小さい頃から「今日晩ご飯に食べたいものはなに?」と聞かれるとハンバーグ師匠ばりに「ハンバーーーーグ!」と答えていた、それぐらいハンバーグが好きなNon太(@LoveWifeLives)です。
さて、関西に8店舗ほど出店している「グリルキャピタル東洋亭」という洋食屋さんをご存知でしょうか。
1897年創業と100年以上の老舗のお店なんですが、ここのハンバーグが超絶品なんです。
今回はその中で京都のポルタ店(京都には本店があるのに本店ではない…)でランチをしてきましたので、そのレポートをしたいと思います。
グリルキャピタル東洋亭 ポルタ店はこんなお店
JR京都駅を降りて地下に降りると、ポルタ地下街が広がっています。
そのポルタ地下街のダイニングゾーンの一番隅に東洋亭 ポルタ店はあります。
▼ポルタ地下街のフロアマップ
上記フロアマップの一番左上、⑭がグリルキャピタル東洋亭ポルタ店です。
行列必至のお店
この日は土曜日でした。そしてポルタ店のオープンは11:00から。
到着したのは11:15頃でしたが、すでにこの時点でお店は満席で店の外にイスが用意されて待っている人が10人ぐらいいました。
オープンの一巡目が入店したので、あと10分~20分すれば入れるだろうという想定で僕たちも列に並びましたが、その後もどんどん列は長くなり、しまいには用意しているイスだけでは足りず立って待っている人が出るまでに列は伸びていました。
少し回転率は悪そうに感じましたが、それでもオープンした瞬間から行列が出来るのは人気店の証でしょう。
写真を撮っていないのが残念。
メニュー
入口横にはメニューが飾ってます。
▼デジタルサイネージでもメニューが表示されてました。
▼コブサラダ
このコブサラダは着席してから貰えるメニューに載ってます。
東洋亭は店舗によってはオリジナル?のメニューがあるらしく、例えばポルタ店にはあるけど梅田店にはないというようなメニューが存在するんだとか。
そしてポルタ店で出している1つがこのコブサラダなんだそうです。
その他どこの店舗にどんなメニューがあるかまでは分かりませんが、サラダで1,410円とはなかなか強気なお値段ですね。
▼ランチメニュー
ランチメニューにはAランチとBランチがありました。
Aランチは丸ごとトマトサラダ&お好みのメインメニュー&バケットorライスが付いてきます。
BランチはAランチにさらにコーヒーor紅茶orカモミール&お好みのデザートが付いてきます。
お好みのデザートは、
- モンブラン(+100円)
- マンゴータルト(+50円)
- チョコレートケーキ
- プラリネジェラート
- キャラメルショコラ
- レモンロール
- ミルクレープ
- 苺のショートケーキ
- 百年プリン
- ティラミス
から選べるみたいです。
王道で一番スタンダードな東洋亭ハンバーグステーキ(Aランチで1,320円)のほか、フィレビーフのカツレツ(Aランチで2,260円)やエビフライ(Aランチで1,680円)なんかまでありました。
ちなみにフィレビーフのカツレツは超絶品らしいので、今回は食べませんでしたがいつか挑戦したいですね。
店内
カウンターはなくテーブル席のみです。が、隣の席との間隔がかなり狭め。
でも、ポルタ店は約2年前にリニューアルした店舗らしく、店内は綺麗だったし洋風の異国情緒漂う雰囲気が確かに感じられました。
▼容器がいちいちオシャレ
▼この木の板にハンバーグの鉄板を乗せるんだそう
▼ナイフやフォーク入れなんかもオシャレです
東洋亭ハンバーグステーキと和風ハンバーグステーキを注文!
とまぁ、かなり長い前置きはこれぐらいにして、実際の料理がどうだったかに移りましょう!
僕は王道の東洋亭ハンバーグステーキ、妻は過去に食べたことがあるらしく食べたことのなかった和風ハンバーグステーキを注文しました。
2人ともAランチです。
▼丸ごとトマトサラダ
AランチでもBランチでも注文すれば必ず付くトマトサラダがまずは運ばれてきました。
トマトの表面の皮は綺麗にむかれています。
▼中身を割ってみます!
イイ感じです!ちなみに、写真に写っている白いのはツナの入ったドレッシングです。
トマトの酸味とツナとドレッシングの味が絶妙にマッチしてて美味しい!この時点で否が応でもハンバーグに期待が高まってしまいますね。
▼10分ぐらいしてハンバーグが到着
東洋亭ハンバーグの特徴として、アルミホイルに包まれたままで運ばれてくるんです。
東洋亭ハンバーグステーキ
ではまず東洋亭ハンバーグステーキの全貌から。
▼ナイフでアルミホイルを開けます
出ましたハンバーーーーグ!
ソースがたっぷりかかってて濃厚そう。アルミホイルを開けた瞬間、ハンバーグの匂いが拡がりました。
▼接写で!
