どうもNon太(@LoveWifeLives)です。
僕が結婚したのは2014年のはじめ。もう2016年も終わろうとしているので、まもなく3年が経ちます。
自分の親の世代など、何十年と結婚生活をしている人からするとまだまだペーペーの3年ですが、自分に取っては楽しく過ごすことが出来ている3年でもあります。
そして最近、ふと思いました。
僕ら2人(2人とは妻のことです)が楽しく過ごせているのは、常に時間を取ってでも「会話」が出来ており、何か悩み事や相談事があれば必ず「話し合い」や「相談」を行い、相手のことを思いやり尊重し合いながら「相互理解」をしてきたからなんだなと。
もちろんこれだけが全ての答えではなく、夫婦が幸せと思える形はたくさんあると思います。
僕にも夫婦仲良くやっている友人がいますが、彼らの考え方や夫婦のスタイルは僕にとってはマジか?と思うようなことでもありますし。
例えば…
- 夫婦のお財布事情はお互い知らない。
- もしお金が足りないとなった時は、夫からもしくは妻からお金を借りるというスタイル、当然返済が必要だとか。
でも、お互いに納得し合って夫婦生活を仲良くやっています。
人それぞれなので、お互いが納得しているなら何でもいいのですが、それでも僕は会話してちゃんと必要な時は話し合って、お互いがお互いを理解し合うことってホントに大切だと思います。
と同時に、僕自身これからもずっと心がけていきたいと思っていることです。
話し合いが出来ていれば炎上しない
僕が今までに色んな友人や知人から聞いている話の中で、夫婦のモメごととしての発端を見てみると「話し合いが出来ていなかったから」もしくは「相談できていなかったから」というのがメチャクチャ多いです。
例えば、独身時代からギャンブルが大好きだったのに、結婚してからというもの毎月ギャンブルに使えるお金はたったの1万円になってしまった…。
1万円なんて負けた時は数十分でなくなるのに、これじゃあギャンブルが出来ないじゃないか。
とは言え、勝った時は妻のために家族のために色々プレゼントを買ったり美味しいものを食べに連れて行っていったりしている…
勝ったお金は全て自分のものにはならないって、それは理不尽じゃないか!
という思考回路になる人がいました。
仮にこれをA君としましょう。
まぁ、言っている意味は物凄く分かるんですけど…。
それからA君は、負けた時はいつも通りに負けたと言い、勝った時でも負けたと言って稼いだお金はへそくりのように隠すようにしました。
そのお金は、違う日に再度こっそりギャンブルにつぎ込むか、よろしいと思われないもの(飲み屋のねーちゃんのプレゼントとか)に捧げてしまう等々に向かってしまったんです。
(勝ってお金があるにも関わらず、奥さんはA君から負けたと聞いているので、A君はもうその月はギャンブルに行けないと思っているわけです)
で、いつしかそんなのを続けている内にこっそりやっていることがバレて大ゲンカの大炎上…といった感じです。
こういう話しって良く聞きませんか?
独身の時はいくら負けても自分のお金だったので全て自由にできたのに!という主張も分かります。
1万円しか使えなくなったのに、勝って1万円が5万円になった時も全て自分で自由に使えるお金にならないのはおかしい!という主張も分かります。
もし仮に上記の主張をしても妻は全く聞く耳をもたないから、だから隠すしかなかったんだ!と言いたい気持ちも分かります。
こういう話しをすると、「だから結婚って面倒だからしたくないんだよなー」と言いたくなる人もいると思いますが、今回の内容とはちょっとズレていきそうなので置いておきます。
話しを戻して、奥さん側に結局何がイヤだったかを聞くと、
- 勝ったお金を隠して使っていたこともイヤだけど
- 勝ったお金をギャンブルにつぎ込んで消費してしまったことも、飲み屋のねーちゃんのプレゼントに消えてしまったこともイヤだけど
一番は、「ちゃんと話してくれなかったことがイヤ!」という結論に落ち着くのがほとんどです。
奥さんが聞く耳を持たないから…と思いたくなる気持ちも分からなくはないですが、そこは頑張ってちゃんと話し合いをしておくべきだったんです。
もしちゃんとお互いに話し合いが出来ていたら…きっとこんな大炎上にはならなかったのではないでしょうか。
世の男性に言っておこう! 世の女性は結婚したら夫は全て洗いざらい話すのが当然!と思っている事実
あっ、もちろん統計を取ったわけじゃありません。僕が今までに色々聞いてきた話しをまとめただけです。
でも思ったのは、「夫は洗いざらい全てを話すのが当然」と思っている女性がほとんどでした。
そして、「ちゃんと話して相談してくれてたら、もっと答えは変わっていたのに…」とも。
