣の食べ放題です。

牡蠣食べ放題のためだけのツアーがある程なので、むしろその為に来る人の方が多いかもしれません。

旅館などの宿泊施設もありますが、和具ほどは充実しておらず3施設ほど。

▼桃取にある旅館の一つ「松屋」

 

今回の我が家の旅行でも牡蠣食べ放題を堪能しましたが、リアルにこの食べ放題のためだけに桃取に来る価値は十分にあります!

牡蠣食べ放題に関しては以下の記事で詳しくレポートしています。

 

後は釣りが出来るスポットが近いので、釣り目的で来る人も多いようです。

もちろん宿泊した場合は、宿泊先が出す料理で海の幸が楽しめます。

答志地区

今回の旅では唯一行っていない答志地区。

答志島内では、一番人口も多く栄えている、と宿泊先のスタッフさんが言っていました。

若い漁師も多く、島内では唯一「寝屋子(ねやこ)制度」が残っている地区となっています。

寝屋子(ねやこ)制度とは?

三重県鳥羽市の答志島答志町で古くからおこなわれている風習。一定年齢に達した男子を世話役の大人が預かって面倒を見る制度である。

寝屋子制度 / Wikipediaより引用

読めば読むほど昔ながらの風習に感じますが、それも街の特色と言えるのでしょう。

その他、路地裏歩きなども楽しいと言われています。

答志島の観光スポットについて

個人的に、答志島にはあまり大きな観光スポットはないと感じました。

が、関ケ原の戦いで敗れて自刃(じじん)した(自害した)という、鳥羽城主の九鬼嘉隆の史跡などが有名です。

  • 九鬼嘉隆の首塚
  • 九鬼嘉隆の胴塚

 

他には、美多羅志神社という神社に、龍の姿に似ていると言われたシイの木があり、そこも一つの観光スポットとなっています。

 

さらには古墳などもあり、岩屋(山)古墳という古墳は中に入れるというのが面白い一つでしたが、立入禁止看板が設置されていたりするようです。

  • 蟹穴古墳
  • 岩屋(山)古墳

 

実際に行ってまわっていないので、ここでは観光スポットをピックアップしているサイトのご紹介にとどめておきます。

●今回の旅行で宿泊した中村屋HPの「答志島マップ」

答志島マップ / 中村屋

●答志島旅館組合

答志島いろは

地元のことは地元のサイトを見よう!ということで、他にも観光スポットを紹介しているサイトは多数ありますが、上記2つを見れば観光スポットとしては十分把握出来ると思います。

答志島の旅館について

答志島に宿泊する一番の楽しみは、海の幸を堪能できるところです。

島内には合わせて20以上の宿泊施設があります。

また、答志島温泉が湧出しており、温泉に入ることの出来る旅館もあります。

せっかく宿泊するなら温泉に入れる方が良いですし、温泉をベースにいくつか旅館をピックアップしてみました。

波音の宿 中村屋

今回我が家の旅行で宿泊したのがこの旅館です。

大浴場の他、露天風呂もあります。

▼が、宿泊した日はこんなことに…w

この時は内風呂だけで我慢しました。

▼温泉分析書

▼源泉掛け流しではなく、循環ろ過式です。

旅館自体はかなり古いですが、料理だけはめちゃんこ美味しかったので、海鮮料理を堪能したいならおすすめできる旅館と言えます。

こちらは和具港の近くにあります。

答志島温泉 旅館 寿々波

寿々波HPからお借りしました。

答志島にある旅館の中でも1,2位を争うと言われている寿々波です。

こちらには露天風呂はないものの、大浴場で温泉が楽しめます。

大きなガラスが張り巡らされた大浴場からは、鳥羽湾が一望でき、のんびりと温泉を堪能できます。

テレビなどの取材も良く受けるようですし、この旅館も和具港近くにあります。

くつろぎの宿 美さき

美さきHPからお借りしました。

こちらも天然温泉が楽しめる旅館です。

こじんまりとした宿であるものの、そこが良いところと感じさせてくれる旅館。

海釣り体験やカラー魚拓体験など、色んなアクティビティを揃えているのも良いですね。

こちらも和具港周辺の旅館です。

潮風の宿 やま七

やま七HPからお借りしました。

この旅館は温泉のお風呂があるわけではありませんが、面白い名物があったのでピックアップしています。

▼それがこちらのじゃころっけば~がーです。

こちらのページからお借りしました。

鳥羽市には「とば~がー」というご当地バーガーがあるらしく、鳥羽市が認定しないと商品化されないというものです。

その一つである「じゃころっけば~がー」がこのやま七で販売されているんです。

旅行に来たなら、その土地のご当地グルメが食べたくなるのは僕だけじゃないはず。

宿泊した時には、一度は試してみたいです。

島内を自力で移動する方法

答志島へはフェリーで渡ることになります。

ですが、そのフェリーには車(マイカー)を載せることが出来ません。

出港している港(鳥羽マリンターミナル)の駐車場に置いておかなければいけないんです。

さらに、島内にはレンタカーもないので、旅行者が答志島内を車で移動するということは出来ないんです。

 

和具地区だけ、桃取地区だけの散策であれば、周辺を徒歩で散歩するということでも問題ありませんが、1日かけてじっくり島内を散策したいなんて場合に、さすがに徒歩だけで島内全てを回るのはかなり大変です。

じゃあどうするかと調べてみたところ、以下の3つの選択肢がありました。

  • 宿泊先に車を出してもらう
  • フェリーに乗る前にレンタサイクルをして、自転車を積んでフェリーに乗船する
  • 答志島のレンタサイクルを利用する

 

車を出してもらう時点で自力の移動ではなくなってますが、目的地がはっきりしてれば有料で送迎してくれることもあるでしょう。

また、宿泊先がツアープランとしてガイドツアーをやってくれることもあります。

 

他の選択肢として挙げられるのは、レンタサイクルです。

あまり知られていないようですが、答志島内でレンタサイクルがあるんです!

もしくはフェリーに乗る前にレンタサイクルをして、フェリーに乗るという方法もあります。

簡単に自力で島内を移動するための方法としては、レンタサイクルがおすすめです。

詳細は以下の記事でまとめています。

答志島について / まとめ

答志島へ旅行に行ったので、その島がどんなところなのか調べてまとめてみました。

調べていくと、また行きたくなる気持ちがふつふつと出てきます。

車の乗り入れが出来るようになると(もしくは格安のレンタカーサービスが出来れば)、もっと気軽に島に行って移動したり観光したりも出来るのかもなと思ったり。

とは言え、旅館で出てくるのはメチャクチャ贅沢で新鮮な料理がたくさんなので、それだけで十分な気もしますが…。

 

フェリーに乗っている時間も20分~30分前後なので、離島と言っても想像以上に近いです。

ゆっくりのんびりした時間を過ごしつつ、美味しい料理を味わうには素晴らしいロケーションなので、ぜひ一度行ってみてください!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

日本語が含まれない投稿はスルーされますのでご注意ください。(スパム対策)