難治性の副鼻腔炎と診断され、入院を伴う手術を行いました。
その時の経過を克明に、手術体験記として書いています。
この記事は入院から4日目。手術をしてからは3日が経過した時のお話しです。
うまくいけばこの日の翌日が退院か?という状況だったのですが、残念ながら翌週まで退院はおあずけとなりました。
入院期間が翌週まで伸びる
この日は午後に先生の診察がありました。
それがもう少し溶けて出てくると、痛みも和らいでくると思うんだけど…
でももし可能なのであれば、来週の月曜日にもう一回様子見て、火曜日に退院の方が安心かな。
仕事はまぁ休むと言えば大丈夫なので、火曜日までいるようにします。
入院したのが火曜日で、そのまま同じ日に手術。
その後この前日(木曜日)の診察の時には、「早ければ土曜日に退院できるかもね」と言われていました。
しかしこの日(金曜日)の診察で火曜日まで残った方がいいと言われたわけです。
「どうしても退院するなら土曜日でもいいけど」とは言われたものの、結局月曜日・火曜日に通院しないといけないというオチでした。
通院で通うなら、来週まで病院にいようと判断したわけです。
また、過去にブラック企業で働いていた場合だったら、絶対に言えなかったようなフレーズを言っていた自分にも驚きです。
「仕事は休むと言えば大丈夫です」なんて…。w
自分がいなくても問題なく回る仕事は、時として重要感を得られないなんて言われたりしますが、逆を言えばそこまで絶対にいなければいけないわけじゃないので、休むのも簡単です。(有給を使いました。)
物事には全て一長一短があるんですよね。
痛み止めの薬が手放せない
手術後やその翌日は鼻にタンポンが詰まっていたために、満足に眠ることが出来ないどころか体を仰向けにする事さえ大変でした。
それが入院4日目となると、何とか夜は横になって眠ることが出来るようになっていました。
その代わりというわけないのですが、前頭洞周辺がズーンと重い痛みがありました。歩けない程ではなかったですが…。
痛み止めは看護師さんに言わないともらえないため(必ず服用する場合は6時間を空けないといけないルールがあったから)、起きてすぐ看護師さんに処方してもらうのが日課になってしまいました。
朝に一錠、夕方前に一錠、夜寝る前に一錠をもらうといった感じ。
今考えると、他の痛み(鼻周辺の痛み)がなくなったおかげで、頭痛として感じる痛みは術後2日目や3日目よりもひどかった気がします。
点滴用の針が抜けた!
溶ける綿が出切っていないとは言われていましたが、至って経過は良好でした。
なので、この日にやっと点滴用で腕に刺さっていた針を抜いてもらうことが出来たんです。
この前日からシャワーは浴びることが出来るようになっていたものの、この時はまだ腕に針が刺さったままの状態。
そして針の部分は濡らすことが出来ないので、腕にグルグル巻きでビニールを巻かれます。なのでシャワーを浴びても使い勝手が悪かったりで大変でした。
が、針が抜けたのでこの日のシャワーはやっと普段通りに洗えて綺麗さっぱりと出来たわけです。
血の塊を吐く
鼻で呼吸が出来る程に空気の通りはありました。でも、左の鼻の穴は詰まっている感じもずっとありました。
就寝時間になったのでベッドに横になると、急に喉に違和感が出てきたのですぐさまトイレに駆け込みました。
そのまま勢いよく吐き出すと、何と血の塊だったんです。
まだまだ鼻と喉の中間あたりに詰まっている感覚があり、顔を思いっきり上げて喉の方に流れるように足をトントンとステップを踏みます。
すると、さらにドサッと降りてきたようで、勢いよく固まったドロドロの血の塊が吐き出されました。
これが先生が言っていた溶ける綿だったんです。
この時はこれで全部出たのかなと思ってましたが、まだまだ序の口でこの後からは毎日のように固まったような血を吐き出すようになりました。
※良い傾向に向かっている証拠です。
入院4日目 / まとめ
朝起きてから頭痛が断続的に続いているのと、入院期間が延びたのが残念でした。
それ以外は至って何事もなく穏やかに過ごすことが出来ていますが、入院中はホントに暇です。
僕はブログというツールを持っていたので、ひたすらiPhoneのevernoteに記事を溜め込んでいたので、そこまで時間を持て余すことはありませんでしたが。
基本的に入院している人は年配の人が多かったですが、ほとんどの人がテレビを見るか(有料)、ひたすら寝るかとしているようでした。
こんな時でさえも、ブログっていいもんだなとしみじみ実感したものです。
こんな風にして、入院4日目の夜も更けていきました。
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