どうもNon太(@LoveWifeLives)です。
世の中の人たちはどうして結婚したのでしょうか。
- 相手のことが大好きでずっと一緒にいたいと思ったから。
- 自分のことを支えてくれると思ったから。
- この人なら自分を幸せにしてくれると思ったから。
- 親が結婚しろとうるさかったから。
- 子供が出来たから。
- 働きたくなかったから。
- 子供が欲しかったから。
例えばを考えてみるとキリがないほどに様々な理由が挙がってきます。どれもが過去にどこかの誰かが言っているのを耳にしたことがあるフレーズ達ですが。
いざ結婚しても、「結婚して良かった!」よりも「結婚したら…〇〇が出来なくなる」とマイナスの発言をする人の言葉を聞くことの方が多かったのも事実。
で、改めて考えてみました。
- 結婚って一体何なんやろ?
- 何でみんな結婚するんやろ??
- 結婚したい理由は何なんだろう???
と、考えれば考えるほど訳が分からなくなってきたので、自分自身に照らし合わせてシンプルに考えてみると、結婚とはやっぱりこれなんだという想いに至ったんです。
結婚とは、自分本位の心、自分のことばかりを考えてしまう心に気付かせてくれるもの。さらにはその心を改めさせてくれるもの。
世界で一番良く効く薬のようなものです。
そして、その心に気付き改めていくことが新しい幸せへの第一歩。
僕はそんな風に感じています。
ここでは結婚はした方が良いとかしなくても良いということを議論するつもりはありません。人それぞれたくさんの価値観を持ってますから、そこを否定したり言い合ったりするつもりは毛頭ないんです。
ただ僕は結婚は素敵なものという価値観を持っているので、自分の状況に照らし合わせた話しをしてブログで発信しているだけのことです。
と言いつつも、結婚する時の理由は自分の気持ちに忠実でも良いと思う
と偉そうなことを言ってますが、実は僕自身が結婚するのを決めた時の理由は結構曖昧。
こんな風に思ってました。
でも妻は昔から20代の内に結婚したい夢があったと言い、僕に何度も何度もその話しをしてきました。
それをいつも何となく聞いてるようで聞いていないようにかわす僕。
さらに僕たちは遠距離恋愛。月に1度や2度ぐらいしか会えません。
最終的には5年半ぐらい付き合った後の結婚でしたが、その合間には仕事に追われる日々で年に1度しか会えない年もありました。
いつまでたっても結婚の話しは平行線。僕の仕事の忙しさも平行線。
いつしか妻の我慢は限界に近付くと同時に僕の焦りもギリギリ。
そして想いが爆発する前に、面と向かってお互いの気持ちを話し合いました。
結婚したい気持ちは一緒。
今したい妻ともうちょっと後でもいいと思う僕。
涙する妻、焦る僕。
落胆する妻、それを見てやっと重い腰を上げた僕。
こうやって僕たちの結婚の話しは始まっていきました。
こう振り返ってみると、どの口が「結婚は自分本位な考えを改めて…」なんて言ってるねん!と思うかもしれません。
でも本当は、だからこそなんです!
僕の結婚の始まりはこんな感じだったわけで、結婚しようと思った時、この人のことを支え自分本位な心を変えていこうと思ってしたんじゃないんです。
今の妻と結婚したいという純粋な気持ちは持ってたものの、あのタイミングで結婚したのは妻からの勢いがあったからというのは間違いありません。
だから、結婚をしようと思う時の理由は自分本位な気持ちがあっても(純粋に好きや一緒にいたい、この人となら辛いことも乗り越えられそうという気持ちなら)、全然良いと思うんです。
それがいつしか妻の心を知り、相手を想う心を知り、一人でいた頃の自分よりも何倍も何十倍も幸せな気持ちを感じられるようになりました。
結婚しようとする時の理由は「この人とだったら幸せになれると思うから」、「ずっと一緒にいたいから」、「彼女に押し切られて」、「彼がしたいって言うから…」などなど、純粋な気持ちさえ根底にあれば何でもいいと思います。
自分本位の考え方、自分のことばかりを考えてしまう心に気付けたらどう変わっていくのか?
僕が言う自分本位の気持ちや自己中心な考え方をしてしまっている自分に気付いていくこと、一言で言えば思いやりの心を持つという言葉に出来るかもしれませんが、そうなることで実際にどう変わっていくのか?
