紅葉シーズン真っただ中に、高野山に観光デートに行ったNon太(@LoveWifeLives)です。
高野山の見どころとしては、奥之院に金剛峯寺にとたくさんありますが、今回ご紹介する壇上伽藍もかなりの人気スポットです。
というか、ここを外して高野山を語ることは出来ないとも言えます。
なぜなら、壇上伽藍にある根本大塔こそ、色んなパンフレットや案内で使われている建物だから。
あの真っ赤にそびえたつアレです。
今回は壇上伽藍をぐるっと一周まわってきたので、写真多めでご紹介したいと思います。
壇上伽藍について
お大師さまが高野山をご開創された折、真っ先に整備へ着手した場所です。
お大師さまが実際に土を踏みしめ、密教思想に基づく塔・堂の建立に心血を注がれました。
その壇上伽藍は、〈胎蔵曼荼羅〉の世界を表しているといわれています。
高野山全体を金剛峯寺という寺院と見たとき、その境内地の核にあたる場所で、古来より大師入定の地である奥の院と並んで信仰の中心として大切にされてきました。
以後の各諸堂の案内順番は、高野山に伝わる『両壇遶堂(りょうだんにょうどう)次第』に則っています。
ご紹介順に諸堂をご参拝されますことをおすすめ致します。
と書かれているように、建物の名前というよりは場所を差す言葉が壇上伽藍です。
ホームページで示唆しているように、本来の参拝の仕方は右回り=時計回りとなるみたいです。
その場合、中門から始めるのが良いんだとか。
ただ、今回は金剛峯寺の観光を終えてそのまま蛇腹路を通り、壇上伽藍へと向かったために、始まりが全然違うかったので気にせずに一周しました。
壇上伽藍をぐるっと一周しました!
蛇腹路を抜けてくるので、方角的には東から始まっています。
▼まずは三枚堂(さんまいどう)
▼途中の紅葉が綺麗に染まっています。
▼大会堂(だいえどう)
▼不動堂(ふどうどう)
▼視線の先に根本大塔が見えてきます。
でも、そのまま真っ直ぐ行かず、ここから左にぐるっと中門方面へと行きました。
▼中門
▼持国天(じこくてん)像・多聞天(たもんてん)像・広目天(こうもくてん)像・増長天(ぞうちょうてん)像
どれがどれだかよく分かってませんが…4体いました。
▼蓮池(はすいけ)
毎年10月17日には、縁日としてのお勤めがここで行われているそうです。
▼金堂(こんどう)
壇上伽藍の中央に位置する金堂です。
平安時代半ばから、高野山の総本山として重要な役割をしてきた建物となっています。
何度も焼失したりしていますが、そのたびに再建されて現在は8代目金堂とのこと。
2015年には開創1,200年を記念して、御本尊の特別公開が行われていましたが、今は堂内の拝観は行っていません。
これまでに金堂の御本尊がご開帳された記録は残っていないらしく、開創1,200年の中でも、かなりの歴史的瞬間になっているそうです。
見てみたかったですね。
▼六角経蔵(ろっかくきょうぞう)
この建物には、ちょうど人間のお腹らへんに取っ手がついており、回すことが出来るようになっています。
一人ではなかなか難しいですが、他の人と一緒に力を合わせれば難なくまわる程の重さです。
一回りすれば、一切経(釈迦(しゃか)の教説とかかわる、経・律・論の三蔵その他注釈書を含む経典の総称)を一通り読んだ功徳が得られる、と言われています。
回す時の注意点は、右回しです。時計回りと同じまわし方をしないといけないそうです。
※僕は初め、左回りで回してしまいましたよ…。
▼山王院(さんのういん)
▼西塔(さいとう)
▼西塔を背景にした紅葉もみじ
▼孔雀堂(くじゃくどう)
▼准胝堂(じゅんていどう)
▼御影堂(みえどう)
▼三鈷の松
松の葉は通常2葉か5葉なんだそうです。
それがこの松の木は3葉になっていることがあるらしく、それが見つかれば縁起が良いとのことで…
探してみましたが見つかりませんでした。
行かれた方はぜひこの三鈷の松で、3葉の松葉が落ちていないか探してみるといいと思いますよ!
根本大塔は中の拝観が可能!
最後に根本大塔にやってきました。
真正面から撮影してみましたが、パンフレットのようにはいきませんね…。
▼斜めからも撮影
この大塔は中の拝観が可能になっています。
せっかくなので見ていくことにしました。
▼拝観料は200円です。
上記の通り、拝観料を払うのは自己申告制で箱の中にお金を入れるだけ。
もし高野山・世界遺産きっぷを持っている場合は、200円から2割引の160円で拝観が可能です。
その際は、割引券もちぎって一緒に入れれば良かったはず。
ここに来る前に金剛峯寺の中を拝観してしまっていたため、残念ながらそこまで見応えがあるものには感じませんでした。
建物が高いので、2階や3階に上がれるのかと思いきや1階のみになっています。
写真撮影禁止となっているため、中の写真は撮影出来ませんでした。
壇上伽藍をぐるっと一周 / まとめ
上記で挙げてきたものを総称して壇上伽藍と呼びます。
高野山では、中門から始まって金堂というように、右回りの参拝がおすすめされています。
気になる方は、正式な参拝方法でまわった方が良ろしいかと。
僕はそういうのは気にしないので、観光として色々な建物を見て回りました。
パンフレットでは何度も見ていた根本大塔ですが、間近で見るとやっぱりインパクトはすごいので、一度は訪れておきたいスポットと言えると思います。
ぜひ参考にして下さい!
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