先程の例で言うならば、
- ギャンブルで使えるお金をもう少し増やしてほしい
- 1万円になったから、勝った時のお金は自由に使えるようにしてほしい
などを事前に話し合って、ちゃんと理解を得られていれば良かったというわけです。
でもそうなると、「そんな簡単にうまくいかないから隠してやったんじゃー!」と言われそうですね。
もちろんそう思うのは仕方ないんですが、それは自分のことだけ考えて言っている言い分だから、うまくいかなかったと言えるのではないでしょうか。
- ギャンブルで使えるお金をもっと増やして!←自分のことだけです。
- ギャンブルで勝ったお金は全て自分のもの!←自分のことだけの発言です。
そんな言い方をして、「いいよ~」なんて言ってくれる都合の良い女性はそんなにいません。
では、巷で男性が、「幸いものすごく理解をしてくれる妻で…」と言ってるのを聞いたことがある人もいると思いますが、一体この差はなんなんでしょうか。
そうやって発言する男性の隣にいる女性が素晴らしい人だったのでしょうか。
もちろんその可能性もありますがほとんどはそんなはずがなく、男性側からちゃんと向き合って、「奥さんと話し合うことで理解してもらっていた」ということです。
まれに何でも受け入れます!みたいな人もいるとは思いますが、それはホントに稀でしょう。
ちゃんと自分のことも相手のことも考えて話した上で、理解してもらっているだけなんです。
そうやってなんでも話してくれるのが当然と女性側が思っているのに、それを話すこともなく相談することもなく隠してやってしまった上にそれがバレたとなると、裏切られた…みたいに思ってしまい大炎上になるわけです。
明確な根拠があるわけじゃありませんが、これは僕の知人が起こした確かな事実でもあります。
結局は思いやりの一言にたどり着いてしまう
大炎上する前に隠してコソコソやってしまう前に、話し合いをして、ちゃんとお互いがお互いに納得できるようなポイントを見つけて、やっていくのが大切ですよ!
こういう話しをすると、決まってたどり着くのは相手への思いやりの気持ちの話になってしまいます。
もし「んん?」となる方は、こちらの記事をぜひ読んでみてもらえれば▼
- どうして人は思いやりの気持ちを忘れるのか?
- どうして人は思いやりの行動が大切と頭では分かっているのに出来ないのか?
- 思いやりの気持ちに気付くにはどうしていけばいいのか?
そういったことを書いています。
今までの話だけを聞くと、結婚って超しんどいやん!って思ってしまう人がいるかもしれません。
自分のことを全て最優先に考えるだけの人には、大変だししんどいのかもしれません。
だって、自分のことだけ考えてうまくいく結婚生活なんて聞いたことがないし、結局はパートナーと折り合いをつけて進めていかないといけないこともしばしばあるからです。
この記事はすでに結婚した人に向けて、さらに言えばうまくいっていないことがあれば、ほんの少しでも改善出来るキッカケが出来たらいいなという思いで書いています。
結婚したいな、結婚生活ってどうなのよ?って人にはあまりピンと来ない話しかもしれませんが、結婚生活をしていく上で「思いやりの気持ち」を持たないままに続けていくことは本当に大変なので、その想いにも早く気付いてほしいなと思っています。
相互理解云々の前にそもそも話し合いどころか、会話すら機会がない!なんて人へ
相互理解し合うためには、ちゃんと話し合ったり相談したりする必要があります。
でも、それ以前にそもそもそこまで会話がないから、そんな展開になっていかないという人もいるかもしれません。
会話が少ないのに、いきなり改まって「話しがあるねん」なんて言えないですよね。
そんな人にこんな方法はどうかなと思っています。
「おはよう」「おやすみ」「行ってきます」「行ってらっしゃい」「ただいま」「おかえり」を顔を見て伝える
朝始まった時の「おはよう」と夜寝る時の「おやすみ」を。
仕事に行く時の「行ってきます」と「行ってらっしゃい」を。
帰ってきた時の「ただいま」と「おかえり」を。
これをお互いの顔を見てまずは伝え合うんです。
面と向かって話し合うことを忘れてしまった時には、少し強制的だったとしてもまずはちゃんと顔を合わせて話すキッカケを作る必要があります。
ちなみに、僕と妻の場合は、これにプラスしてハグかハイタッチが必ずあります。
これが習慣化することが出来れば、「あらっ、今日は早かったのね!」なんて自然に言葉が出てくるかもしれないし、「今日は残業しなくて済んだからね」なんて会話が続くかもしれません。
仕事の上での強制的な挨拶は面倒なこともありますが、お互いに自然と出てくる挨拶の言葉は大切ですからね。
