2016年ももう半年が過ぎようとしてますが、この半年だけでも芸能関係で色々と浮気や不倫や離婚といったニュースが世間を騒がせていますね。
ゲスの極み乙女の川谷絵音さんとベッキーさんの不倫騒動だったり、乙武さんの不倫騒動だったり、一番最近では元ファンキーモンキーベイビーズのファンキー加藤さんの不倫騒動が記憶に新しいでしょうか。
みんな不倫です。浮気です。
僕の友人や知人にも、浮気がバレて夫婦の危機だとかすでに離婚してしまった人たちがいます。
どうして結婚すると、パートナーじゃない他の人に目移りするような気持ちが湧いてくる人が多いんでしょうか。結婚してなくても付き合ってる時でも同じですけど。
一方で、そんな不安や不満が一切なく夫婦がうまくやっている人たちもたくさんいます。
僕自身も今はそんな不安も願望もなく穏やかな毎日を過ごせているわけですが、どうして若い頃は女の子のお尻ばっかり追いかけていたはずの僕は、今の妻と出会って全く浮気に興味がなくなったんでしょうか。
正直明確な答えはないと思いますが、僕の過去の事と共に少し自分の体験を語ってみようと思います。
事あるごとに女の子の事ばかり考えてた過去
まだ僕が10代後半や20代前半頃、お金はなくても勢いはあったので、その勢いに任せて付き合う付き合わないは別にしても女の子と出会う機会がたくさんありました。
顔が格好良いわけでもないし背が高いわけでもない至って普通の男でしたが、勢いとノリで若い頃は何とかなるものだったんです。
気付けば周りには同じような考え方で勢いとノリが合う友達がたくさん出来ていました。
「赤信号、みんなで渡れば怖くない」とは良く言ったもので、それからはその友人たちとタッグを組むように女の子のお尻ばっかり追いかける日々。w
具体的な話は控えるとしても、とにかく事あるごとに女の子の事ばかりを考えていた過去がありました。
自覚できるほどにたくさんの人を傷付けてしまった
こうやって女の子のお尻ばっかり追いかけていると、そりゃそれだけたくさんの人を傷付けまくってしまったと思います。
相手は想っていてくれたかもしれないのを適当にあしらってしまったり、面倒くさいってことでいきなり連絡を取るのをやめてしまったこともありますし…。
とにかくよろしくないことを色々とやってしまいたくさんの人を傷付けてしまったと思います。
傷付けることが分かっているのに辞められない道
あなたの目の前に100mの道があるとします。
その100m先には崖があって、もしその道を進んだらその崖を飛び降りないといけません。
崖を落ちるまでの100mには、あなたの大好物の食べ物がたくさん食べられるし、大好きな女の子ともたくさん遊べます。楽しい非日常が待っているわけです。
その代わり、崖を落ちたら80%の確率で骨が折れます。打ち所が悪ければ大事故になります。
でも20%の確率でマットの上に降りられるので、その時は骨は折れずに済みます。
ちなみに、崖を飛び降りるのはあなた自身ではなく、あなたのパートナーが飛び降りることになります。
あなたはそれでもこの100mの道を進みますか?
普通に考えたらそんな道進むわけがないと思いませんか?