▼中はこんな感じ
中にまでしっかり火が通っています。いや、美味しそう。
ということで一口運びました。
美味しいー!
メチャクチャ肉厚だしそれでいて柔らかいしジューシーだし。
家で食べるようなハンバーグとは似ても似つかない美味しさが感じられました!
▼シチュー肉も入ってます。
ホームページによると、これはシチュー肉なんだとか。まぁ、これは普通においしかったぐらいで。w
▼隣に添えられているジャガイモも絶品!!
これは多分北海道産だったはず。
で、バターが加えられてるんですが、このジャガイモも絶品でした。
嬉しかったのはマーガリンじゃなくバターだったこと。
マーガリンのあの変な感じの味が好きじゃないので、バターを使ってるのはありがたかった。
東洋亭ではパンに塗るものもちゃんとバターを提供し、マーガリンは一切使ってないそうです。
皮ごと全部食べられるので食べましたが、さすがにジャガイモを1つ丸々食べるとお腹が膨れました。w
和風ハンバーグステーキ
続いて和風ハンバーグステーキ。
こちらはアルミホイルに包まれた状態ではなく、普通に運ばれてきます。
隣にあるのはバケット。
▼和風ハンバーグステーキも美味しそう!
ハンバーグには目玉焼きが乗ってるし、隣にはちゃんとジャガイモも添えられています。
ハンバーグ自体は同じだと思いますが、これに和風ダレを付けて食べるということですね!
こちらは妻が頼んだものなので一口だけ食べましたが、タレがかなり濃厚な濃いめの味で、濃い味大好きな僕にはメチャぴったりでした。
こんな和風ダレを家でも食べてみたい…。
▼バケットはおかわり自由
ちゃんとマーガリンではなくバターが添えられてました。
▼使われているバターと同じものはコレ。
東洋亭ハンバーグステーキも和風ハンバーグステーキもかなりのレベルでホントに大満足のランチが出来ました。
グリルキャピタル東洋亭の裏話
ここまで読んでくれた方だけに1つ、グリルキャピタル東洋亭の裏話をご紹介します。
これだけのクオリティで大人気のグリルキャピタル東洋亭なのに、店舗は関西圏にしかありません。
関東に出店しても恐らく大人気になるのは間違いないはずなのに出店していない…果たしてこれはどうしてなのでしょうか。
実は、関東にあるお店「つばめグリル」というお店を知ってますか?
ホームページを見てもらえれば分かりますが、アルミホイルに包んで出す提供方法も、見た目のハンバーグも東洋亭とそっくりなんです。
どうしてこれだけそっくりかというと、実は東洋亭がつばめグリルに教えてもらったからなんです。
いつかの東洋亭の社長が東京に行った時、つばめグリルで食事をしました。
その美味しさに感動した社長は、つばめグリルに何とかレシピを教えてもらえないかとお願いしました。
つばめグリルは、「絶対に関東圏には出店しないという約束」が守れるなら教えようとなったんだとか。
そうやって、つばめグリルから伝授されたレシピをもとに東洋亭のハンバーグは作られているんです。
関東圏に20数店舗を構えるつばめグリルですが、関西圏には一店舗も存在していません。
東洋亭が関東圏に出店しないのと同様、つばめグリルも関西圏には出店しないようにしているんだそうです。
つばめグリルの人が東洋亭の人にレシピを伝授する際、お互いに競合となる地域には出店しないという取り決めを今でもキチッと守り続けているわけですね。
創業としては東洋亭の方が老舗ですが、今のトマトサラダ&ハンバーグの定番メニューはここ10年20年なんだとか。
これこそが両店舗の見た目も味も似ている所以です。
なので会社は全く別ですよ!
グリルキャピタル東洋亭のハンバーグ / まとめ
たまに外でハンバーグを食べると、「これってなんか家のハンバーグ食べてるみたい」って思うことがあります。
決して家のハンバーグが美味しくないわけでも、そのお店のものがまずいとかでは一切ないものの、なぜか外で食べるというだけで期待値を上げてしまう自分がいます。
そんな期待値をはるかに超えたハンバーグを食べられたのがグリルキャピタル東洋亭でした。
あの肉厚感は一度食べたら忘れられない最強の一品です。
ぜひ関西の人はグリルキャピタル東洋亭に、関東圏の人はつばめグリルへどうぞ!
【店舗名】 グリルキャピタル東洋亭 ポルタ店
【住所】 京都府京都市下京区鳥丸通塩小路下ル小路町902 京都駅前地下街ポルタ内
【電話番号】 075-343-3222
【営業時間】 11:00~22:00
【定休日】 不定休(ポルタに準ずる)
食べログ ⇒グリルキャピタル東洋亭 ポルタ店
公式ページ⇒グリルキャピタル東洋亭
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