どうもNon太(@LoveWifeLives)です。
日本には昔から、色々な風習やしきたりがありますよね。
お中元やお歳暮、結婚祝いに出産祝いに〇〇祝いなんて風習が山ほどあります。
「感謝の想いを」ということで始まったとされているお中元やお歳暮なんて、今やただの悪式風習になっている気がしないこともないのですが。
それはさておき、僕の大学の頃からの友人に子供が産まれました。
無事に生まれてきてくれて良かったと思うと同時に、自分のことのように嬉しかったのを覚えています。
そうなると次に考えたのが出産祝いをどうしようかなということ。
「送らなきゃいけないから」で送るものに価値はないと思いますが、金額大小関係なくお祝いしたい気持ちを込めての贈り物は素敵だと思います。
僕はもちろん「お祝いしたかったから」で友人夫婦に出産祝いを送った側ですが、結果的に「もらった中で一番嬉しかった、ありがとう!」と喜んでくれました。
紙おむつなどの消耗品や、直球で商品券や現金を送っても必ず喜ばれるものだとは思いますが、それとはちょっと似てるようで似ていない、モノにほんの少しの想いを込めて贈る出産祝いも良いものだな、と思えたお話しをしたいと思います。
夫婦に向けた出産祝い
出産祝いで贈る物と言われてパッと思い付くのは、
- おむつケーキ
- 子供服
- 現金(商品券)
- スタイ(よだれかけ)
- 絵本
などでしょうか。
特におむつなどの一瞬で消えていく消耗品は、いくつあってもありすぎることはないので、喜ばれることは間違いないでしょう。
僕も過去に友人に子供が産まれた時は、おむつケーキを贈ったことが何度もあります。
アナノカフェ うさちゃん
あと何度か送ったことがあるのは、ミキハウスファーストからのこちらのバスポンチョ。
いずれも実用品に近いので、あるに越したことはないだろうという点で喜んでくれたと思ってます。(喜んでくれたはずですw)
なので、今回もこのどちらかにしようかと考えていたのですが、そんな時にふと思ったことがありました。
という考えに至りました。
夫婦に向けた出産祝いで贈ったもの
夫婦に向けた出産祝いで贈ったもの。
それはお肉です。
さすがにスーパーに陳列されている気軽に手に入るようなお肉ではありませんでしたが。
楽天で贈答用のお肉を探してみると、松阪牛や神戸牛や近江牛などがたくさん並んでいます。
リンク先のページを見てもらえれば分かりますが、贈答用で贈る場合、ネットなどで見ると箱や見た目に余計にお金がかかってしまっていて、量の割に高いなぁ…なんて思ってました。
というわけで今回は地元でも有名で、且つ良い神戸牛を提供しているというある精肉店で、贈答品として贈るように特注したんです。
焼き系のお肉(ロースとか)と、すき焼きやしゃぶしゃぶとして使える用のお肉をそれぞれ500gぐらい計1キロ分のお肉を贈りました。
お礼の連絡とともに一緒に食事の誘い
事前に友人には、夫婦宛に荷物を送ったことだけは伝えました。
と。
すると、受取後すぐに友人から連絡が来ました。
ということに。
自分が贈り物として送ったはずのお肉なのに、なぜかお呼ばれして一緒に食べるということになりました。
お祝いするのは僕のはずなのに、おもてなしをしてくれる友人
形式的に出産祝いで何かを貰った場合、形式的にでもお返しをしないといけないわけで、結構それを考えたりするのが億劫になりがちです。
形式的であればあるほど面倒です。建前とか世間の常識を取り入れないといけませんから。
想いがこもった贈り物であれば、何でもいいんじゃないか?と僕が思うのはこういう意味で、です。
そんな中、今回の一コマを改めて考えてみると、この方式は結構良いんじゃないか?と思えたことがありました。
出産祝いとして、夫婦に向けて僕はお肉を贈りました。すると、友人は一緒に食べようと誘ってくれました。
実際に僕が訪問すると、届いたお肉だけじゃなく、お酒や野菜まで友人は準備してくれていたんです。
友人は「お肉をもらったし、お返ししないといけないからおもてなししよう」と思って準備してくれたわけじゃないでしょう。
僕自身も「お肉を贈ったんだから、おもてなししてもらって当然」なんて考えは一つもありません。
友人夫婦と一緒にご飯を食べて、赤ちゃんと遊ぶ。それをしに行ったわけですから。
ご飯も食べ終わってゆっくりしたその時、友人が言ってくれました
と。
「一番だったこと」が嬉しかったというより、ちゃんとお祝いの気持ちが届いていたのが嬉しかったわけです。
もちろん僕もおもてなしを受けたわけなので、言ってみればお返しをもらったような気分。
何か贈らなきゃ!と迷うこともなく、お返しを何にしようかと悩むこともなく、出産祝いとそのお返しが自然と成り立った素敵な一コマだったなと我ながら思えた出来事でした。
夫婦に向けた出産祝いの贈り物はおすすめ / まとめ
世間の常識からすると、肉とかそんな生ものを贈りやがって!と思う人がいるかもしれません。
手間がかかる贈答品(肉はそのままでは食べられないので、調理する分手間がかかるってこと)は送るのをやめてほしい。と感じる人もいるかもしれません。
この辺りは自分と相手との距離感や価値観が左右するので、考える必要があるとは思いますが、僕は気持ちを込めて贈ったもの、贈られたものというだけで、それが何であったとしても十分だと思っています。
今回初めて「夫婦に向けて出産祝いを贈る」ということを実践してみたところ、友人も一緒になって喜んでくれたのが嬉しかったということです。
赤ちゃんが生まれてから、子育てに奔走して、夫婦二人で向かい合ってご飯を食べる機会が少なくなっているかもしれません。
でも、たまたまでも贈られてきたちょっと美味しいお肉をキッカケに、たまには向かい合って一緒に食べようかとなるかもしれません。
それだったら、贈ってくれた人も一緒に呼んでおもてなししながら、赤ちゃんも紹介しようよ!
と、僕と友人夫婦は結果的にそんな感じになりました。
全てがそううまくいくかは分かりませんが、自然に赤ちゃんを見に行くキッカケも出来て、お祝いしてお祝いされてが出来たので良かったなと思いました。
もちろん友人夫婦がゆっくりご飯を食べられるように、僕が抱っこ紐を使ったりして赤ちゃんをあやしまくりましたよ。
というわけで、夫婦に向けて出産祝いを贈る!を試してみてくださいね!
おしまい!