男目線で言うと、自分一人が美味しいものを食べられて女の子とたくさん遊べたとしても、その代償は自分のパートナーが80%の確率で大けがをするかもしれないわけなんですから。
この状況って浮気や不倫と似ていると思います。
どれだけ時間をかけて100mを進むかは個人差がありますが、崖を飛び降りるまでは自分の欲求が満たされる楽しい楽しい時間が過ごせます。
でもその道を進んだ時、言わゆる不倫に走ってしまった時、あなたのパートナーは崖から飛び降りないといけません。
要するに不倫に気付いた時にはひどく傷付くでしょう。
実際に不倫や浮気が発覚する確率なんて知りませんけど、20%の確率ぐらいでバレないままに、何もなかったかのように過ごせることが出来るかもしれないといったぐらいでしょうか。(妻に聞いてみたら50%ぐらいじゃないって言ってましたw)
不倫って、ほぼ間違いなく骨が折れる(相手を傷付ける)ってわかってるにも関わらず、それでもその100mを体験したいがために進むことを止められない道なんでしょうか。
結局は自分本位な考え方じゃないかと思う
この記事(「結婚生活がうまくいくためには?」の回答に多い「思いやり」について。深く考えて出たたった一つの答え)にも同じようなことを書いてますが、やっぱり夫婦生活や夫婦関係の行きつく先は、自分本位な考え方を優先するか、相手を思いやる行動が出来るかどうかなんだと思います。
相手がケガをすることが分かっているのに止められない。
本能だからという理由を付けて、仕方がないことにしようとする。
結局は自分本位に考えてしまうからなんですよね。
それに気付いたら浮気だ不倫だって、ホント興味なくなりますよ。w
いつしか傷付けた分だけ傷を癒す人になりたいと思うようになった
僕はこのことを客観的に考えられるようになり、不倫をしたいだとか女の子のお尻を追いかけたいというような興味は消え失せました。
結婚生活とは無限大に膨らみ続ける風船のようなものです。
夫婦でいることが楽しいと、こんなに自分以上に大切にしてくれる人がこの世にいるんだなと実感する生活ができて、気付けば新しい命が生まれてまたこんなに大切にしたい人が出来て、幸せが無限大に膨らんでいくのが結婚生活でしょう。
浮気だ不倫だって、その風船に一瞬にして針を刺すようなものです。
先ほどの例で出したように、楽しい100mを進んだ後、崖を飛び降りるのは自分じゃなくパートナー。自分の情事で周りの人を振り回しているにも関わらず、けがをするのは自分じゃなくパートナーです。
僕は今の妻と出会うまでに、十分過ぎる程にたくさんの人を裏切って傷付けてきた過去があります。
そんな軽々しいものじゃないかもしれないけど、傷付けてきた分ちゃんと反省して、夫婦関係のことで悩んでいる人の気持ちが楽になっていくためのお手伝いが出来る人になりたいと思うようになりました。
結局はコソコソしながら生活するのがしんどいんですけどね
色々言ってますが、結局のところコソコソしながら生活するのがしんどいんです。
例えばパートナーと一緒にいる時にスマホがピローンとなり、仮に浮気相手や不倫相手だったらどうしよう?って思うのとか、バレないように連絡を取り合ってる痕跡を毎回消すようにするだとか、匂いが付いていないかどうかを気にするだとか、もうそういうのがとにかくしんどい。
普通一緒に生活してたらバレますって。w
そんな”コソコソしながら生活して得られるもの”を考えるよりも、僕は妻と一緒に出掛けるための楽しい場所を探したり、見つけた場所に一緒に出掛けたり、同じ時間を同じだけ一緒に過ごせることを考えてる方がずっと楽しいですよ。
後は一度やってみると分かると思います。
不倫や浮気に興味がない理由 / まとめ
最近何かのテレビ番組で、いい歳をしたおじさんがドッキリでインタビューを受けているという番組を見ました。
その時に「奥さんとは仲良いんですか?」みたいな質問をインタビューアーだったロザンの宇治原さんは聞きました。
するとそのおじさんは、「めっちゃ仲良いですよ~めちゃ好きですもん~」なんて答えてました。
ドッキリなので別室でインタビューを見ていた奥さんは、笑いながらも嬉しそうな顔をしていました。
その夫婦にはもう結婚して子供のいる娘さんがいるのですが、そんな娘さんも親夫婦を見て笑ってました。
やっぱりいいものですよね。親が仲良しの家族って。
明確にこれだから!という理由にならなくとも、何となく話したい雰囲気は伝わるんじゃないかなと。
僕はこれからももっと無限大の風船を大きく膨らませていこうと思います。
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