【副鼻腔炎(前頭洞炎)手術体験記】入院5日目。入院中だからこそ体験出来た、休診中の静けさのある病院

僕は副鼻腔炎(前頭洞炎)の手術をしました。

この記事は術後の経過を綴る体験記ですが、早くも入院5日目に突入。

これぐらいの期間が経っていれば、普段通りの生活に戻れているのかなと思ってましたが、まだもう少し時間が掛かるようです…。

ちなみに、いきなりですが病院の裏側って見たことありますか?

裏側ってほどではないにしても、入院中だったからこそ病院が休診中でお客さんが入ってこない、静けさのある病院を体験することが出来ました。

今回は術後の経過についてはほどほどに、そんな静かな病院のレポートをお届けしようと思います。

痛み止めを飲む日々は続く

s-paracetamol

手術を終えて5日目です。

「鼻がつまっているから」ではなく、「頭に血がのぼる」の方がイメージは沸きやすいと思うのですが、寝転ぶとすぐそんな感じになります。

朝目覚めた時はその症状と痛みがひどいので、すぐに看護師さんに痛み止めをもらう日々でした。

それでも痛み止めの服用回数は減らしていった方が良いと思い、昼間は我慢してこの日は朝に1錠、夜9時頃に1錠の合計2錠で過ごすことが出来ました。

鼻周辺に痛みはないものの、おでこから広がって頭全体が重い感じの頭痛です。

正直には、前頭洞が炎症を起こして頭痛が起こっている時と同じような鈍痛が起こっている感じが続いていました。

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味覚も嗅覚もまだ戻らない

とある日の病院食「おでん」

とある日の病院食「おでん」

入院5日目をもってしても、全くもって匂いも味も感じることは出来ません

ご飯の匂いはもちろん味も感じられないままに、毎日の食事を摂っていました。食感だけを楽しむというちょっぴり味気ない淋しいご飯タイムです。

入院中の病院食はマズい!とよく耳にする噂がありますが、僕にはホントに美味しくないのか(見た目はけっこうヤバそうな日もある…笑)、実はそこまでヒドいものじゃないのかを検証することも出来ないままの日々でした。

ご飯の味が分かるってホント幸せなことですね。

入院中にしていること

5日目にもなると、しんどかったり痛かったりすることはあるものの、そこまで不自由していることはありません。

痛み止めを服用していればなおさら。

体験したことも、上記で述べたぐらいしかありません。

ということで、実際そんな時、入院している人は何をしているのか?と疑問に思いませんか?

僕は入院する前はメチャクチャ思ってました。

なので、あくまで僕が見た感じをお伝えしておきます

寝るか、テレビを見るか、スマホをイジるか

僕は内科の中の眼科と耳鼻咽喉科の人が入院する病棟にいたので、なおさらかもしれませんが若い人はそんなにいませんでした。

目の病気で入院するとなると、年配で白内障や緑内障を患った人が多いからです。

じゃあその人達が何をしているかと言うと、「寝る」です。

そして「テレビを見る」です。

これで大体8割以上の割合を占めていたと思います。

実際に僕が入院した部屋は4人部屋でしたが、それぞれカーテンで仕切られているしテレビ(有料/1時間100円)も付いてます。

イヤホンもあるので、テレビを見ていても外に音は漏れません。

さらにベッドの隣には冷蔵庫(有料/24時間100円)もあるし、住空間はそれなりに満たされているんです

たまにスマホを持ってる人も見かけたので、そんな人はスマホをイジってる人もいました。

と、とにかく「自分のベッドから出てこない」のが普通のようでした。

僕はベッドでじっとしている方がしんどかったので、デイルームと呼ばれる談笑ルームによくいました。

▼デイルームs-IMG_0540

何十人と入院しているにも関わらず、このデイルームに出てきているのはわずか数人。しかも見覚えのある顔ぶればかり。

確かに目の手術をして、眼帯などで片目がふさがっていることを考えると、歩きたくなくなるのかもしれません。

僕はスマホとブログ記事の書き溜めと読書

入院する時、ノートパソコンを持っていくのは控えました。

紙の書籍もどちらかというと苦手なので持ち込みゼロ。

持って行ったのはスマホだけです。

そのスマホで入院中の体験記の下書きを作ったり、Kindleアプリで読書をしたりしていました

たまにツイッターをみたり他の人のブログを見たりしてましたが、入院中にやれることってこれぐらい。

激しくなくても運動とかは皆無です。

しいて言うなら、僕は外の空気が吸いたくて仕方なかったので勝手に病院の外に出歩いてました。

さらには、地下一階にコンビニが24時間空いているので、勝手にお菓子を買って食べたり、病院のご飯だけでは物足りなかったのでパンを買ったりもしました。

この時はすでに経過観察のための入院なだけだったからです。

こんな感じで毎日を過ごしていたので、一歩間違えばぐうたらするだけの毎日になりますね。

休診している時の病院の静けさが妙に雰囲気ある!

入院していない限り、営業していない病院の中に入ることなんて医療関係に従事している人以外は難しいでしょう。

僕は土曜日・日曜日が入院している時と重なったので、営業していない病院を内側から見ることが出来ました。

これが妙に雰囲気があって、一人でボーッと様々なことに思いをふけるのに最高だったんです。

▼精算カウンター周辺s-IMG_9393

普段はこうやって電気がついている1Fの精算カウンター周辺ですが、休日はこうなります。

▼休日の精算カウンター周辺s-IMG_0489

なんか無機質でいいですよね。

他にも雰囲気出てる写真をいくつか。

▼正面入口を横からs-IMG_0491

自動扉はもちろん稼働しておらず、再診受付の機械もカバーがかけられています。

▼診察を待つスペースs-IMG_0493

病院が営業している時は、このイスに所せましと人が座っています。

▼なんか未知の世界に引き込まれそうs-IMG_0494

逆光が強くて、引き込まれそうな雰囲気のある写真ですね。

▼このソファを独り占めして満喫していましたs-IMG_0488

このソファを独り占めして、色んなことに思いを振り返りながら瞑想みたいなことをしてました。

 

普段の病院とは180度変わって、静けさと無機質感しかない病院。

入院していたからこそ体験出来たわけで、面白い経験が出来ました。

夜だったらさすがに雰囲気ありすぎて怖いですけどねw(試してません)

入院5日目 / まとめ

とりあえず痛み止めさえ飲んでおけば、何も問題なく過ごせるぐらいにまでは回復しました。

さすがに痛み止めだけは飲み続けてましたが…。

入院中に何をしているのか?とか、休診中の病院の中がどうなっているのか?とか、手術の体験記とは全然違うやん!とか言わないでね。

書くネタがないんやろ!とかも言わないでね(図星w)

そんな感じで入院5日目の夜も更けていきました。

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