伊勢・鳥羽・答志島への2泊3日旅行の中で、鳥羽水族館に行ってきました。
カップルや友達同士はもちろんですが、ベビーカーに乗せた赤ちゃん連れでもまわりやすくてメチャクチャ楽しめる水族館でした。
鳥羽水族館のざっくりとした特徴としては、
- 飼育種類数日本一!
- 順路のない水族館
- ベビーカー付きでも安心
といったところ。
実際に行ってみて、バリアフリーになってて階段を気にせずに見ることが出来たし(一部階段だけの水槽もありましたが)、見たいエリアを行ったり来たり、順番を気にせずに鑑賞できたのは良かったなーと。
鳥羽水族館にも入館料の割引サービスがあり、色んな種類があります。
その中で、車で伊勢自動車道を使って行く人であれば、NEXCO中日本が提供している割引サービスなんかもありました。
今回は、実際に行ってきたレポートに加えて、鳥羽水族館の割引(概要とNEXCO中日本が提供している割引サービスをピックアップ)についてまとめてみました。
割引とかいいから、鳥羽水族館のレポートが見たい!って方は、こちらをクリックしてもらえれば、下部にジャンプします。
鳥羽水族館の割引について
一番手っ取り早くどんな種類があるのかを調べるには、鳥羽水族館の「お得クーポン」のページを見れば分かります。
種類としては下記の通り(記事執筆時点での割引サービスです)
- 近畿日本鉄道 鳥羽水族館割引きっぷ(近鉄電車往復乗車券と鳥羽水族館入館券がセット)
- 伊勢湾フェリー 鳥羽水族館割引きっぷ(伊良湖発のフェリー乗船券と鳥羽水族館入館券がセット)
- NEXCO中日本 高速道路割引料金セットプラン(「高速道路の定額利用」と鳥羽水族館入館券をセットにしたETC車限定プラン)
- スチューデントスマイルチケット(期間限定学割チケット)
- 超ハレオパス(鳥羽水族館と志摩スペイン村の共通チケット)
- 鳥羽Wクーポン(鳥羽水族館とミキモト真珠島の共通チケット)
- 鳥羽まるみえパスポート(鳥羽水族館、鳥羽湾めぐり(志摩マリンレジャー)、 イルカ島、ミキモト真珠島の4施設がセットになったチケット)
など。
それぞれ事前に用意したり申請しておけば、割引が適用になるサービスとなっています。
鳥羽水族館の他にどこか違うところを訪れるプランがあるのであれば、目的に合わせた割引サービスを選択すれば良いと思いますが、今回は大阪から鳥羽方面にマイカーで高速(伊勢自動車道など)を使って鳥羽水族館へ向かう、という場合の割引サービス、
NEXCO中日本 高速道路割引料金セットプラン
について、内容を整理したいと思います。(なぜなら、次回訪れるとしたら個人的に利用する可能性は一番高いプランなので)
大人2人だけでも最大3,800円、大人2人に子供1人でも最大4,050円がお得になるプランなので、便利に活用したいところです。
NEXCO中日本 高速道路割引料金セットプランの内容
※画像はNEXCO中日本からお借りしています。
我が家の息子ニョロ助は、まだ赤ちゃんで入館料もかからないので大人2名の料金で以下算出していきます。
大人2名だけじゃなく、子供も含めたセットもあります。
概要
※画像はNEXCO中日本からお借りしています。
簡単に言うと、「周遊エリア」と呼ばれるエリアの高速道路の料金が定額となり、且つ鳥羽水族館の割引された入場チケットも付いてくるというプランです。
周遊エリアについて
ここで言う周遊エリアとは、上記のMapのエリアとなります。
名阪国道を使って伊勢方面に向かう場合(奈良方面からのルート)も、新名神から向かう場合(京都方面からのルート)も、結果的に亀山JCTからインして伊勢で降りるルートになりますが、その区間は周遊エリアと呼ばれる区間になります。