最近の出来事で面白いエピソードがあります。
実は結婚してから使い始めたので、まだ2年半程しか使っていない冷蔵庫の調子が急に悪くなり、あわや買い替えの大惨事という事件が起きました。(いまだに解決してないけど…)
仕事に出かけて家に戻ってきたら故障のランプが点灯しているって…何もしてないのに故障なんて、誰もがそんなバカな!って気持ちになるでしょう。
これが1,000円で買い替えられるものなら別ですが、冷蔵庫となると10万は越える買い物ですからなおさらです。
そんな中、妻は言いました。
と。
だから僕は返しました。
と。
別に物に対して言葉を発してることを取り上げたいのではありません。
自分中心に考えてしまう心に気付けるようになるとどうなっていくかというと、自分が行った行為を振り返るようになるんです。
なにか出来事が起こった時に、まずは自分のやってきた行動を振り返ることから始められるようになります。
今回の話しでも、僕らが冷蔵庫に「ありがとう」を伝えなかったから壊れれしまったなんてそんなわけがないでしょう。
でも、冷蔵庫のケア(定期的に掃除するとかそういうこと)をしなかったから故障した可能性は大いにあります。
それが「冷蔵庫にはいつもありがとうって言ってなかったね」という言葉に置き換えて話しているわけです。(と言いつつ、リアルにいたわる気持ちも持ってるけど)
これがもし、自分本位の気持ちばかりが先行した時にはどうなるでしょうか。
※僕が購入していた冷蔵庫は東芝製でした。
まずこういう心理になりますよね。
何か不具合が起きるようなムチャクチャな使い方はしてません。朝仕事に行って帰ってきたら壊れてたんですから。
でも、残念ながら東芝を責め立てようが怒声を浴びせようが壊れた事実は変わらないんです。
後は、その起こったことに対してどう感じどう対処していくか。
スピリチュアルな感じに言えば、物にも心があると言われます。
「ちゃんと物にも感謝の気持ちを持って大切に扱わないといけないよ!」ということを、忘れかけていた僕たちに気付かせるために冷蔵庫は壊れたのかもしれません。
「何をバカなことを言っているんだ」と思うかもしれませんが、こんな風に考えられる方が、イライラして自分は何も悪くないのにといつまでも腹の虫が治まらない気持ちでい続けるよりも、よっぽど穏やかに楽しく生きられます。
やってみれば分かりますよ!
自分中心の考え方をやめてみると、同じ出来事でも180℃違うものの見方が出来るようになってきます。
それに気付いて新たな幸せを感じられるようになった
結婚してからというもの、一度も結婚しなきゃ良かったなんて思ったことはありません。
でも、1年前までの仕事に追われ自分のことだけで精一杯な日々を過ごしていた時から、仕事を辞めて時間に少しゆとりを持って生活が出来るようになったことで、自分の気持ちや妻のことはもちろん人への気持ち、そういったものを考えていけるようになりました。
以前よりも圧倒的に稼ぎは減ったものの、物事の捉え方や感じ方、そういったものが違う視点で見られるようになって、いつの間にか自分が感じる幸せ度は高くなっていたんです。
言葉だけでは表現しきれないけど、とにかく今の方が楽しく過ごせているし、悲観的なこと(今回の突発的な冷蔵庫の故障みたいなこと)があってもすぐに自分の行動を振り返り、結果的に前向きな考え方で過ごせるようになっています。
幸せ度が高くなったというよりも、新たな幸せの感じ方が出来るようになって、それは今までのものよりも何倍も感じられているというのが正しい表現かもしれません。
結婚とは、、、 / まとめ
結婚をしなければ絶対にこんな気持ちになれないと言いたのではありません。
むしろ、絶対に結婚しなきゃいけないなんて理由は一つもないですし。
自分のやってきた行動を振り返るということが出来れば、友人であっても先輩でも後輩でも、色んな人がたくさんのことに気付かせてくれることがあるはずです。
ただ、僕の場合は結婚生活をすることで気付いていけただけです。
毎日一緒にいて毎日話しをするパートナーの存在の方が、より一層たくさんのことを気付かせてくれたということ。
結婚ってなんでするんやろ?、何で自分は結婚したいって思ってるんやろ?って感じている人には、もしかするとぼんやりした話しにしか聞こえないかもしれません。
いや、そもそも結婚してないからイメージ出来ひんし!と思うかもしれません。
そんな時はまずはたくさんの人に出会って、何か出来事が起こった時、良い時も悪い時も自分のやってきたことを振り返ることから始めてみるといいかもしれません。
そうやって人と出会っていく中で、いつしか”好き”と思える気持ちが出てくる人に巡り合うかもしれませんし、その時には自分の気持ちのことだけを考えてた自分から変化があるかもしれません。
もしかすると”好き”が出てくる方が先にあるかもしれませんし、それがキッカケで今までの自分の行動を振り返られるかもしれません。
僕は結婚して妻と一緒の時間を共有することで、自分のことばかりを考えてしまう生活が少しずつ変化していきました。
やっぱり夫婦円満の秘訣はこれなんですね。
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