そこから少しずつ会話が出来たり、話し合いが出来るようになっていけば、まず夫婦間で大炎上なんてものはなくなっているはずです。
最後に自分の話 / まとめ
2015年の5月頃、「今働いている仕事を辞めたい」と僕は妻に相談しました。
辞めたい理由は、
- 超ブラック企業だったから
- この先5年も10年も同じ状況のままでは仕事が続けられないと思うから(月間勤務時間が長すぎて体力的に持たないと思っていた)
- ブログを通して自分で仕事をしていきたい
などです。(もっとちゃんと話してますが…)
自分で言うのは何ですが、妻はどれ程僕が身を粉にして働いてきていたかを間近で見ていたので、辞めることには何一つ反対しませんでした。
でも、ブログで自分で仕事をしていきたい!と言ったことには、少し不安を煽ってしまったようでした。
今まで確実に30万円ぐらいもらえていたお金がいきなり0円になるわけですから、そりゃそうです。
大きく口に出しては言わなかったとしても、今のマンションの家賃も払っていけるのか?と思うのも、当時の僕ですら当たり前の感情だと認識していました。
もしここで僕が、素直に自分の想いを伝えたとして、でも自分のことだけを考えた伝え方をしていたら…
もしかしたらこのブログは続いていなかったかもしれません。
その当時僕がやりたかったことはブログでの仕事です。
そこで、不安に感じている妻を横目に見つつも「何で俺の想いを理解せーへんねん!」みたいに言って突っ走ってしまっていたら、今のように理解してくれることはなかったかもしれません。
だから僕は一旦の期限は年内、それがムリでも失業保険を含め確実に収入が途絶えるまでにブログで生活が出来る程になることを条件に、妻と話し合いました。
………
結果的に、僕は「ブログだけ飯」は一旦諦めサラリーマンになりました。
そう、自分と妻の中で話し合った期限内に生活出来るほどの収入を得ることは出来なかったんです。
男として目標を決めたことさえも出来なかったこと、恥ずかしいですよね。
僕も少しばかり恥ずかしいと思いました。
でも、そういうのって男が勝手に恥ずかしいと思っているだけのものであることも分かりました。
妻は僕がブログですぐに結果を出せなかったことに対しては何も思っておらず、むしろ適当にやってたわけじゃないことをしっかり見てくれていたようでした。
サラリーマンになってからは当時よりも給料も減りました。
でもその分自分に費やせる時間は大幅に出来たので、引き続きブログの更新は続けました。
夫婦で仲良くテレビを見ることの出来る時間に、僕はせっせとパソコンの前に向かってキーボードをかきならしているわけです。
そして今、会社員をやりながらブログを書くというスタイルで、晴れて「ブログと共に飯」(←勝手に命名)を続けられているんです。
まとめと言いながら話が長くなりましたが、結局何が言いたいのかというと、
話し合いが出来る夫婦はちゃんとお互いがお互いを支え合える
ということです。
仕事を辞めた時は自信にあふれていました。
ブログで収入を得るぞー!と言って毎日記事を書き続けている時も、思うようにアクセスが伸びず収入も得られず不安になっていきました。
自分が想像したはずの形が全くたどり着けず、さらに不安になっていきました。
自分で決めたことなのに、それさえもうまく出来ない自分に恥ずかしさを覚えました。
でも、ちゃんと話し合って理解した上でやっている行動だったので、その後の結果がどうであれ常に妻は支えてくれたんです。
果たして、これが自分のことだけを考えて、「俺は仕事を辞める!ブログで収入を得る!お前の意見は聞かんけど黙って見とけ!」みたいに突っ走っていたらと思うと…
恐怖でしかありません。
だからというわけでありませんが、僕はいつも誰に対しても妻のことを「素晴らしい素敵な人だ」と言っています。
自慢をしたいわけでも自分たちの仲が良いアピールをしたいわけでもありません。
そう思えたりそう考えられる根底には、ちゃんと夫婦で会話をして、話し合ったり相談したり、お互いに理解し合っている事が大前提にあるということです。
それが夫婦ってものだと、僕は思います。
こんな風に考えてみると、結婚って全くの赤の他人だったはずの人と人が結ばれて、たくさん思いやって思いやられて生きていくものなんだと、何だか不思議な気持ちになりますね。
結婚ってどやねん?って感じている人でも、これほどに心の成長を遂げていくことが出来るものなんだということを感じてもらえるのではないでしょうか。
結婚生活ってメチャクチャ楽しいですよ!
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