関西方面から鳥羽水族館へ高速を使って向かう場合は、大抵名阪国道か新名神かどちらかのルートになるはずです。
▼周遊エリアB
ちなみに、名阪国道から伊勢方面に流入する場合は、周遊エリアBというプランがあり、こちらの方がさらに安い料金設定がされています。
周遊エリア内であれば、何度乗り降りしても料金は定額で、追加料金はありません。
例えば、亀山JCTからインして松阪で降りたとします。
そこで松阪牛を堪能。
その後、再度松阪からインして伊勢で降りた場合、必要な料金は定額料金だけで、他に料金が加算されることはないということです。
もちろん、周遊エリアに入るまでに通ってきた高速料金等は、通常通り計上されます。
気を付けたい条件
使い方によってはかなりお得になるこのプランですが、諸々条件があります。
- 年末年始は利用不可
- 連続する2日間(もしくは日帰り)の利用に限る
- 利用日の前日までに申込みが必要
- ETCカード利用者限定
となっています。
年末年始や、利用日の前日までに申し込み、ETC利用者限定とは、言葉の通りなので割愛します。
「連続する2日間の利用」というのは厄介な場合もあるので、特に気を付けたい条件です。
日帰りか1泊2日じゃないと利用できない
今回我が家は鳥羽方面へ2泊3日の旅行をしました。
14日に伊勢自動車道を利用して鳥羽へ、16日に帰阪するというスケジュールだったんです。
こういった場合は、このプランは利用できないということです。
なぜなら「(高速道路が)連続した2日間の利用」になっていないから。
中1日空けてしまうと利用出来なくなるので、プランの立て方には注意が必要です。
割引率の目安
仮に亀山JCT(亀山スマート)からインして、寄り道せずに伊勢で降りた場合、通常とどれぐらい料金が変わるのか試算してみました。
寄り道して高速を何度も利用すればするほどお得感は増します。
が、最低限の利用の場合の割引が気になるところなので、どれほどかを調べています。
我が家の行程ルートに合わせて、周遊エリアBのプラン料金比較です。
- 大人2名
- 車は普通車
- 行った日は週末の土日(週末はETC割引ありのため、元から通常より安い)
上記の場合の通常料金とこのセットプランの料金を計算します。
通常料金
NEXCO中日本のページから、高速料金が計算出来ます。
▼こんな設定で料金計算をしてみました。
亀山スマートでインして、伊勢までノンストップで行った場合の高速料金です。
▼結果はこちら。
片道1,410円という結果になりました。
ということは…
1,410円 × 2 = 2,820円(往復高速料金)
となり、
2,500円 × 2名 = 5,000円(水族館の入館料)
が加算されて、
2,820円 + 5,000円 = 7,820円(通常合計金額)
となりました。
一方、今回ご紹介するセットプランの料金はというと…7,100円!
という結果に。w
おすすめしようとした割には、あまり通常料金と変わりませんでした。
このワケは、週末は通常でもETC利用料金が30%割引になるからで、こういう結果になってます。
平日や、伊勢自動車内の周遊エリアを何度も行き来するって時にはかなり安くなるサービスプランと言えます。
割引セットプランまとめ
NEXCO中日本 高速道路割引料金セットプランについてまとめると、
- 伊勢ICを降りるまでに寄り道して、周遊エリア内を複数回乗り降りする場合
- 平日に行く場合
上記のような場合には、かなりの額(1,000円以上)がお得になるプランと言えます。
知っていて損はない割引プランなので、ぜひ便利にご活用下さい。
▶【三重:入館セットプラン】鳥羽水族館ドライブプラン(大人2名)のページはこちら
鳥羽水族館に行ってきました!
今回は割引はなかったので、通常料金の大人1人2,500円でしたが、メチャクチャ見やすくてゆっくりのんびり楽しめる水族館だったので大満足でした。
ここからは写真付きの行ってきたレポートです。
▼まずは駐車場に車を止めて向かいます。
鳥羽駅付近には1日500円で停められる駐車場もありますが、結構距離があるので個人的にはやめといた方が良いと思います。
隣接している駐車場は1日800円ですが、すぐ行けるのでこちらに駐車するのが良かったです。
▼駐車場からは徒歩数分ですぐ水族館です。
▼ここの奥がチケット売場。
▼入場券2枚を購入。何気にジュゴンが可愛い。
通常ならば、エスカレーターを上がった2Fが入場口になってますが、鳥羽水族館にはバリアフリー用の入口が設けられています。
チケット売場の隣にある係りの人がいる入口からであれば、エレベーターで入場できますよ。
▼入場したらいきなりドン!
大水槽にクジラの模型!
水槽も神秘的で良い感じです。
ちなみに、閉館時間が近くなってくると、人もまばらでこんな感じで独り占めできます!
▼ニョロ助(息子)& 妻 with 魚たち
この場所を過ぎると、後は「順路のない水族館」を行ったり来たり楽しむことが出来ます。
ここからは、個人的に思った鳥羽水族館が何でこんなに良かったのかをレポートしつつ写真をご紹介します。
見たいルートは自分で決められる
▲上記は鳥羽水族館のフロアマップです。
メインストリートを軸に、色んなエリアが存在します。
▼ジュゴンが見られるエリア
ジュゴンを見ることが出来るのは、日本では鳥羽水族館のみだそうです。
▼スナメリが見られるエリア
▼水族館なのにカピバラも
▼カワウソの爆睡。
他にもエリアはたくさんありますが、とにかく好きな場所を好きなタイミングで見て回れるので、順路を指定されないのは楽で良かったです。
ショーが面白い
鳥羽水族館にイルカショーはありませんが、アシカショーとセイウチパフォーマンス笑(ショー)があります。
ニョロ助が疲れてしまったために、アシカショーを見るタイミングを逃してしまいましたが、セイウチショーは見ることが出来て楽しいものでした。
生後9ヶ月の赤ちゃんには、セイウチのあの巨体は若干怖かったようですが。
セイウチを近くで見ると、かなり迫力がありますよ!
授乳室も完備で安心!
館内には授乳室もちゃんと用意されていました。
▼オムツ替え台はもちろん、洗い場も設置されています。
▼授乳する部屋は個室。
▼部屋の仕切りとして、ロールスクリーンが付いています。
今回館内を色々回っていると、いつの間にか数時間経ってしまっていました。
なので、ニョロ助も一回こちらを利用させてもらうことに。
サクッとした簡易的な授乳室も多いところ、しっかりした部屋が準備されてるのは赤ちゃん連れにはありがたい設備と言えます。
写真が映える撮影スポットが満載
水族館内は、基本的にフラッシュ撮影をしなければ写真を撮っても大丈夫なところが多いです。
なぜか動物たちも写真を撮られ慣れてるのか?というほどに、撮影しやすい立ち位置を取ってくれたりします。
そして、色使いが良くて雰囲気良い水槽もたくさんあるので、そこを背景に家族写真なんかも素敵で映えます。
暗いので、光の加減をうまくしないと真っ暗になりますが(汗)
▼こんな風に。
▼上・左右が水槽の場所(水槽前に行くには階段のみ)
ここでうまく撮影すれば、神秘的な写真になる…はず!です。
鳥羽水族館は子連れでも楽しめる!/ まとめ
伊勢・鳥羽・答志島旅行に行った時に、行程プランの一つにしていた鳥羽水族館のレポートをしてみました。
今までは大人2人でしか行ったことのない水族館でしたが、子供と一緒に行くと、反応やリアクションが面白くて楽しいものですね。
伊勢や鳥羽方面は海鮮料理も豊富なので、美味しいご飯を食べるプランと一緒に鳥羽水族館へ行く、なんてのも良いですよー。(我が家の旅行はそうでした!)
なにはともあれ、見やすくて面白くて設備も充実していて、ベビーカーに乗せた赤ちゃん連れでも楽しめる水族館です。
これはニョロ助が歩けるようになった頃に、また来たいなぁと思います。
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